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デュアルSIM対応スマホじゃなかったので泣く泣くmineo通話SIM＋パケ放題Plusを使っていた私の妻。最近Pixel6に変更したことで、私と同様にデータ通信＋通話SIMの2枚体制が可能に。
そこでmineoの電話番号をそのままPovoに引き継いだ。しかしその方法が少し厄介かつ網羅したサイトが見当たらなかった。まぁニッチな需要なので仕方ない。今回の記事を備忘録として作成し、誰かの助けになれば幸いである。
2022年11月28日以降、記事中で紹介している【1GBプラン＋パケット放題 Plus】が申し込みできなくなる。詳しくは公式HPを参照してほしい。
この記事の目次（クリックでジャンプ）
過去の状況（読み飛ばしていい）
妻のケータイ（pixel3a）＋mineo通話SIM
情報発信各所で進められていた楽天UNLIMIT＋mineoデータSIMはDSDSスマホのみ対応。妻のPixel3aでは対応できなかった。
それでも中速使い放題は魅力的なので、マイネオ通話SIMを契約。それでも過去に使っていたD社の月額5千円より安くて満足だった。
Pixel6に変更し、eSIM併用のDSDS可能に
最近vlog撮影が増えたので、カメラ・CPU性能が現時点で最強クラスのPixel6を購入。こちらはハイエンド端末なのでデュアルSIMに対応している。そこで念願の2枚sim体制を実施し、固定費を削減できないか検討したのが本記事となる。
月1,683円→1,265円に
現在mineoの1GB＆パケット放題Plus（月1,683円）だけど、音声通話を外せば月1,265円まで下がる。毎月418円がお得になる計算だ。
最近はLINE通話メインな人も多く、私の妻もその一人だ。とはいえ病院予約する際など電話番号が必要な場面も多い。最低金額でなんとか電話番号を持てないだろうか…
Povo2.0：月額最低55円
そこで登場するのがPovo２.0だ。電話料金はマイネオと共に30秒22円だが、こちらは月額料金0円で済ませられる*。
何より事務手数料が不要な点も大きい。契約手数料3000円の必要な会社の何と多いこと…！だがPovoは0円。素晴らしい。
*180日以内に課金が1回以上必要なので、最低金額330円で月額換算55円。ただ話がややこしいので割愛する。
mineoデュアル→シングルは3300円必要？
mineoのデータプラン変更には事務手数料3300円＋SIM発行料440円が必要。逆方向は無料でOKなのに…って不満こそ残るが、仕様と言われれば受け入れざるを得ない。
とは言え月額-418円になれば9ヶ月で元が取れる計算。すぐ対応しただけ安くなるのだから、先々の投資として3740円を負担しよう。
…そう思った時期が私にもありました。残念ながら事は簡単に進まないようだ。
問題点：SIMそのまま契約変更できない
ここまでの話を踏まえて、私のしたかったことを完結に書くと以下の通り
- mineoからMVPでPovoに乗り換え
- mineoの通信プランをシングルに変更（SIMはそのまま）
だが、どうやら上記対応ができないらしい。MNPをした時点でmineoは使えなくなってしまう様だ。
Povoで数日間過ごしたくない
私の想像する手順（改）は
- PovoにMNPで移動（この時点でmineo解約）
- Povoを使用しつつ、mineoを再契約
これで問題ない様に見えるが、Povoのトッピングシステム上、しばらく低容量で通信せざるを得ない。
上記がPovoのトッピングシステム。1GB /390円を購入すると、７日間を1GBまでの通信で過ごす必要が出てくる。足りなければ追加課金すればいいが割高感は否定できず、何のために移転するか分からなくなってきた。
mineoはいつ契約しても損しない
と思っていたが朗報。mineoはいつ解約しても日割り請求となるため、損することはなかった。某モバイルWi-Fiとは違うのだ。
mineoは2枚目以降のsim発行可能
これは私の知識不足だったが、回線契約は1人2つ以上できる様だ。それなら話は単純で
- データ通信SIMを新しく申し込み
- 届いてから旧SIMをMNP解約
- Povoを開通
以上のステップが可能になった。これならPovoシステムを使わずに中速通信を維持することができる。
契約事務手数料を0円にする方法
この時、Amazonでエントリーパッケージを購入するといい。手数料3,000円を無料に抑えられるので、実質負担は790円（エントリーパッケージ＋SIM発行料）まで下がる。これなら2ヶ月で元がとれるので、後はお得になるしかない。
ちなみにこのコードは1回きりしか使用できないが、複数回購入して使用可能だ。マイネオコミュニティ内の書き込みでも、私自身も利用できた。公式のお咎めもないので問題ないと思っていいだろう（偶然全員が間違っていたらごめん。自己責任で）
mineoエントリーパックの使い方
- Amazonから届くメールのエントリーコードをコピー
- 申込時、エントリーコードを利用する
ざっくり、以上のステップで完了する。詳しくは後述の手順内で紹介しよう。
mineo→Povo2.0へのMNP手続き
格安SIMを契約できる情報強者のあなたなら、自分でググって変更できる筈だ。リンクを載せておくので、詳しい手続きは公式HPを参照してほしい。
希望のsimを選択し、通常通り申し込む。ちなみに今回の場合は「シングルタイプ1GB＋パケット放題Plus」となる。
この時、前述したエントリーコードを入力すれば事務手数料が安くなるので参考にしてほしい。
購入後、エントリーコードが書かれたメールが届くので、該当部分をコピーしよう。
契約を進める途中にある【エントリーコードでお申し込み】を選択し、先ほどのコードを貼り付ける。
契約内容から、事務手数料が差し引かれてることを確認する（simカード発行料は避けられない）
新しく届いたsimの開通手続きを行う。詳しい方法はこちら
1枚目の通話sim回線を解約する手続きを行う。公式HPの方法を参考に、MNPの準備を整える
これで設定は完了。今まで通りのスマホ利用が可能だ。
ちなみにmineoはMNP転出が終わり次第、勝手に解約される仕様だ。前述した日割り請求と併せて考えると、どのタイミングで解約しても損することはない。素晴らしい企業だ。
2022/08/11現在、MNP解約に伴う手数料は0円で統一されている。
最後に：固定費を減らすモチベの上げ方
今回の手続きを行なった結果、月額400円の節約に成功した。だが最初は上記手続きが面倒で「現状維持でいいんじゃね？」と思っていた。
一方で、月400円ってことは年間にすると4,800円になる計算だ。つまり、今頑張れば毎年4,800円を何もせず節約できる（しかも使い勝手そのまま）のだ。分かりにくければ「何もせず毎月キャベツ3玉もらえる」と考えてもいい。
一度変えれば、ずっとお得
固定費を下げられると分かっていて動けない人は、ぜひ年単位で考えたり、同じ金額で毎月何が入手できるか検討してみてほしい。使用感や満足度が変わらないのなら、絶対に減らした方がいい。浮いたお金を自分の好きなことに使った方が、生活の質はもっと良くなる筈だ。
余談：自宅回線が遅すぎる人へ
妻はau回線、私はdocomo回線を使っていたのだが、一時を境に突然自宅内の電波が悪くなった（大規模障害以前の話）そのため、今回の回線切り替えではソフトバンク回線へ変更してみた。
回線と自宅環境には相性があると思う。そんな時もエントリーコードを使えば790円で回線を変更できるので、検討してみてほしい。
参考文献
mineoユーザーサポート｜よくあるご質問｜ご利用中のお客さま サービス変更に関するよくあるご質問｜月の途中で解約する場合、利用料金は日割りになりますか？
https://support.mineo.jp/usqa/use/change/quit/4206912_8885.html
mineoユーザーサポート｜よくあるご質問｜ご利用中のお客さま サービス変更に関するよくあるご質問｜mineoの解約方法を知りたい。
https://support.mineo.jp/usqa/use/change/quit/4206925_8885.html
タイプ変更（音声通話あり⇔なし）｜mineoユーザーサポート
https://support.mineo.jp/setup/guide/type_change.html
料金プラン詳細｜基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
https://povo.jp/spec/?gid=povo-kakeho-head-001
