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きゃたぬき流:悪い習慣をやめる方法

スヌーピー曰く、人生は配られたカードで勝負するしかない。しかし時間だけは平等であり、使い方次第で偉業を成し得るだろう。そんな貴重なリソースを雑に捨ててないだろうか?

本記事は猫ミームで2時間溶かした挙句、動画編集に追われた私の汗と涙の結晶である。コラム記事として読んでくれれば良い。

きゃたぬき
きゃたぬき

きゃたぬきです。TwitterYouTubeもやっています。

悪い習慣って何さ?

まず正解のない問いから始めよう。私にとって「悪い習慣」とは罪悪感のある行為だと思う。やめたい…ではなく、やめた方がいいよな〜って(本人が)思ってる行動。

よくある例として、以下の通り

  • ジャンクフード
  • お菓子
  • ネットサーフィン
  • YouTube
  • タバコ
  • ギャンブル
  • 自慰行為
  • 夜更かし

個人的には、これら習慣が一概に悪いとは思えない。むしろ「私はギャンブルをする!」と積極的にしているなら他人がどう言おうと続ければ良い。もちろん公序良俗は守った上で。

ただ、自分では辞めたいと思ってるのに、毎日お菓子を食べて後悔する。こういった罪の意識を抱いてる場合、それは貴方にとっての悪習慣である。

悪い習慣のやめ方

そんな悪い習慣を止めるにはどうすればいいか。長く険しい道のりが予想されるので、まさに山登り同様にゴールを設定し、その道筋を決めることから始めよう。

発生原因を突き止める

悪い癖を止めるには、その原因を正さねばならない。とはいえ「お菓子を食べるのはお菓子が原因だ」なんて短絡的な結論を出してはいけないので、具体例から理解してみよう。

私は在宅ワークをする時、スマホでネットサーフィンに夢中になる瞬間があった。この原因を考えると、意外にもトイレが悪いと気づいた。

具体的に説明しよう。トイレ休憩の時、ふとスマホを手に取ってしまう。そして座りながら用を足すため、SNS・YouTubeを見てしまう。結果、トイレから出るたびに時間が溶けてしまうのだ。

私は仕事柄フリマアプリを確認するため、スマホはしょっちゅう触っている。だが仕事から分断された瞬間(トイレ休憩)に気が緩んでしまったのだ。

このように悪癖には必ずきっかけがある。間食の原因は食後のコーヒーかもしれないし、自慰行為に走るのは周囲に誰もいない環境でスマホを持っているから…かもしれない。他人には阿呆らしい内容でも、確実にトリガーとなっているのだ。 間違ってもいいので、まず原因を仮定しよう

4つの対処法を選ぶ

原因がわかったら対処していく段階。ここで大きく4つの対処法がある

  • 代替案を選ぶ
  • 環境を変える
  • しにくくする
  • ご褒美にする

代替案を選ぶ

ついしてしまう行動があり、それが避けられない場合。今よりより優れた選択肢に置き換える事は可能だ。私は排便中に何かしないと時間がもったいない、と考えてしまうため、スマホではなく本を読むことにした。

環境を変える

夜更かしをする原因がスマホなら、充電器を寝室におかなければ良い。私は洗濯機の上に置くことで、寝室をまさに寝るだけの部屋に戻すことができた。

なお、最近は「ポケモンスリープ」にハマっている。雑に言うと寝る時間が長いほどポケモンが強く育つので、むしろ今はスマホがあっても8時間寝られる。良いサービスができた、早くツボツボを出してほしい。

しにくくする

あなたが食後にお菓子を食べてしまうなら、毎食後に歯を磨いてみよう。理想の使い方ではないが、即リステリンでゆすぐのも効果的。

ここで重要なのは、磨いた後でお菓子を食べても良い点だ。しかし大抵の人はそのまま終わる。清涼感とお菓子の組み合わせは最悪だからだ。なおチョコミントが好きには通じないかもしれない。私は好き。

ご褒美にする

行動を辞めるのではなく、メリハリをつけたい場合に有効。ランニングマシーンに取り付けられたモニターが有名な例だろう。

運動しながらYouTubeやNetflixを視聴できるため、悪習慣を別の良い習慣をするためのご褒美にでkるのだ。皇居マラソンしたら必ず乾杯する人も同じ心理。

最後に:一気に直すのはムリ

以上、数多くの自己啓発本・ビジネス書に使われる内容であり、私も効果を体感できた対策である。ただ最後に、悪い習慣をスパッと断ち切るのは不可能である、という現実的な話をしよう。

悪い習慣とは、いわば過去の自分が誘惑に負けた結果である。おいしいから、スッキリするから、気持ちいいから、楽しいから、目先の報酬に囚われたのだ。簡単に抜け出せる訳がない。

千里の道と同じく、悪しき習慣を断ち切るのも一歩から進めていこう。昔CMで流れていた「ニコレット」は、たばこ依存症を2ヶ月かけて治すため、ガムに少量のニコチンが含有されていた事を思い出すべきだ。

弁当+惣菜2つルール

唐突な自分語りを許してほしい。営業マン時代の私はコンビニ飯をよく食べていた。中には栄養価豊富なものもあるが、チキン竜田弁当にビタミンなど存在しない。罪悪感を抱えながら揚げ物に負ける日々である。

この習慣をやめるため、必ず惣菜を2品買うことにした。ひじきの煮物、野菜たっぷり味噌汁、弁当みたいな形。そして惣菜2品を食べてから弁当へ流れるようにした。

一見食べる量も出費も増えて最悪だが、惣菜を食べた後の弁当は以前より美味しくなかった。まぁ私が一般成人男性より胃袋が小さいかもしれないが、次第にチキン竜田を前にして満腹感という不快要素が出るようになった。

快楽があるから習慣になるのだ、嫌になれば簡単に抜け出せる。最終的に「ひじき&ゆで卵」と言う家畜みたいな昼飯ルーティンになったが、以前より遥かに健康である。

物事にはステップがある

段階を踏んで悪習慣を良い方向に持っていこう。もし過去の私がチキン竜田弁当を買わないと決意しても、隣にある炒飯&油淋鶏セットに逃げた筈だ。同時に良い選択をすることで、相対的により良く見えてくる。いずれ積極的に野菜を食べるようになるのだ。

まぁ今言ったことが守れてるならゴミ箱に蒙古タンメン中本は落ちてない筈だ。週一回食べても良いと決めてるけど今週2回食べた気がする。なぜこうも人間の意思とは弱いのだろうか…

幸い外見の変化は見当たらないが、明らかにペースを落としたほうがいいと心が叫びたがっているんだ。今後も私は悪い習慣を身に付け、そのたび良い習慣に塗り替えていくだろう。

滑りそうな瞬間を撮られたヒーロー

偉そうなことを述べてきたが、時には猿も木から落ちるのだ。朝礼で信条を叫ばないと忘れる会社員のように、私も私のために備忘録として本記事を書かせてもらった。そしてこんな駄文を最後まで読んだ貴方からは人徳が溢れかえっているようだ。私と一緒にこれからも良い習慣を作っていこうじゃないか。

To Be Continue…