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こんにちは、きゃたぬきです!
突然ですが、こんな経験をした事はありませんか?
- コメント必須と書いたのに、無視された!
- 取引メッセージが一切こない!
- コンビニ払いが遅い!
実はこれ、フリマのルール上、問題がありません。
きゃたぬき
今回は、イラっとしがちな行為5つを紹介し、
それらが「実は問題がない」ことを
メルカリ公式のガイドラインを引用しつつ、解説します。
あくまで「ルール・ガイドライン上、違反行為ではない」と言う内容であり、
使用者間のマナーやモラルについては言及しません。その点を御承知おき下さい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
解説動画:【マナー違反?】絶対に怒ってはいけない!5つの行為【メルカリ】
このブログは、下記の動画でも詳しく解説してます!
「コンビニ・ATM払い」の支払いが遅い
メルカリには多種多様の決済手段が用意されていますが。
その中でも、出品者に最も嫌われているのが
「コンビニ・ATM払い」でしょう。
(以下、コンビニ払いと省略します。)
その理由は主に2つあって、
- 支払いをせず、逃げられてしまう
- 支払いが遅くて、商品を発送できない
と言う物です。今回の問題は「後者」にあります。
3日経過前に怒るのは、出品者が悪い
仮にですが、
購入後3日経過していない時点でイライラしているなら、
あなたに問題があります。
メルカリガイドライン「商品代金が支払われない」には、
以下のように書いてあります。
つまり、3日以内に支払えば
購入者は責められる筋合いがない、と言うことです。
きゃたぬき
相対的に「イライラ」してしまう
コンビニ払いの悪い点は
「相対的に不満が多い」ことにあります。
決済手段の中で「唯一」取引キャンセルされる可能性があります。
出品者としては「購入されたら、すぐ発送」できるのが理想の流れです。
その障壁となる、ある種、事故のような出来事が
「コンビニ払いキャンセル」なのです。
対処法は、ないのか?
現在、支払い方法を指定することは、できません。
コンビニ払いで購入された時は、
相手がしっかり支払ってくれることを願いましょう。
…とは言っても、心配ありません。
大半の人は、しっかり支払いを完了してくれます。
きゃたぬき
でも、ここで、少し念を押します。
「締め切りを守ってくれたら、それでいい」
という穏やかな心を、出品者側が忘れないこと。
- 旅行前で、すぐ発送したいのに…!
- 金曜の夜に購入されるのは、困る…!
こう言った都合は、厳しい話ですが「知ったこっちゃない」んです。
説明文に事情を書いておきましょう
少し厳しめの指摘をしましたが、
メルカリは個人間での取引プラットフォームです。
事情を伝えれば、相手も理解して取引を行なってくれるでしょう。
例えば、いつ支払われるか不明な点が嫌であれば
コンビニ払いの方は、お手数ですが、【支払い予定日】を伝えていただけると幸いです。
といった説明文を記載しましょう。
「なんで出品する方が書かないといけないんだ…?」と思いますが、
変えられるのは、自分の行動だけです。
上の文章を引用しても構いません。今すぐに追加しておきましょう。
とはいえ締め切り後は、即キャンセルでOK
ちなみに購入されて4日が経過した後は、
出品者側で「取引キャンセル」を行うことが可能です。
この場合、遠慮なくキャンセルしてください。
メルカリガイドにも、以下のような記述があります。
https://www.mercari.com/jp/help_center/article/108/
締め切りまでの3日間であれば、
たとえ最終日の23時59分でも、相手を尊重します。
でも、何もメッセージなく締め切りが経過するのなら、
遠慮は必要ありません。
こちらから取引キャンセルをしましょう。
きゃたぬき
無論、相手の事情があるのなら、適宜応じてあげてくださいね。
交渉中の横取り
商品にコメントがついて、
値下げ交渉に応じて、
商品価格を変更して、いざ購入してもらった!
「…あれ、誰だこの人?」
人気の商品や、レアな商品の場合、
交渉していた人と別のユーザーが購入する
通称:「横取り」行為に、遭遇するかもしれません。
きゃたぬき
横取りを断ると、出品者ペナルティ?
人によっては横取りされた場合、
「交渉していた方に販売したいので、取引キャンセルします」
と言った行動に出るケースがあります。
実はこの行為、
出品者側にペナルティが発生します。
…間違えていません。出品者が悪い扱いになります。
「横取り」なんて存在しない
便宜上「横取り」という言葉を使いましたが、
厳密には存在しない行為と言えます。
ガイドライン上の記述をご覧ください。
つまり、交渉中だとしても、
「最初に購入した人」を優先しなければいけません。
これが原則なので、
横取りを理由に悪い評価にすることは、
事務局としては「不当な評価」とみなされる可能性もあります。
実際、損していないからOK
よくよく考えると、
横取りされた所で「売上金」に変化はありません。
場合によっては
「値下げする前に購入」されるケースもあります。
その場合、むしろ出品者は
多めに利益を出すことができます。
仮に「売上金が入れば、誰に売れてもいい」と思えるのなら、
横取りされても、全くイライラする必要はありません。
専用出品に、拘束力はない
購入者優先と同時に、
「専用出品」に関しても覚えておきましょう。
専用出品:特定ユーザーに購入してもらえる様、商品ページを加工して出品する行為
これは独自ルールであり、一切の拘束力はありません。
きゃたぬき
こちらに関しては、以下の動画で詳しく話しています。
ぜひ、参考にしてください。
コメントなく購入された(即購入)
「商品を即購入されて、困った!」
「購入前のコメント必須!って書いてるのに…!」
「購入する前に、一言欲しい!」
そんな方もいると思います。
…でも、これは明らかに「出品者側」が悪いです。
「そもそも即購入されて、何でダメなの?」と感じている方は、
購入者にも、出品者にも多いでしょう。
この項目については、順を追って解説します。
コメントが欲しい理由は…?
即購入されると困るから、「購入前コメント必須」
などと書いているのです。
では、なぜ即購入が困るのでしょうか…?
答えは簡単で、
「商品があるか不明」だからです。
きゃたぬき
この場合、大半の方は
「同時出品してるから」即購入をやめて欲しいのです。
例:メルカリと、Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)の同時出品
万が一、両方で商品が売れてしまった場合、
片方の取引をキャンセルしなければいけません。
その予防策として、コメントして欲しいのです。
参考情報:同時出品は、違反行為?
ちなみに、同時出品に関して各社の対応は以下の通りです。
- メルカリ:出品してOK
- ラクマ:出品してOK
- Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ):同時出品は禁止
つまり、メルカリ&ラクマでのみ、
同時出品は認められている事になります。
詳しい情報に関しては、以下の動画で解説しています。
ぜひ、参考にしてください。
在庫不良は、出品者責任
言うまでもありませんが、
購入されてから「商品がない!」となっても、
悪いのは出品者になります。
レストランで注文したメニューが売り切れた時、客が怒られる訳ないですよね
たとえ同時出品だろうが、過去に出して忘れていようが、
即購入されても問題ない状況にしておく。
出品者には、責任があることを忘れてはいけません。
メッセージが一切ない
前項に共通する内容ですが、
取引メッセージが全くないケースもあります。
「購入させて頂きました!」「よろしくお願いします!」など
礼儀正しい購入者が多いなら尚更、
無言取引は、良くない印象を覚えますよね。
中には、メッセージを送っても全く返ってこない、なんて事も…
きゃたぬき
取引メッセージは、任意利用
取引メッセージのやりとりがなくても、
規約上問題ありません。
メルカリガイドラインからの引用をご覧ください。
取引を進行するのに、メッセージは必要ない(義務では無い)と言えます。
勿論、気持ちのいい取引を目指すのなら、
挨拶してほしいとも書いてあります。
出品者は「挨拶を期待しない」
別に感謝してほしいわけじゃないけど、
取引メッセージがある方が、気分は良いですよね。
しかし、私たち出品者としては、
「取引メッセージは来ないものだ」と考えておきましょう。
特に、返信が来ない場合に、思い出してください。
楽天市場で商品を買った時、ショップから届くメールに返信した人はいますか?
「わかりました。の一言くらい送ってくれよ!」
そう感じる気持ちはわかりますが
我々はあくまで「商品を売る側」です。
購入者からの返信を、期待してはいけません。
受取評価が遅い
最後の項目は、受け取り評価が遅いことです。
これに関しても、購入者が一概に悪いとは言えません。
受取評価には、時間をかけていい理由があるためです。
発送に1週間程度かかる
まずは、知識として覚えておきましょう。
本州から沖縄へ発送する時、
「1週間程度」かかる場合があります。
例えばバッテリーが入っている商品(スマホ、電子辞書など)の場合、航空便を使えないので、船を使ってゆっくりと運ばれます。
この注意は、郵便局で発送する時に教えてもらう事が多いです。
しかしコンビニ発送の場合、
知らずに終わってしまうでしょう。
仮にですが、
時間がかかる理由を知った上で発送した場合、
受取評価が遅くても、イライラしにくい人が多いでしょう。
本州〜沖縄・北海道・離島の場合、
1週間程度を目安に考えておきましょう。
(しかも離島の場合、都道府県表示で分からない。)
「受取評価は、届いたら行う」行為ではない
まずは誤解を解いておきます。
商品が届いたら受取評価、と言う流れは、少し違います。
厳密には、
購入者が商品を受取り、問題がなければ、評価を行う
と言う流れです。
きゃたぬき
「届いた時点で、商品の確認はできるじゃないか!」
「なぜ、すぐに評価できないんだ?」
そう感じる人もいるでしょう。
しかし、果たしてその考えは正しいのでしょうか?
商品確認の、猶予期間がある
以前の記事でも紹介しましたので、ここでは簡潔に話します。
メルカリは商品確認のために
数日かける行為を認めています。
その日数は「自動的に取引完了になる」約1週間後まで。
つまり、届いてから1週間は、評価されない事があるって事ですね。
きゃたぬき
この辺りの詳しい話は、過去の記事を参考にしてください。
【迷惑?】知っておきたい、受取評価をしない人の心理【メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)】
記事のまとめ
もう一度、おさらいします。
以下の行為に対して、イライラをするのは控えましょう。
- 「コンビニ支払い」が遅い
- 交渉中の横取り
- コメントなく購入された(即購入)
- 取引メッセージが一切ない
- 受取評価が遅い
万が一、これらを理由に悪い評価をつけると、
相手から「不当な評価」とみなされ、
事務局からペナルティーがつく可能性もあります。
私たち出品者としては、
寛大な精神を持って対応することを目指していきましょう。
以上、参考になれば嬉しいです!
それじゃあ、また!