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以前購入した中古スマホが突然通信できなくなったため、全額返金してもらった。この経験も踏まえ中古スマホでネットワーク利用制限△を買うべきじゃないと確信した。その理由を説明していこう。
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そもそもネットワーク利用制限△とは?
前の所有者が分割購入などで支払いを続けている状態。一度でも支払いが滞れば、その瞬間に通信できなくなる(赤ロム化)。
まぁ基本返済されるし、中古ショップ「イオシス」によれば逃げられる確率は0.15%。年末ジャンボで1万円当選するくらい低確率。我ながら運が悪すぎると思う。
安いし永久保証
概ね使える、とはいえ私のような否定者になると怖い。そこで中古ショップ各社は
- 価格が少し安い(例:イオシスなら2〜5000円)
- 赤ロム化した場合の全額返金・同等品交換
- 永久保証
と言ったサービスを提供している。今回私も全額返金を受けたので奇しくも実証済み。
元キャリア以外なら問題なく使える
なお赤ロム化したら特定回線が使えなくなるだけで別回線なら利用可能。例えばソフトバンクで購入したiPhone15が赤ロム化した場合でも
- SIMスロット:ソフトバンク回線(使えない)
- eSIM:au回線(使える)
と言った形。この「ソフトバンク回線」とは、ワイモバイルやLINEMOなどの格安SIMを含む。
一方、同じ条件でも
- SIMスロット:docomo回線(使える)
- eSIM:au回線(使える)
組み合わせ次第で問題なく動作する。詳しく知りたい方は以下参照
以上、使えなくなる可能性は低いし、なっても全額返金・交換。何より安いから魅力的。だからネットワーク利用制限△にも需要があるのだ。
ネットワーク利用制限△を二度と買わない理由
それでも私は今後買わないことを決意した。理由は大きく2つ
- 突然使えないと最悪死ぬ
- メルカリ売却できない
突然使えないと最悪死ぬ
日常だったから良いものの、海外旅行や登山中だったら最悪である。先人たちに地図で旅をした頃の武勇伝を聞かされそうなので断っておくが、私は生存率の話をしているのだ、使えたほうがいいに決まってる。
5,000円をケチって死んでは元も子もない
以前ネットワーク利用制限△のサブスマホを購入した記事の文章。まぁ大丈夫でしょと思っての今回、もはや運命さえ感じる。
【ランクC】今回ハズレ。イオシスで中古iPhone SEを購入した結果DSDS対応なら大丈夫、かも
ただ前述通り、利用制限の恐れがある回線を避けることは可能。何よりデュアルSIMならもう片方で通信すればいい。各社とも少量のデータ通信オプションを用意してる。
全体的に運が悪かったのは事実だが、この点に関しては私の判断ミスである。ちなみに今回は代替スマホが来るまでPovo2.0の1GBトッピングで凌げた。
メルカリ売却できない
最も大きいデメリット。ネットワーク利用制限△で使えるのは事実だがメルカリ売却できない。完済後ならOKだが、そもそも前の所有者がいつ支払終わるのか不明なのだ。
キャリア分割払いは最長48回、つまり最悪4年かかるかもしれない。いくら最高スペックでも4年経てば動作がもっさりしてくる。現にサブ機のiPhone SE2(4世代前)が比較的遅い。
売却できるタイミングになっても価値は下がっているし、低スペックのまま数年間過ごすのは苦痛でしかない。 理解してたとはいえ経験すると訳がちがう。
5000円安い、ええやんええやん!
と思った過去の私を戒めたい。目先の安さに釣られ、年単位をムダにする可能性があったのだ。Pixel Proだからいいけど、ミドルスペックなら本当にキツいぞ。
ちなみに以前、いつ支払いが終わるのか教えてくれるかも、と思い尋ねてみたが無理だった。トホホ
例外的に買ってもいい場合
とはいえ賢く買うなら問題ない。以下パターンなら選択肢に入れていいだろう。
- サブ機:Wi-Fiなら赤ロム化に関係ない
- タブレット端末:長期間使いがち&上に同じ
- マジで長く使う人:回線の組み合わせに注意
個人的にメルカリ売却できない点が辛すぎて、今後サブ機でも選ぶ事はないと思う。
体験談:返品〜返金まで
最後にスマートフォンが使えなくなった経緯から、返品、全額返金に至るまでを紹介しよう。
自宅では常にWi-Fi接続してるため気付かなかったが、外出先でQR決済ができなかった。機内モードや電源オフ、再起動を繰り返し、格安SIMの通信設定などを見直したが一向に改善しない。つまり、そういうことらしい
購入したイオシスに問い合わせる。電話またはWeb上から問い合わせ可能なので通信できなくても慌てない。最悪マクドに行こう。
IMEI番号や事情と一緒に問い合わせ、5〜6時間で返信がきた。簡潔に書くと
迷惑をかけて申し訳ない
同じ機種(本体色・GBなど)がないため購入金額の全額返金または別本体色と交換になる
とのこと。購入から半年以上経っているので交換したら損するため、全額返金を選択した。
その旨を返信し、しばらくしてスマートフォンの返品手続きを案内された。ここも簡単に紹介すると
- 購入した時の状態(本体、付属品、外箱など)
- 納品書
これらを揃え、案内された場所に着払いで発送する。同時に返金用の銀行口座をメールで伝える。
データ移動のため別スマホを用意
機種変更してから返送するため別スマホを用意。今回買ったのは色違いのPixel 7 Pro ランクB。おそらく案内された奴だと思う。
以前との差額である5400円分の儲け、かつネットワーク利用制限△が外れて売却も用意。不幸中の幸いだが経験しない方がマシ。
一応傷の確認をしていく。ただランクBだけあって傷が見当たらない。ほぼ未使用に近いじゃないか
と思ったが画面中央、やや小さい傷がある。
ただこれは目立つように撮影してるだけで、意識しなければ全く見えない。画面仕様時は気付かないレベル。
何度も経験してるけど、やはりイオシスの品質は素晴らしい。
ちなみに安かったら買おうと思ったPixel 8 Proは109,800円だった。+4万円の価値はない。待機。
機種変更も終わり、スマホが相手センターに到着して1日後、代金が戻ってきて終了。お世話になりました。
以上、現代でスマホ通信できないことは学びもあるが不便極まりなかった。この記事が中古スマホを選ぶ参考になれば嬉しい。
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