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メルカリ「普通郵便にしたい」と依頼された時の断り方【相手の心理を解説】

メルカリで購入後、出品者から

発送方法を変更したい。住所を教えてほしい

と依頼された場合の対処法を解説する。その後で出品者が変更したい理由、この提案がなぜモヤモヤするかを紐解いていく。

きゃたぬき
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きゃたぬきです。TwitterYouTubeもやっています。

本記事は【メルカリ便から普通郵便に変更する】場合を想定しています

断り方「匿名を希望します」

早速だが以下の文章を使えばOK。自由にコピペしてもらって構わない。もちろん自己責任

申し訳ありませんが、匿名での取引をお願いします。

詳細は後述するが、相手は「届けば手段は何でもよくね?」と考えているため変更を依頼するのだ。それなら公式便にしかない機能を理由に断ればいい。その内容は

  • 匿名配送である
  • (普通郵便と比べて)届くのが早い
  • メルカリ事務局が仲介するのでトラブル時に安心

この中で最も出品者に反論(言い訳)されにくいのが匿名性。よってそれを理由に断ればいい。

それでも変更を依頼された場合

もし断られた場合、残念ながら取引キャンセルした方がいい。出品者が発送しなきゃ商品は届かないし、仮に届いても低評価の原因になるだろう。よほどレア商品でもない限り、他ユーザーを当たった方がいい。

キャンセル理由に注意

なお取引キャンセルする場合

  1. 出品者が購入者にキャンセル申請を送る
  2. 購入者が内容を確認し、同意する
  3. 事務局がキャンセルする

という流れになるが申請内容に注意してほしい。

仮に「購入者が間違えて購入した」という理由を許可した場合、あなたにペナルティが課せられる可能性もある。詳しくは別記事参照。

【メルカリ】キャンセル理由に納得できない…けど、応じてもいいの?【結論:NG】

簡単にまとめると

  • 届けばいいでしょ?と思い発送方法の変更をお願いされる
  • 「匿名取引がしたい」と断ればOK
  • それでも変更をお願いされた場合、取引キャンセルする

ここからは、出品者がなぜ普通郵便へ変更したくなったのか、その心理を解説する。

なぜ変更したいのか?

普通郵便の定形外は150g以上になるとメルカリ便のネコポスを使った方が安い

結論、送料を節約したいのである。公式便より普通郵便の方が安く発送できるし売上金も増える。その場合に変更を依頼してくるのだ。

出品者としては

商品が届けば同じでしょ。結果オーライで許して〜

といった感覚なのだろう。

ちなみにらくらく⇔ゆうゆう便の変更は出品者側だけでも可能。双方同意が前提だが、今回のように困る事も少ないので省略する。詳しくは別記事参照。

【売れた後】発送方法って、変更していいの?メルカリ公式回答・注意点を解説します!

なぜ最初から普通郵便にしないの?

おそらく購入者の殆どは

後で住所を聞くなら、最初から普通郵便に設定すればいいじゃん。何考えてるの?

と疑問を抱えている筈。この指摘は正論で、普通郵便→メルカリ便の変更はいつでも可能であり、概ねサービスも上位互換でと言える。

なら何故最初から普通郵便にしないのか?結果的には送料を節約するためだが、そこに至る理由は主に2つ

  • 変更を忘れてた
  • 安さに釣られて心変わり

1:変更を忘れた

阿呆らしいが結構多い。メルカリは前回出品時の発送ステータスを引き継ぐため、最後にらくらく便を選択すれば次の出品もらくらく便がデフォルトになる。

もちろん変更して出品すればいいのだが、明らかに宅急便コンパクトの方が安いと分かった場合。普通郵便派でも出品時にらくらく便を選択するだろう。そして忘れてしまった。

2:安さに釣られて心変わり

通常メルカリ便を使っていても明らかに普通郵便の方が安くなる場合。金額に釣られて無理な変更依頼をすることがある。

先ほど普通郵便は安いと言ったが、メルカリ便の方が実は安い場合が多い。例えば定形外150g以上は210円を超えるが、これなら一律全国210円でメルカリ便のネコポス(210円)・ゆうパケットポスト(230円)を使った方がいい。

そして具体的に何gか測りたいが、計量器のない家庭もある。なら一律送料のメルカリ便を使った方が気楽で良いが…トレカ等の明らかに軽い商品なら別。安くなると確信できてしまうのだ。後は想像通り。


いずれにせよ出品者は節約するために普通郵便を使いたいのだ。というかメルカリ便は普通郵便をサービス・配達速度など全てにおいて上回るため、それ以外に理由が見当たらない。あればTwitterで教えてくれ。

最後に:モヤモヤする理由

本件を依頼された購入者は表現しがたい不満を抱えていると思う。そのモヤモヤの正体は【購入者だけ損してる】だろう。これは金銭的にも時間的にも言える話である。最後にこの話をして記事を終わりたい。

全く得がない提案

本件のように公式便→普通郵便となれば送料は安くなる。仮にネコポスから定形外100g以下になればー70円。だが購入者が支払った商品代金は安くならないのだ。

匿名取引・商品の追跡・事務局のサポートなどのサービスが消え、配達速度も普通郵便なので遅くなる。その上で料金も安くならない。誰がこんな提案を受けるんだって話。だが優しい人は

まぁ商品が届けばいっか…

と出品者と同じ考え方で、理不尽な提案を受けてしまうのだ。上記例を具体的に表すと

  • 出品者:70円分お得
  • 購入者:配達が遅くなり、追跡もできない。トラブル時のサポート対象外

となる。よく考えたら条件を飲む理由は一切ないのだ。購入者は怒っていい。

出品者に誠意があるなら一度キャンセルし、多少値引きしてから取引を続けるべきだ。というか誠意あるなら公式便で取引継続しろ。私はそう言いたい。

記事のまとめ

  1. 断る時は「申し訳ありませんが、匿名での取引をお願いします」でOK
  2. どうしても断られた場合、取引キャンセルの理由に注意してほしい
  3. 出品者は送料を節約したい
  4. 購入者がこの提案を受けるメリットは一切ない

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以上、参考になれば幸いです。

それじゃあ、また!

参考文献

第一種郵便物 手紙 | 日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/service/standard/one_price.html