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使わなくなったスマートフォンを売るなら、
メルカリと買取店のどちらが高く売れるのでしょうか。
そこで今回は、スマートフォン買取で知られる「イオシス」の公式買取価格と、メルカリで実際に売れている価格を比較してみました。※比較したのは、iPhone 15・iPhone 13・Google Pixel 8・Pixel 7aの4機種です。
先に結論をいうと、今回調べた条件ではイオシスでBランク査定になった場合、4機種すべてでメルカリの実質手取りを上回りました。
ただし、Cランクまで下がるとメルカリの方が高くなるため、「イオシスなら必ず高い」という話でもありません。
この記事では、実際の価格差とあわせて「どんな状態ならイオシスを検討した方がいいのか」まで整理します。

この記事を書いている人です。フリマアプリの新機能や売り方、トラブル対策などを発信中。YouTubeでは約2万人の方に登録いただいています。
なお、私はイオシスでスマートフォンを購入したことはありますが、買取サービスは利用したことがありません。そのため本記事は体験談ではなく、イオシスが公開している買取価格と、メルカリの売却相場をもとに比較しています。
今回の比較条件

スマートフォンは容量や状態によって価格が大きく変わるため、できるだけ条件を揃えて比較しました。
| 項目 | 今回の条件 |
|---|---|
| 調査日 | 2026年10月7日 |
| 対象機種 | iPhone 15 / iPhone 13 / Pixel 8 / Pixel 7a |
| 容量 | 128GB |
| メルカリ | 売り切れ商品の価格から中央値を算出 |
| 除外した商品 | 別機種・容量違い・ジャンク品・明らかな破損品など |
| 販売手数料 | 販売価格の10% |
| 送料 | 520円として計算 |
| イオシス | 公式に掲載されている国内版の買取価格を参照 |
メルカリについては、単純な販売価格ではなく、販売手数料10%と送料520円を引いた後の金額を「実質手取り」として計算しています。
例えば5万円で売れても、手元に5万円が残るわけではありません。
今回知りたいのは「最終的にいくら手元へ残るのか」なので、実質手取りで比較します。
なお、メルカリとイオシスで完全に同一状態の端末を比較することはできません。
メルカリ側には出品者による状態判断の差もあるため、以下の結果はあくまで2026年10月7日時点の参考値としてご覧ください。
4機種を比較するとBランクではイオシスが高かった
今回調査した結果をまとめると、以下のようになりました。
| 機種 | メルカリ中央値 | メルカリ実質手取り | イオシスA | イオシスB | イオシスC |
|---|---|---|---|---|---|
| iPhone 15 128GB | 67,500円 | 60,230円 | 69,000円 | 62,000円 | 52,000円 |
| iPhone 13 128GB | 35,000円 | 30,980円 | 42,000円 | 37,000円 | 29,000円 |
| Pixel 8 128GB | 37,000円 | 32,780円 | 約39,000円 | 35,000円 | 約31,000円 |
| Pixel 7a 128GB | 23,000円 | 20,180円 | 約28,000円 | 25,000円 | 約19,000円 |
注目したいのは、Bランクなら4機種すべてイオシスの方が高かったことです。
ただし、Cランクになると状況が変わります。
いずれの機種も、今回の比較ではCランク価格よりメルカリの実質手取りの方が高くなりました。
つまり、イオシスを利用するか判断するうえでは、「Bランク以上で査定されるか」が一つの分かれ目になりそうです。
iPhone 15 128GB
iPhone 15は、メルカリの売却価格中央値が67,500円でした。
一見するとイオシスBランクの62,000円より高く見えますが、販売手数料と送料を引くと実質手取りは60,230円です。
この条件では、イオシスBランクの方が1,770円高い計算になります。
一方、Cランクの52,000円になると、メルカリの方が8,230円高くなります。
iPhone 13 128GB
iPhone 13は、メルカリの中央値が35,000円、実質手取りは30,980円でした。
イオシスBランクは37,000円なので、イオシスの方が6,020円高い結果です。
今回の4機種では、Bランク時の差額が最も大きくなりました。
ただしCランクでは29,000円となり、メルカリの実質手取りが1,980円上回ります。
Pixel 8 128GB
Pixel 8は、メルカリ中央値37,000円に対して、実質手取りは32,780円です。
イオシスBランクは35,000円なので、イオシスの方が2,220円高い計算になります。
Cランク相当では約31,000円となるため、この場合はメルカリの方が約1,780円高くなります。
Pixel 7a 128GB
Pixel 7aは、メルカリ中央値23,000円、実質手取りは20,180円でした。
イオシスBランクは25,000円なので、イオシスの方が4,820円高い結果です。
Cランク相当の約19,000円まで下がると、メルカリの実質手取りが約1,180円上回ります。
重要なのは「いくらで売れるか」より最終的な手取り

今回調べてみて意外だったのは、メルカリの販売価格だけを見ると高くても、手数料と送料を差し引くとイオシスとの差がかなり縮まることです。
特にスマートフォンのような高額商品は、販売手数料10%の影響が大きくなります。
そのため「メルカリなら高く売れる」と販売価格だけで判断するのではなく、最終的にいくら残るのかまで計算して比較した方がよさそうです。
ただし、ここで一つ問題があります。
イオシスへ送ったスマートフォンが、本当にBランクとして査定されるとは限りません。
次に、イオシスのA・B・Cランクがどのように決まるのか、そしてメルカリとイオシスそれぞれの長所・短所を確認していきます。
イオシスのA・B・Cランクはどう決まる?
先ほどの結果では、Bランク査定なら4機種すべてでイオシスの買取価格がメルカリの実質手取りを上回りました。
ただし、実際にBランクになるとは限りません。
イオシスでは端末の状態によってA・B・Cなどに分類され、査定ランクによって買取価格が変わります。
| ランク | 状態の目安 |
|---|---|
| Aランク | 使用感が少なく、傷がない。画面の変色や輝度ムラもない |
| Bランク | 外装に目立つ傷や凹みがなく、画面にも傷がない |
| Cランク | 外装や画面に目立つ傷、または小傷が多数ある。ただしヒビ・割れ・破損はない |
| D・Jランク | 重度の傷、破損、機能不良などがある |

特に注意したいのがBランクです。
イオシスでは、画面に傷がある場合や、小傷が多数ある場合はBランクに該当しません。
また、変色や落ちない汚れ、ケース跡なども傷として判断されます。
そのため「普通に使えるからBランク」というわけではなく、外装や画面の状態が重要です。
なお、外箱やマニュアルなどの付属品が一部またはすべて欠品している場合は、公式案内では約5%の減額とされています。
今回の比較表は公式に掲載されているランク別価格を使っているため、実際の査定では端末の状態や付属品によって金額が変わる点には注意してください。
実際にイオシスで販売されていた B/Cランク端末の状態を確認したい方は、こちらの記事を参照してください。
Bランク査定は現実的なのか?
ここまで見ると、「数年使ったスマホでBランクは厳しいのでは?」と思うかもしれません。
ただ、イオシスが過去に公開した実績を見ると、Bランクはそこまで珍しくないようです。

iPhone 15シリーズ発売後10日間に買い取ったiPhone 12シリーズについて、中古端末の査定結果は以下の割合でした。
| 査定結果 | 割合 |
|---|---|
| Aランク | 30.6% |
| Bランク | 40.7% |
| Cランク | 22.1% |
| ジャンク | 6.6% |
AランクとBランクを合わせると71.3%です。
このデータはiPhone 12シリーズを対象にした過去の実績なので、現在のすべての機種にそのまま当てはめることはできません。
それでも、数年使った端末でもBランク以上になるケースが一定数あることは分かります。
ケースや保護フィルムを使い、画面や外装に目立つ傷がない端末なら、最初からCランク前提で考える必要はなさそうです。
イオシスのランクごとの実際の状態が気になる方は、私が購入した端末のレビューも参考にしてください。
メルカリの長所・短所

では、スマートフォンをメルカリで売る場合にはどのような長所・短所があるのでしょうか。
メルカリの長所
- 自分で販売価格を決められる
- 傷がある端末でも、状態を説明したうえで販売できる
- 相場より高く売れる可能性がある
- 査定ランクで一律に価格が決まるわけではない
メルカリの大きなメリットは、出品者自身で販売価格を決められることです。
多少傷があったとしても、その状態を写真や商品説明で伝えたうえで購入希望者が見つかれば取引できます。
そのため、イオシスではCランクになりそうな端末でも、メルカリでは比較的高く売れる可能性があります。
今回の比較でも、イオシスCランクまで下がると4機種すべてでメルカリの実質手取りが上回りました。
メルカリの短所
- 販売手数料10%がかかる
- 送料を負担する必要がある
- 撮影・商品説明・コメント対応・梱包・発送が必要
- 購入後のトラブルに対応する可能性がある
- いつ売れるか分からない
一方、メルカリは販売価格がそのまま手元に残るわけではありません。
販売手数料10%に加えて送料も必要なので、高額なスマートフォンほど手数料の影響が大きくなります。
さらに、写真撮影や商品説明の作成、購入希望者からの質問対応、梱包・発送なども自分で行います。
スマートフォンは比較的高額な商品なので、傷やバッテリー状態、付属品などの説明が不十分だと、購入後にトラブルへ発展する可能性もあります。
高く売れる可能性がある一方で、その分だけ手間と個人間取引のリスクを引き受ける必要があります。
イオシスの長所・短所

続いて、イオシスの買取を利用する場合です。
イオシスの長所
- 公式サイトで買取価格の目安を事前に確認できる
- 出品や購入希望者とのやり取りが不要
- 梱包後はヤマト運輸の集荷を利用できる
- 査定後に納得できなければ返送を選べる
- 査定後の返送料は原則イオシス負担
イオシスの大きなメリットは、出品作業や購入者とのやり取りが必要ないことです。
宅配買取では、申し込み後に端末を初期化して梱包し、指定した日時にヤマト運輸の集荷を利用できます。
そして個人的に大きいと感じるのが、査定金額に納得できなかった場合は返送を選べることです。

イオシス公式では、最終査定額に納得できなかった場合、一部例外を除いてイオシス側の送料負担で返送すると案内されています。
つまり、公式価格を確認して申し込んだものの「想定より査定ランクが低かった」という場合でも、査定結果を見てから売却するか判断できます。
今回のようにBランクならイオシス、Cランクならメルカリの方が有利になりやすいケースでは、この仕組みはかなり使いやすいと感じます。
イオシスの短所
- 最終的な査定ランクは実物を確認するまで分からない
- 傷の状態によっては想定より買取価格が下がる
- 自分で販売価格を決められない
- 公式サイトの買取価格は変動する
- 査定時に初期化されたデータは、返送された場合でも元に戻らない
一番の注意点は、Web上の価格だけでは最終的な買取金額が確定しないことです。
例えば自分ではBランク程度だと思っていても、画面の傷やケース跡などによってCランクと判断される可能性があります。
また、イオシスの買取価格は常に固定されているわけではなく、市場価格などによって変動します。
もう一つ注意したいのがデータです。
イオシスでは査定時に端末を初期化するため、査定を断って返送してもらった場合でも、消去されたデータは元に戻りません。
そのため、申し込み前に必ず必要なデータをバックアップし、端末を初期化できる状態にしておきましょう。
なお、返送料が原則無料なのは「査定結果に納得できず返送を希望する場合」です。買取対象外の商品を送った場合や、規約違反など一部ケースでは送料や手数料が自己負担になることがあります。
査定額が気になる方は、イオシス公式で現在の買取価格を確認できます
Bランクになりそうならイオシスを比較する価値は高い

ここまで整理すると、今回の比較では端末の状態がかなり重要だと分かります。
画面や外装がきれいでBランク以上を期待できるなら、メルカリへ出品する前にイオシスの買取価格を確認する価値は高そうです。
一方、目立つ傷が多くCランクになりそうな端末では、メルカリで売った方が手元に残る金額が多くなる可能性があります。
そして、イオシスにはもう一つ見逃せない仕組みがあります。
イオシスで端末を購入したことがある人は、条件を満たすと買取金額がアップする「買い替えキャンペーン」を利用できる場合があります。
次は、この買取アップ特典も含めて、最終的にメルカリとイオシスをどう使い分ければいいのか整理します。
イオシス購入者は買取金額が2,000円アップする
イオシスで端末を購入したことがある人は、さらに有利になる可能性があります。
イオシスでは、一定条件を満たした購入レシートまたは納品書を提示すると、買取金額が2,000円アップする「買い替えキャンペーン」を実施しています。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| 増額 | 買取金額2,000円アップ |
| 購入条件 | イオシスで1万円以上購入 |
| 有効期間 | 購入日から3か月以内 |
| 必要なもの | レシートまたは納品書 |
| 利用方法 | 店舗買取・宅配買取どちらも利用可能 |
宅配買取ではレシートまたは納品書のコピーを同梱し、店舗買取ではレシートの原本または納品書のコピーを提示します。
今回比較した4機種について、Bランク査定にこの2,000円アップを加えると次のようになります。
| 機種 | イオシスBランク | 2,000円アップ後 | メルカリ実質手取り |
|---|---|---|---|
| iPhone 15 128GB | 62,000円 | 64,000円 | 60,230円 |
| iPhone 13 128GB | 37,000円 | 39,000円 | 30,980円 |
| Pixel 8 128GB | 35,000円 | 37,000円 | 32,780円 |
| Pixel 7a 128GB | 25,000円 | 27,000円 | 20,180円 |
条件を満たしている場合は、今回の4機種すべてでメルカリとの価格差がさらに広がります。
普段からイオシスで中古スマートフォンを購入している人は、売却するときも一度買取価格を確認しておく価値が高そうです。
なお、キャンペーン内容や条件は変更される可能性があるため、利用前に公式サイトで最新情報を確認してください。
結局、メルカリとイオシスはどっちを使えばいい?

ここまで比較してきましたが、どちらか一方が常に優れているわけではありません。
端末の状態や、出品にかけられる手間によって使い分けるのが現実的です。
| こんな場合 | 検討しやすい方法 |
|---|---|
| 画面や外装がきれい | イオシス |
| Bランク以上を狙えそう | イオシス |
| 目立つ傷や小傷が多い | メルカリ相場も確認 |
| 出品・コメント対応が面倒 | イオシス |
| 自分で価格を決めたい | メルカリ |
| 少しでも高く売りたい | 両方を比較 |
| イオシスで1万円以上購入して3か月以内 | 買い替えキャンペーンも確認 |
特に今回の比較では、状態の良い端末ほどイオシスを先に確認する意味が大きいと感じました。
一方、画面や外装に目立つ傷がありCランクになりそうな端末は、メルカリで売った方が手元に残る金額が多くなる可能性があります。
スマホを売るときのおすすめ手順
今回の調査結果を踏まえると、最初からメルカリかイオシスのどちらか一方に決める必要はありません。
- イオシス公式サイトで自分の機種の買取価格を確認する
- メルカリで同じ機種・容量の売り切れ価格を確認する
- メルカリは販売手数料10%と送料を差し引いて手取りを計算する
- イオシスでB・Cどちらになりそうか端末の状態を確認する
- イオシスの査定額とメルカリの実質手取りを比較する
- 査定額に納得できればそのまま売却し、納得できなければ返送を検討する
イオシスでは、最終査定額に納得できなかった場合、一部例外を除いて送料をイオシス側が負担して返送してもらえます。
そのため、画面や外装がきれいな端末なら、まずイオシスで査定してもらい、金額が低ければメルカリも検討するという使い方もできます。
ただし、査定時には端末のデータが消去されるため、申し込み前のバックアップは忘れないようにしてください。
今回調べて感じたこと
今回の結果は、個人的にもかなり意外でした。
私はこれまで、買取店を挟むよりも個人間取引の方が中間マージンが少ないぶん、高く売れやすいと思っていました。
メルカリでは販売手数料がかかるとはいえ、それでも買取店へ売るよりは手元に残る金額が多くなるものだと考えていたんです。
ところが今回、実際にメルカリの売却相場から販売手数料と送料を差し引き、イオシスの公式買取価格と比較すると、Bランクでは4機種すべてイオシスの方が高い結果になりました。
さらに、イオシス購入者なら条件を満たすことで買取金額が2,000円アップします。
もちろん、実際の査定ランクによって結果は変わりますし、今回の比較だけで「イオシスの方が必ず高い」とは言えません。
それでも、「スマホはメルカリで売った方が高い」と最初から決めつけず、買取店の価格も一度確認してみる価値はあると感じました。
私自身、これまでイオシスはスマートフォンを購入するときに使うことが中心でしたが、今後スマートフォンを売るときは、メルカリへ出品する前にイオシスの買取価格も確認してみようと思います。
記事のまとめ
- 今回の4機種では、イオシスBランク価格がメルカリの実質手取りをすべて上回った
- Cランクになると、今回の比較ではメルカリの実質手取りが上回った
- イオシスの査定額に納得できなければ、原則として返送料の負担なく返送を選べる
- イオシスで1万円以上購入して3か月以内なら、2,000円アップの買い替えキャンペーンも確認する
- 「メルカリなら必ず高い」と決めず、最終的な手取りで比較することが大切
なお、スマートフォンの相場やイオシスの買取価格は変動します。
売却するときは、その時点のメルカリ相場とイオシスの公式買取価格を確認し、自分の端末の状態も含めて比較してみてください。
イオシスで購入を検討している方へ
私はこれまで、イオシスで中古スマートフォンやタブレットを何度も購入しています。
ランクB・Cの実際の状態や、届いた端末の傷・使用感もレビューしているので、購入を検討している方はこちらも参考にしてください。



