【話題】メルカードは発行すべきなのか?

メルカリでトラブル続きなら、原因はあなたにある

フリマ相談を受けていると、何度も同じ人が相談・愚痴を送ってくる事がある。例えば

  • 10月:目立った傷や汚れなしなのに傷が多くて返品希望、しかし却下された
  • 11月:画像は綺麗なのに、購入すると毎回傷のある商品が届く
  • 12月:今月だけで3回も商品トラブル。出品者は返品に応じない

といった形だ。人によっては「なんて不幸なのだろう…」と嘆くだろうが、私は別の意見を主張したい。

結論から言うと、フリマアプリでトラブル続きな人が(本当に)いるのなら、原因はその人にある可能性が高い。この件について独断と偏見で解説していく。

きゃたぬき
きゃたぬき

きゃたぬきです。TwitterYouTubeもやっています。

フリマのトラブルは回避できない

大前提フリマアプリのトラブルは100%回避などできない。これは人の価値観が千差万別である事に由来する。

ある人が「目立った傷や汚れなし」としても、ある人からは「傷や汚れあり」と判断される。その価値観のズレが、返品騒動や残念だった評価に繋がるのだ。

トラブルから予防策を講じる

感性は人それぞれであり、衝突は避けられない。だがそれを予防することはできる。例えば「目立った傷や汚れなし」と判断した商品を、あえて「やや傷や汚れあり」に設定することで、悪い方向での価値観のズレが発生しにくくなる。

最善を尽くしつつ、問題が発生したら再発防止に努める。その都度予防策を講じていくのは現実でも推奨される行動だ。これをメルカリ等でも実践すべきだし、多くは無意識にそうしている。

なぜ毎度トラブルになるのか?

しかし前述通り、毎月のようにトラブル報告をするユーザーが一定数存在する。これが仮に本当だった場合、トラブルは彼ら自身にも問題があると考えている。

原因の共通項は「あなた」

繰り返しだが人の価値観は千差万別であり、時には理解し難い人も現れる。しかし、あなただけにトラブルが発生し続ける確率は相当低い。ましてや毎月発生するなら、必然となる理由が存在する筈だ。

彼らに共通する特徴は「あなたと取引をした」であり、原因はあなた自身の可能性がある。真冬に半袖で外出し、毎日寒いと嘆くようなものだ。気温は変えられない以上、あなたが服を着るほかない。

もっと言うと、あなた自身の価値観が(悪い方向で)ズレている可能性もある。それこそオンライン中古市場での取引なのに、新品同様の品質を求めるような感覚だ。

何度もおかしい商品が届くなら、あなたが中古市場に期待し過ぎているか、雑なユーザーを見分けられず取引してるのが現状だろう。もちろん天文学的確率を引いてる可能性もあるし、そう考えたいのなら止めない。

理想論は身を助けない

あなたに原因があるとして、以下のような反論が届く

そもそも悪いのは説明と違う商品を送ってくる方じゃないか。私は悪くない。

これは正しい意見だろう。だが言い換えると

悪い人が行動を改めるべき。私は正しいから変わらなくていい

という意見に近い。確かに理想的な発想だが、現実はそう上手くいかない。

例えば自転車に鍵をかけず盗難にあったとしよう。この時、盗む人が悪いのは当然だ。しかし悪人を恨んだところで自転車は戻ってこないし、次また鍵をかけ忘れれば盗まれる。その度に恨んでも財布が痛むだけだ。

相手が悪いにせよ、自分から行動しなければ自分の身は守れない。だからこそ人は経験からトラブルの予防策を講じ、再発防止に努めていく。いつまでも自転車に鍵をかけないからこそ、被害が発生し続けるのだ。メルカリも同じ。

トラブルの予防策

自分に都合の良い世界じゃない以上、現実でもメルカリでも自己防衛が大切になる。その方法について幾つか紹介していく。

商品状態を過小評価する

先ほど軽く触れたが、出品する商品の状態は低く見積もった方がいい。「思ったより悪い」なら返品騒ぎになるが「思ったより良い」は感謝されるレベル。(相手にとって)いい方向にズレを起こそう。

非公開: 【予防と対応】メルカリの出品で不安になった。心を軽くする方法を解説

不安なユーザーと取引しない

改めて言う程じゃないが、商品画像や説明文、価格、果ては相手の雰囲気から「取引が不安だな」と思ったら逃げる。出品者はコメントからブロックして購入されないようにし、購入者はそもそも買うな。

ただ出品者へ一応言っておくが、購入された以上は腹を括って取引しよう。自己都合のキャンセルはペナルティが発生し、利用制限や最悪アカウント凍結の恐れがある。

【徹底解説】メルカリ「ブロック機能」って何ができる?

フリマアプリを使わない

実物が見えない以上、説明しきれない傷や汚れも存在する。この背景を許容できなければ、そもそもフリマアプリを使わない方がいい。ブックオフ等のリサイクルショップを使うか、新品を買うなど実店舗での確認をしよう。


この他にも様々な予防策はあるが、共通して言いたいのは「トラブルから学ぶ大切さ」である。

面倒ごとを回避するために

自分で変えられる行動は何か?

他人ではなく、自ら変わる姿勢を心がけたい。

記事のまとめ

  1. トラブルを予防しつつ、事故が発生しても改善策を考え実行する。
  2. 毎回トラブルになるなら、あなた自身が原因の1つになっている
  3. 悪いのは相手だから相手が変わるべき、は理想論だが現実的じゃない。
  4. 不安ならフリマアプリを使わない

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  1. イライラしない考え方
  2. ちょっと売れやすくなるコツ
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それじゃあ、また!