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メルカリで売るのは慣れたけど梱包がずっと面倒くさい。なんかゲートみたいのに通したら自動的に緩衝材で包まれたら良いのに…
なんて妄想は叶わない。だが、それに近い事ができそうな【スコッチ フレックス&シール】をレビュー。結論、面白いけど高いので微妙。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
商品外観〜梱包まで
早速だがレビューしていく。使い方など書かれた薄いシートを剥がし、そのまま使える。
一見すると普通の緩衝材。
使い方は画像を見ればすぐ分かる。まず緩衝材中央に商品を置く
商品を包み、グレーの部分同士をくっつけられる大きさにカットする。
端をグッと押すと接着され、開かなくなる。このまま発送するだけでOK
何が起きたか訳わからないけど、グレーの素材同士がくっついた時だけ離れなくなる粘着技術が使われている。そのため、商品には付かず【緩衝材付き封筒】になってくれるのだ。
見てもらった通り、フレックス&シールは
- ガムテープ
- 緩衝材
- 封筒
を一つで賄える緩衝材だ。
良いところ
そんな近未来の緩衝材フレックス&シールを暫く使った上で、良かったポイントを紹介しよう。
めっちゃ楽
フレックス&シールは適当なサイズにカットすれば使える。言い換えるとハサミで切ったら梱包が終わるのだ。この手軽さは嬉しい。
資材ストック、これ一つでOK
一般的に梱包するための資材は
- 包装(封筒、段ボール)
- 緩衝材(プチプチ等)
- 粘着剤(ガムテープ、のり)
の3つだが、フレックス&シールなら1つで全てを賄える。これにより自宅の緩衝材ストックを激減できるのだ。
惜しいところ
便利なフレックス&シールだが、少し残念な点も存在するので紹介しよう。
高い
今回買ったフレックス&シールは「380mm×3m」の長さで1,200円。これは一般的な緩衝材と比べても数倍高い。
例えば私が愛用するミナパックシリーズと比較すると
価格(3mあたり) | |
通常版(400mm×10m) | 234円 |
手で切れる(400mm×10m) | 360円 |
フレックス&シール(380mm×3m) | 1,200円 |
となり付加価値を考慮しても高いことが分かる。
【ノンカッターパック】手で切れる緩衝材。メルカリにお勧め【レビュー】1回あたり170円弱
もちろん資材が高いため1回の梱包費用も高くなる。例えばDVDケースを梱包すると42cm必要となり(3mなら)実質7回が限度。金額にして1度に170円かかる計算だ。
幅がゆうパケットポストを超える
また地味に困るのが380mmという幅。メルカリユーザーの多くが使う「ゆうパケットポスト」は長辺340mm以下が条件なので、梱包後に耳をカットしないと発送できない。
ついでに切るだけだが、忘れると60サイズ扱いで発送されるため注意しよう。
開封が不安かも
あと到着後の話だが、どこから切れば良いか購入者が迷う…かもしれない。まぁそこまで気にする必要あるかは微妙だけど、頭の片隅に入れておこう。
総括:面白いけど高い
フレックス&シールを一言で表すと
良い、けど高すぎ
になる。独自性も利便性もあるが、価格が全てを台無しにしてしまう。
クッション封筒の方が良い
もちろん金額より手軽さを優先する人はいるが、クッション封筒(緩衝材付きの封筒)と言う製品が既にあるし十分安い。こちらも
- 商品を入れる
- シールを剥がして貼る
の2段階と梱包の手間が少ない。むしろハサミを使わないため(フレックス&シールより)楽かも。
梱包作業の多い物販ユーザーは手軽さのため、多少高くても資材には拘る。だがフレックス&シールはクッション封筒と比べて強みが弱いのだ。いわゆる「コスパが悪い」
一般ユーザーにも不用
では一般ユーザーの場合。月2回程度の出品活動のため、フレックス&シールを自宅に置いておくのはどうだろうか。残念ながら私は推奨できない。
理由はシンプル、全国のコンビニに「メルカリ公式資材」が売られている為だ。自宅に資材をストックしたくないなら、売れたらセブンイレブン等へ駆け込み調達すればいい。
面白いけど総合的に「なし」
まとめると
- 梱包を楽にしたい! → クッション封筒
- 資材ストックを減らしたい! → 都度コンビニ調達
- コスパの良い資材が欲しい → 論外
となる。現状フレックス&シールは市場に食い込むことができない。
ただ使ってみて面白いし便利なのは保証する。仮に価格が1回あたり100円(半額程度)になれば再び推奨したい。
試してみてほしい…けど高いから勧めにくい。惜しい製品。
紹介した商品リンク(Amazon)
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- イライラしない考え方
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- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!