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【メルカリ】少額の値引き交渉を断られて、買わない人の心理と対策【ラクマ・Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)】

フリマアプリの相談で

たかが100円の値引きを断っただけで買わない人がいるけど、なんで買わないの?本当は欲しくないの?

といった話が多くなった。私も50円の値引きを断った時、同様の感想を抱いたので懐かしい。

今回の記事を読めば、少額の値引きを断っただけで買わなくなる人の心理を理解できるだろう。また記事後半では、彼らへの対処法について幾つか紹介する。

読む際の注意点

少額値引きについて、この記事では「50円」に統一して話を進めていく。また「ほしくなくなった」は理由として想像しやすいので除外した。

解説動画

下記の動画でも詳しく解説しています

https://youtu.be/zz15_7S8bG4

理由1:ケチな出品者に白けた

たかが50円値引きできないだけで…とは相手も同様の感想を抱く。つまり過去の私は、50円すら値引きしてくれないドケチ出品者と思われて避けられた可能性があるのだ。

無論50円を少額と捉えるか大金と考えるか、価値観は人それぞれ。だが嘘か誠か、ビルゲイツがマクドナルドでクーポンを使うのと似た話で、同じものなら誰だって安く買いたい筈だ。

この時に重要なのが、過去取引された価格だ。通常550円のてりやきマックセットはクーポン利用で500円になる場合、クーポンを持ってなければ(たかが50円差なのに)買わない人もいるだろう。

過去同じ商品が50円安い金額で売られていた場合、損したくない購入者は少額ながら値引き交渉を行った。そして断られた時点で買わなくなった…かもしれない。

理由2:なんとなく気まずい

値引き交渉に失敗しても商品は購入できるが、感覚的に難しい人もいるだろう。彼らには「安くなるor退散」の選択肢しかなく、そのまま取引開始に繋がらないのだ。

例えるなら告白に近い。仮にフラれた後でも友人関係は続けられるが、気まずいため絶縁状態になってしまう人がいる。個人的にこれは男性に多く見られる傾向だと思う。偏見です。

彼らは気まずいから逃げてしまう為、心理抵抗を減す対応をすれば、購入される可能性を上げられる。後述する方法を参考にしてほしい。

理由3:同時に値引き交渉してる

少額を節約するため、同時並行で他出品者に交渉してる可能性が上げられる。他のユーザーが(少額だとしても)値引きして最安値になれば、あなたから購入する理由はなくなる。

ケチくさい様に見えるが、価格ドットコムで少しでも安い場所を探したり、還元される楽天ポイントを考慮して買い物する行為と大差ない。同じ商品なら安い方がいいのだ。

この場合、相手は金額最優先で判断する傾向が強いため、最安値にすれば問題なく売れる。だがそれなら他の人だって欲しがる訳だし、少額差なら許容する人も多いと思う。急ぎじゃなければ安売りしなくていいだろう。

理由4:売上金がギリギリ

値引き交渉の言い訳に利用される事も多いが、売上金が理由の状況もあり得る。例えば売上金2200円の人であれば、2300円の商品に「100円値引きできませんか?」と提案する形だ。

差額をコンビニ支払いすれば?とも思われるが、コンビニ支払いは手数料100円が別途必要となる。仮に上記ケースであれば、2200円+100円+手数料100円の合計2400円が必要となってしまう。

決済手段に関してはクレジットカードを作成してなかったり、個人情報の提供に抵抗があるためスマート払いを使えない人もいる。彼らの存在を考慮すると、売上金ギリギリで購入したい心理が見えてくるだろう。

ただ売上金の状況を証明する手段もないし、仮に証明しても値引きしなければ購入されないのが現状。よって出品者的に嬉しくない相手と言える。

補足:偶然最安値が登場

あなたに断られても購入しようと思っていた矢先、偶然にも同じ商品が安く出品された場合。そちらを優先するのは当然の心理。

間違いなく存在する理由だが、偶然性が強く対応しようがないので補足に留めておく


ここまでの内容をまとめる

  • ケチな出品者に白けた
  • なんとなく気まずい
  • 同時に値引き交渉してる
  • 売上金がギリギリ

以上4つの理由を紹介してきた。ここから先は彼らに対して、出品者からできる対応方法を紹介していく。

「なるべく高く売る」対応策

対応策を紹介する前に、あらかじめ目的を定めておこう。もちろん出品者にとって商品が売れる事こそ究極な訳だが、それなら「たかが50円」の値引きに応じれば良いし、最初から悩んでいない。

今回は「なるべく高く売る」を対策の目的とした。当然すぎる話だが、少なくとも50円以上値引きせず売れるように努めたい。そして購入するなら誰でもOKという前提で話を進める。

対応策3つ

今回紹介するのは以下の3つ

  • 10円値引き
  • 徐々に値引きします
  • 併用

実質2つだが、それぞれ理由がある。順番に解説していくので許してほしい。

10円値引き

理由2で述べた通り、少額値引きする人は「値引きor退散」と考えている可能性があり、素直に断っては逃げられてしまう。そこで中間策として10円値引きを提案したい。

コメントありがとうございますm(_ _)m

そこまでは難しいのですが、10円だけお値引きさせて頂きました。

よろしければ、そのまま購入して下さい(*´꒳`*)

これにより「断った相手から購入する」という心理抵抗を減らせるのだ。また単に断るのと異なり、交渉者の要求を少し飲み込んでいる点もポイント。相手の意見を尊重する姿勢が大切になる。

なお10円である理由について。理屈上は1円値引きでも良いのだが、若干バカにした印象を与えてしまう。5円は値引きした感覚が小さい(気がする)ため、10円がちょうど良いと思う。まぁ自由に調整してほしい。

「徐々に値引きします」宣言

全く値引きしないと断言すれば、交渉相手は白けてしまう。だが値引きする姿勢を見せることで印象は和らぐだろう。そこで「徐々に値引きします」が効果的だ。

コメントありがとうございます。

少しずつ値引きしていきますので、

ご希望の金額になりましたら購入を検討して下さいm(_ _)m

実店舗でも見られる程ありふれた姿勢だが、メルカリにおいては効果が大きい。同じ価格・状態の商品は現時点で1品しか存在していない為、購入者同士での競争が発生しやすい為だ。

そもそも少額値引きを提案する状況とは、現時点で購入したいくらい魅力的な証拠でもある。そこで出品者側から購入者候補に向けて

徐々に値引きするけど、売り切れるかもしれないよ?今買った方がいいんじゃない?

と暗に提案できるのだ。こうすれば交渉者を含めた予備軍同士の睨み合いが始まり、自然と売れていくだろう。

ちなみにこの時、値引きはしなくてもいい。徐々に値引きする(が今とは言ってない)の意味で使っても効果はある。

おすすめは併用

今紹介した2つの方法は、共に取りこぼしが発生してしまう。前者を使えば売上金ギリギリユーザーを逃すし、後者は気まずい雰囲気が発生してしまう。

個人的におすすめしたいのが併用策。

コメントありがとうございます。

少しずつ値引きしていきますので、ご希望の金額になりましたら購入を検討して下さい。

よろしくお願いしますm(_ _)m

と言いつつ、商品代金を10円値引きするのだ。

これにより購入者の心理抵抗を減らしつつ、値引き待機勢での競争を誘発することが可能となる。既に少し値引きされている為、余計に焦ることだろう。

ただ人によっては

徐々に値引きって…10円かよ、しけてんなぁ

と感じる事もあるだろう。よって併用するべきか、金額の調整に関しては各々の判断に任せる。

記事のまとめ

  1. 少額値引きを断っただけで購入しない心理は幾つか存在する。①ケチな出品者に白けた②なんとなく気まずい③同時に値引き交渉してる④売上金がギリギリ
  2. 10円値引きを行うことで、断られた相手から購入できない気まずさを緩和できる
  3. 徐々に値引きを宣言すれば、他ユーザーとの競争を引き起こして売れやすくなる
  4. 両方を使うことで、最大の効果を得られる

最後に:ぶっちゃけ放置してもいい

ちゃぶ台をひっくり返すが、何もしない対応策も一考の余地がある。再三だが少額値引きを提案された時点で、あなたの商品は売れる一歩手前に位置してる(書籍など元から安い商品は除く)

よって少額を許容できる他ユーザーが、現在価格で購入する可能性が高い。急がなければ勝手に売れるので、状況に応じて判断してもらいたい。

なおコメントの無言削除はおすすめできない。他ユーザーに悪い印象を与えてしまい、購入を敬遠される恐れがある為だ。詳しくはこちらを参考にしてほしい。

【出品者向け】絶対NGな、コメント対応4選

ちなみにコメント放置する場合、期限を定めた方がいい。3日以上コメント放置されていると、他ユーザーに出品者不在(管理されてない)という悪い印象を与えてしまう為だ。

最後になるが、値引き交渉する全ユーザーにむけて。交渉の返事を待っている間に購入された場合、時間損失が発生する。再びお買い得商品が出品される時を待つのもいいが、少額なら目を瞑るのも選択肢として考えてほしい。

【メルカリ】値下げ交渉のリスク・3つの心構えを徹底解説します【値引き戦略】

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それじゃあ、また!