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メルカリでは、取引トラブルが発生した際に代金を補償してくれる全額補償サポートという制度があります。
ただしこの制度は、返金される代わりに商品は回収される仕組みです。
そのため、
- 商品はどうなるのか
- 一部だけ補償してもらえないのか
と疑問に感じる人も少なくありません。
今回は実際の相談事例をもとに、この制度の仕組みとどのように判断すべきかを解説します。

この記事を書いている人です。フリマアプリの新機能や売り方、トラブル対策などを発信中。YouTubeでは約2万人の方に登録いただいています。
この記事では実際の相談事例を紹介しています。制度そのものについて知りたい方は、まずこちらの記事をご覧ください。
解説動画
実際にあったトラブル事例

新品未使用の洋服を約2万円で購入したところ、梱包がテーマパークのお土産袋とガムテープのみという状態でした。
その結果、
- 袋が破れて中身が露出
- 砂埃が付着
- シワだらけ
という状態で到着しました。
購入者はクリーニングで対応できると判断し、出品者へ一部返金を依頼しますが、返事はありませんでした。
やむを得ず事務局へ相談したところ、全額補償サポートの対象と判断されました。
ただし条件として、商品を回収センターへ送る必要があります。
つまり、
- 全額返金される代わりに商品は手放す
- 商品を残すなら補償は受けられない
という選択を迫られる状況です。
結論:このケースの最適解

結論としては、入手困難な商品であれば自腹でクリーニングを選ぶべきです。
理由は、メルカリでは一部だけ補償されるケースがほとんど期待できないためです。
なぜこの判断になるのか
ここからは判断の根拠を整理します。
メルカリの全額補償サポートの仕組み

2025年7月から開始されたこの制度は、条件を満たすことで商品代金または販売利益の全額が補償される仕組みです。
ただし重要なのは、補償と引き換えに商品は回収される点です。
一度回収センターへ送った商品は、基本的に手元に戻ってきません。
そのため、
商品は欲しいので、クリーニング代だけ負担して
というケースでは制度が噛み合わなくなります。
制度そのものについて知りたい方は、まずこちらの記事をご覧ください。
一部返金という選択肢について

メルカリには一部返金という仕組みもありますが、
- 出品者と連絡が取れること
- 金額に双方が合意していること
が前提になります。
今回のように出品者と連絡が取れない場合は成立しません。
そのため、
- 商品を手放して全額補償を受ける
- 商品を残して自腹で対応する
という二択になります。
判断基準は入手機会

例えばクリーニング代が3,000円かかった場合でも、重要なのは金額ではありません。
比較すべきは、クリーニング費用ではなく
同じ商品を再び入手できるかどうか
です。
フリマアプリでは、同じ商品が二度と出品されない可能性があるため、機会損失の方が大きくなるケースもあります。
本件の責任について
今回のケースでは、
- 梱包の問題
- 配送中のトラブル
どちらの可能性も考えられます。
ただし重要なのは、購入者に落ち度がないことです。
現実として起きていること
実際には、
- 簡易梱包の出品者は多い
- トラブル時に対応しないケースもある
という状況があります。
本来であればクリーニング代の負担などで解決するのが理想ですが、相手と連絡が取れない場合は成立しません。
全額補償サポートの欠点

この制度の弱点は、中間的な解決ができないことです。
つまり、
- 軽微な損傷で済むケース
- 商品自体には価値があるケース
では、かえって過剰な対応になる可能性があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 全額補償サポートを利用すると商品は返ってきますか?
いいえ。全額補償サポートが適用された場合は、商品を事務局指定の回収センターへ送る必要があります。
そのため、購入代金は補償されますが、商品は手元に残りません。
商品そのものに価値がある場合は、本当に全額補償を受けるべきか慎重に判断しましょう。
Q. 商品回収センターへ送るとペナルティになりますか?
基本的にペナルティではありません。
商品回収は、全額補償サポートの手続きの一環として行われるものであり、補償が適用されたからといってペナルティを受けるわけではありません。
ただし、事務局から案内された期限までに商品を発送しない場合は、補償対象外となる可能性があります。
Q. クリーニング代だけ補償してもらうことはできますか?
難しいと考えた方がよいでしょう。
一部返金は、出品者と購入者の双方が金額に合意した場合に成立します。
今回のように出品者と連絡が取れないケースでは、一部補償のみを受けることは現実的ではありません。
どうしても商品を手元に残したい場合は、自腹でクリーニングを行うという選択肢も考えられます。
Q. 全額補償サポートはどんな場合でも利用できますか?
いいえ。誰でも利用できるわけではありません。
利用するには、
- 本人確認(eKYC)の実施
- メルカリ便で発送していること
- 配達完了日の翌日から14日以内に問い合わせること
など、メルカリが定める条件を満たす必要があります。
制度の詳しい内容については、こちらの記事で解説しています。
(※「メルカリ全額補償サポートプログラムとは?」の記事を執筆予定です)
Q. 商品が希少品でも全額補償を受けるべきですか?
ケースによります。
全額補償を受けると代金は補償されますが、商品は回収されます。
そのため、限定品や生産終了品など、もう一度手に入れるのが難しい商品であれば、自腹でクリーニングなどの対応を行い、商品を手元に残した方がよいケースもあります。
重要なのは、「クリーニング代がいくらか」ではなく、「同じ商品を再び入手できるかどうか」という視点で判断することです。
記事のまとめ

今回のケースでは、
- 商品は修復可能
- 出品者と連絡が取れない
- 全額補償を使うと商品は手元に残らない
という状況でした。
この条件であれば、自腹でクリーニングして商品を確保する判断が合理的です。
最後に、本記事のポイントを整理します。
- 全額補償は万能ではない
- 一部返金は相手がいないと成立しない
- 商品の価値は再入手できるかで判断する
これらを理解しておくことで、同様のトラブルに遭遇した際も適切な判断ができるようになります。
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- 売れやすくするコツ
- トラブルを避ける考え方
- メルカリの最新情報
- 視聴者さんからいただいた相談への回答
など、一般のフリマ利用者向けに分かりやすく解説しています。
記事とあわせて見ていただくと、より理解しやすくなると思います。
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