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メルカリは素人が不用品を取引するプラットフォーム。だが時に業者と遭遇する事がある。この点について
業者に商品を買われたくない
自分に害があるのでは
と不安な人も多い。しかし業者相手なら一般ユーザーよりも安心できると言える。その理由を解説していこう。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
業者とは?
まずメルカリにおける「業者」だが、ネット上では以下の意味が混ざっている
- いわゆる現実世界の転売ヤー
- 格安商品を買い、高く売りなおす人
- リサイクル店みたいな出品数と内容
- 新品ばかり売る人
通称:フリマアプリと呼ばれるように、メルカリは素人が不用品を売る事こそ主目的。そこから逸脱し商売に使う人を「業者」と呼ぶようだ。
もちろんコレクター等の業者っぽい素人も存在するが、本記事においては
業者=営利目的で購入したと思われる人
として話を進めていく。
事務局に嫌われたくない
そんな業者はメルカリ事務局に嫌わないよう石橋を叩きまくってるのが現状。再三だがメルカリは素人間取引が前提であり、
- 検索に関係ない商品の大量ヒット
- 同一商品が大量に表示
など業者による環境悪化を嫌っている。2017年に自動出品ツールを取り締まり、近年複製した商品ページを2つ目以降表示させなくするなど対策も欠かさない。
よほど悪行を成さない限り個別追放はされないが、業者自身が身の程をわきまえてメルカリ利用してるのは事実。決して事務局には逆らわないのだ。
一般ユーザーの通報も避けたい
また一般ユーザーから通報されるのも避けたい。業者認定されれば一挙手一投足が監視対象。普通なら見逃す行為も業者(っぽい)なら低評価・報告されかねない。
ちなみにルール上問題ない場合、業者相手だろうと通報しても事務局は対応できないし業者もよく理解している。詳細は後述。
つまり業者とは
- 営利目的で行動する
- 事務局、他ユーザーの目線を気にして慎重に行動する
と考えてほしい。
業者取引のメリット
それでは業者に購入されても安心できる理由を紹介する。
- 説明ミスを見逃しやすい
- 取引進行が早い
説明ミスを見逃しやすい
トラブルとして多いのが「実物と説明が異なる」問題。出品者にとって傷なしでも購入者が傷ありと判断すれば返品騒動になる。しかし業者相手なら滅多に発生しない。彼らは常に過小評価するからだ。
仮にiPhoneを購入するとして、業者の思考回路は
- 目立った傷や汚れなし、付属品ありで3万円。これなら6万円で売れる
- ただ画像に側面部分がない。でも傷があっても最低4万円で売れる
- あと説明に「付属品揃ってます」とあるが、画像にステッカーがない。とはいえ無くても影響は小さいか。
- 結局儲かるな。よし購入しよう
といった形。いずれにせよ利益が出るから購入するのだ。
つまり出品者として説明漏れがあっても見逃されやすく、低評価も受けにくいと言える。もちろん伝達ミスしないことが前提だが転ばぬ先の杖は何本あっても良い。その意味で安心できるって話。
許容できない場合は別
言っておくが説明と著しく異なる場合は業者だろうと返品請求してくる。また一般ユーザー同様の水準で文句を言う人もいる。当然だが商品説明の手を抜かないこと。
取引進行が早い
時々メルカリを使ってると受取が遅すぎるユーザーに遭遇する。発送してから5日経過、天候不順なし。にも関わらず評価されずイライラ…
一方の業者、たくさんの商品を仕入れ販売するため日々多くの商品を捌いているため受取評価は迅速。早く売上金がほしいユーザーには嬉しい話だ。
遅い業者もいる
ただし遅い業者も存在する。例えば別拠点を配送先指定し、雇ったバイトに検品させるため反映が遅れる。とはいえ低評価を回避するため遅くても強制終了には至らない。
一概に業者=評価が早いとは言えないが傾向として早いのは保証する。仕入れた商品を早く手放さないと新しい商品を買えないからだ。その繰り返しで儲けるビジネスなので、広大な倉庫がない限り早い業者が多い、と思う
つまり業者とは説明ミスがあっても大目に見るし取引進行も早いユーザーである。神経質だったり評価が遅すぎる素人と比べれば数倍マシと言える。
業者取引のデメリットと対策
利点もある一方、業者との取引に生じるデメリットもあるので説明する。なお各項目の対応策についても合わせて解説した。
- 無言取引になりがち
- 商品ID書かせがち
- 転売されがち
無言取引になりがち
業者は取引数が多いため取引メッセージが
- テンプレート文章のみ
- 無言
いずれかになる。中でも全く応対しない手軽さから無言取引になるケースが多い。
無言取引は嫌われるでしょ←問題ない
この特徴を聞くと
無言取引はユーザーに嫌われてるから、業者なら避けるんじゃないの?
と考えるだろう。しかし無言取引はマナー面で嫌われているだけでルール違反ではないのだ。そして仮に残念だった評価を受けても非表示にされる可能性が高い。
【メルカリ】残念だった評価を取り下げる方法。体験談も紹介【悪い評価】対策:期待しない
モラルを統一できないからルールが存在するし現状「無言取引」は全く問題ない。何なら一般ユーザーだって無言な人もいる。ならメッセージの有無に一喜一憂するだけ無駄。会話に期待しない方がいい。
なお最近はスタンプ機能が追加されLINEの既読のように使う人も多いので確認してみよう。少なくとも会話は通じる相手とわかる筈だ。無視されたら知らん。
【新機能】メルカリ「取引メッセージのテンプレート」を解説【使え】商品ID書かせがち
何度も言うが業者は取引数が多いため、どれを誰から購入したか一見わからなくなる。特に同じジャンル(家電製品など)を買い漁ってると間違い探し状態。そこで一部業者は商品IDを梱包に記入させて評価を早くするのだ。
普通郵便なら住所と一緒に書けるため手間もない。だがメルカリ便利用者はわざわざペンを取り出し記入するので面倒くさい。何より商品IDを探すのも少しだるいので、欠点として紹介した。
対策:追加料金の注意書き
「商品ID記入に追加料金をもらう」と説明文に書くのが対策になる。払ってくれるなら快く書けばいいし、そのまま購入されたら記入しない言い訳ができる。詳しくは別記事参照
【絶対やめろ】メルカリで「商品IDを書いて」が不愉快な理由転売されがち
業者のメルカリ利用目的であり嫌われる最大の理由。自分は損したのに業者がラクして儲けている。元・所有物を使われてるから思い出補正で怒りも倍増する
…って状況になるかもしれない。その妄想でイライラする人が多い。
対策:安売りをしない
この状況というか業者自体を避けるのは簡単で、商品を安く売らなければいいのだ。復習するが業者は稼げる商品だから買うのであって、利益が出なければ手を出さない。
例えば楽器(相場2万円)を1万円で売れば99%業者相手になる。素人よりも安く買う熱量と知識が多いので当然。だが仮に相場で売れば儲からないので業者は介入してこない。ミュージシャン兼業でもない限り一般ユーザーが購入する。
記事のまとめ
- 業者はメルカリ事務局、ユーザーから嫌われないように行動する
- 業者との取引におけるメリットは①説明ミスを逃しやすい②取引進行が早い
- デメリットは①無言取引②商品IDの記入要望③転売されやすい
今回の記事を参考に、業者との取引への向き合い方を決めてもらいたい。ちなみに私は相場を調べて出品するため、業者っぽい業者に遭遇する事がほぼない。
空気清浄機を出品した際、修理業者っぽい人に購入された事があります。使えれば5,000円くらいで売れましたが、修理知識がないし元々粗大ゴミ処分目的なので気にしません。文句あるなら技術を身につけて自分で販売すればいいって事。
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!