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メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ、どう使い分けていますか?
フリマアプリは、販売手数料や売れやすさがそれぞれ異なります。
3社の特徴とおすすめの使い分け方を、実際の利用経験をもとに解説しています。
メルカリで売った方が、買取店よりも高く売れる
そう考えている方は多いと思います。
実際、買取店は買い取った商品を再販売して利益を得るため、メルカリの方が高く売れるケースは少なくありません。
ただし、必ずそうなるわけではありません。
商品によっては、販売手数料や送料を差し引くと、買取店の方が手元に残る金額が多くなることもあります。
また、売却金額だけでなく、売れるまでの時間や手間、購入者からの信用も考える必要があります。
この記事では、メルカリと買取店の違いを比較しながら、私が売る場所を決めるときの3つの判断基準を紹介します。

この記事を書いている人です。フリマアプリの新機能や売り方、トラブル対策などを発信中。YouTubeでは約2万人の方に登録いただいています。
メルカリと買取店、どちらで売るべき?

結論、どちらがよいかは、売りたい商品や自分が何を優先するかによって変わります。
少しでも高く売りたいならメルカリ、早く手放したいなら買取店が向いている場合が多いでしょう。
まずは、それぞれの違いを確認してみます。
| 項目 | メルカリ | 買取店 |
|---|---|---|
| 売却価格 | 高く売れる可能性がある | 安くなりやすいが例外もある |
| 売れるまでの期間 | 購入者が現れるまで分からない | 査定後すぐに売却できることが多い |
| 売るための手間 | 撮影・出品・梱包・発送など | 持ち込みや発送、査定への対応 |
| 商品の説明 | 自分で価値や状態を伝える | 店舗側が実物を確認する |
| トラブル対応 | 購入者とのやり取りが発生する場合がある | 基本的には店舗とのやり取り |
| 向いている商品 | 需要や相場が分かりやすい商品 | 専門知識や信用が重要な商品 |
この表だけで、どちらか一方が優れているとは判断できません。
そこで私は、次の3つを基準に売る場所を考えています。
私が売る場所を決める3つの判断基準

私が確認しているのは、次の3つです。
- どのくらいの価格で売れそうか
- 実際に売れやすい商品か
- 購入者からの信用が必要な商品か
それぞれ詳しく説明します。
① 価格だけで判断しない
メルカリと買取店を比較するとき、最初に気になるのは売却価格でしょう。
例えば、買取店では3万円の査定だった商品が、メルカリでは5万円で出品されていたとします。
これだけを見ると、メルカリの方が2万円も高く売れるように感じます。
しかし、出品価格と実際に売れる価格は違います。5万円で出品されていても、その金額では購入者が現れず、長期間売れ残っているかもしれません。
相場を調べる際は、出品中の商品だけでなく、実際に売り切れた商品も確認しましょう。
また、メルカリでは販売手数料や送料が発生します。
例えば5万円で売れても、販売手数料10%と送料750円がかかれば、手元に残る金額は44,250円です。
買取店の査定額と比較する際は、この実質的な手取りを基準にします。
買取店の方が高く売れることもある
実は、商品によっては買取店の方が有利になることもあります。
以前、iPhoneやGoogle Pixelの4機種について、メルカリの売却相場とイオシスの買取価格を比較しました。
その結果、調査した条件では、4機種すべてでイオシスのBランク買取価格がメルカリの実質手取りを上回りました。
ただし、端末の状態によって査定ランクは変わり、Cランクではメルカリの方が有利になるケースもありました。
このように、買取店だから必ず安いとは限りません。
詳しい比較金額や査定条件については、こちらの記事で紹介しています。
▶ スマホを売るならメルカリとイオシスどっち?買取価格・手取りを比較
② 実際に売れやすい商品か
メルカリで高く売れる可能性があっても、購入者が現れなければ売却できません。
特に需要が少ない商品は、相場に近い価格で出品しても、長期間売れ残ることがあります。
そこで、次の点を確認しましょう。
- 同じ商品の売り切れ履歴があるか
- 出品中の商品がどのくらい残っているか
- 最近も継続して売れているか
- 季節や流行によって需要が変わらないか
例えば、同じ商品が大量に出品されているのに、売り切れた履歴がほとんどなければ、売却まで時間がかかるかもしれません。
反対に、最近も継続して売れている商品であれば、相場に合わせることで購入される可能性が高まります。
大切なのは、高く出品できるかではなく、その価格で実際に売れそうかということです。
半年や1年かかるかもしれない商品なら、多少安くても買取店へ売る方が、満足できる場合もあるでしょう。
③ 購入者からの信用が必要な商品か
もう一つ重要なのが、商品の価値を購入者に信用してもらえるかどうかです。
メルカリでは、購入者が実物を直接確認できません。
写真や商品説明、出品者の評価などを参考に、購入するか判断します。
例えば、ゲームソフトや一般的な家電であれば、商品名や型番、状態から価値を判断しやすいでしょう。
一方、宝石や高級時計、ブランド品などは事情が異なります。
高額なうえ、写真だけでは真贋や品質を判断しにくいため、購入者も慎重になります。
鑑定書があっても売れるとは限らない
宝石の場合、鑑定書や鑑別書があれば、商品の情報を伝える助けになります。
ただし、それだけで購入者の不安を完全になくせるとは限りません。
書類と商品が一致しているか、説明された品質で間違いないかなど、気になる人もいるでしょう。
また、宝石の輝きや色合い、細かな傷は、撮影環境によって見え方が変わります。
出品者が丁寧に説明しても、高額な商品ほど購入をためらわれる可能性があります。
このような商品では、販売価格だけでなく、購入者に価値を信用してもらえるかも考えたいところです。
宝石の相談から見えた「売れやすさ」と「信用」

以前、ダイヤの指輪をメルカリへ出品した方から、相談がありました。
値下げ交渉をしてくるのは宝石商と思われる人ばかりで、一般の購入者にはなかなか売れなかったそうです。
私も最初は「できれば一般の購入者へ売った方が高く売れるだろう」と考えていました。
しかし、この相談を通して感じたのは、宝石のような高額商品では、価格だけでなく信用も重要だということです。
一般の購入者は、写真や説明から商品の価値を判断しなければならず、購入をためらう場合があります。
一方、専門知識を持つ業者であれば、自分で価値を判断できるため、購入しやすいのかもしれません。
もちろん、業者へ売れば必ず適正価格になるわけではありません。
ただし、高額商品では「誰に売るか」という視点も大切だと思います。
なお、メルカリには対象商品で利用できる「あんしん鑑定」というサービスもあります。真贋への不安を軽減する選択肢ですが、利用できるカテゴリーやブランドには条件があります。
売却方法を決めるときは、こうしたサービスの有無も含めて検討するとよいでしょう。
買取店の査定額が安くなりやすい理由

ここで、買取店の仕組みも確認しておきましょう。
買取店は、買い取った商品を再販売して利益を得ています。
そのため、商品を5万円で販売できると判断しても、同じ5万円で買い取るわけにはいきません。
再販売には、次のような費用やリスクがあるためです。
- 商品の査定・検品
- 清掃や修理
- 店舗・倉庫の運営
- 在庫の保管
- 値下げや売れ残りのリスク
- 販売後の返品対応
こうした費用を考慮したうえで、店舗の利益を確保できる金額が査定額になります。
つまり、買取店の査定額は、商品の価値そのものを表す金額ではありません。
再販売を前提とした仕入れ価格なのです。
安い査定額にもメリットがある
買取店の査定額がメルカリより安かったとしても、その差額を単なる損失とは考えていません。
なぜなら、買取店には次のメリットがあるからです。
- 購入者を自分で探さなくてよい
- 商品写真や説明文を用意する必要がない
- 売れるまで長期間保管しなくてよい
- 個人の購入者とのやり取りを避けられる
もちろん、買取店でも申し込みや梱包、査定結果の確認などは必要です。
それでも、メルカリで一つずつ販売する場合と比べれば、手間を減らせることがあります。
例えば、メルカリなら5,000円の手取りが見込める商品でも、なかなか売れず、何度も値下げ交渉へ対応する必要があるならどうでしょうか。
買取店の査定額が4,000円だったとしても、差額の1,000円で時間や手間を節約できると考えれば、納得できるかもしれません。
高く売ることと、満足できる取引をすることは、必ずしも同じではないのです。
迷ったらメルカリと査定額を比較してみよう

どちらで売るか迷った場合は、最初から一方に決める必要はありません。
私なら、次の手順で比較します。
- メルカリで同じ商品の売り切れ価格を調べる
- 販売手数料と送料を差し引き、手取りを計算する
- 買取店の査定額を確認する
- 売却までの期間や手間も考えて決める
例えば、メルカリの手取りが10,000円で、買取店の査定額が9,000円なら、差額は1,000円です。
その1,000円のために出品や発送の手間をかけるかどうかは、人によって判断が分かれるでしょう。
また、買取店によって得意な商品や査定基準は異なります。
時間に余裕があれば、複数の買取店で査定を受け、比較するのも一つの方法です。
ただし、査定料やキャンセル時の返送料など、利用条件は事前に確認しておきましょう。
実際にブックオフ宅配買取を利用した結果
私自身、ブックオフの宅配買取を利用し、メルカリで売る場合との違いを検証したことがあります。
そのときは、メルカリで売れた場合の予想手取りが合計約3,260円だったのに対し、ブックオフの査定額は226円でした。
金額だけを見れば大きな差がありますが、商品をまとめて手放せたことにはメリットも感じました。
一方、査定額に納得できない商品もあり、すべてを買取店へ任せればよいわけではないと実感しています。
実際の査定結果や、宅配買取を利用して感じたメリット・デメリットは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ ブックオフ宅配買取を使ってみた結果|メルカリとの使い分け
こんな人にはメルカリ・買取店がおすすめ

ここまでの内容を踏まえて、どちらが向いているか整理します。
メルカリがおすすめな人
- 少しでも高く売りたい
- 出品や発送の手間をかけられる
- 売れるまで待つことができる
- 商品の相場を自分で調べられる
- 購入希望者とのやり取りに対応できる
特に、相場が分かりやすく、一定の需要がある商品はメルカリに向いています。
実際の売り切れ価格を調べ、十分な手取りが見込めるなら、自分で販売する価値があるでしょう。
買取店がおすすめな人
- できるだけ早く売却したい
- 出品や発送の手間を減らしたい
- 売れるまで商品を保管したくない
- 商品の価値を自分で説明するのが難しい
- 高額商品を個人間で取引することに不安がある
買取店なら、提示された査定額に納得することで、購入者を探さずに売却できます。
また、宝石やブランド品、専門的な知識が必要な商品などは、その分野を得意とする買取店を利用する方法もあります。
ただし、査定額は店舗によって異なるため、必要に応じて比較しましょう。
記事のまとめ

メルカリと買取店のどちらがよいかは、売りたい商品や自分が何を優先するかによって変わります。
私が売る場所を決めるときは、次の3つを確認しています。
- 価格:手数料や送料を差し引くと、いくら残るか
- 売れやすさ:現実的に購入者が現れそうか
- 信用:商品の価値を購入者に伝えられるか
メルカリは高く売れる可能性がありますが、商品によっては時間や手間がかかります。
一方、買取店は査定額が安くなりやすいものの、短期間で売却できたり、取引の負担を減らせたりするメリットがあります。
また、商品や査定条件によっては、買取店の方が高く売れるケースもあります。
大切なのは、必ずメルカリで売ることではありません。
私にとってメルカリは、満足できる取引をするための選択肢の一つです。
最も高く売れる方法だけでなく、自分が最も納得できる方法を選びましょう。
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