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とある理由でゲーム実況しようと調べた所
M1チップ以降のMacで使えるキャプチャーボードは2つしかない
という説を見たが1年近く前の情報なので怪しい。そこで格安キャプチャーボードを購入した結果、問題なく使えたので簡単にレビューする。
目次
そもそもキャプボが必要な理由

話をする前にまずキャプチャーボードの必要性を軽くおさらいする。ゲーム機とPCをHDMI接続したらパソコン側にゲームが表示されそうだけど実際は不可能。この理由はHDMIの入出力端子にある。
HDMIは入力・出力がある

そもそもHDMIは映像を出す側と受け取る側に分かれている。モニターには入力専用の端子、パソコンやゲーム機は逆に自身の画面を出力する端子が搭載されている。
つまりゲームとPCを繋いでも表示されないのは互いに映像を出す側だから。充電器同士でケーブルを繋ぐ様なもの。当然映らない。

そこでキャプチャーボードを使う。ゲーム画面を一度変換してPCに映し出せるのだ。
PC上でSwitchを遊びたい

そんなキャプチャーボードを私が購入した主目的は実況…ではなくPC上でゲームをするため。私のモニターは画面変更が手間で切り替える度ストレスで胃に穴が空く。
そこで配信ソフト上で擬似的に大画面プレイしようと思った。ついでに生配信でゲームするかも〜程度。
キャプチャーボード高すぎ

だが上記目的だけでキャプチャーボードを買うのは辛い。と言うのも有名メーカー製はどれも高く、以前使っていたElgato HD60Sも2万を超えた。これなら安いモニターをゲーム専用で買った方が節約になる。

しかし時代は変わった。コロナ禍でゲーム実況の参入が増加した2019年以降、各メーカーの競争が激化し、今やキャプチャーボードは6,000円台で買える。
多分2万の方が色々できるし映像品質もいいのだろう。上位層の実況者なら迷わず高い方を選べばいい。だがエンジョイ勢はスタートラインに立つことが大切。なら安くて使える物を選ぶべきだ。拘るのは名を上げてから。
M1チップ対応は少ない説

それじゃ安くて高評価の物を買おう
と思い調べていると妙な話が出てきた。どうやらM1チップ以降のMacに対応するキャプチャーボードは少ないため、前述した有名メーカー製しか正常動作しないらしい。つまり高額になる。

そもそもWindowsとMacのシェアは5:1程度、学校や職場はWindows中心で構成されているし家庭も同じ。PC周辺機器メーカーも割合が低いMacを見捨てるのは当然の判断だ。
キャプチャー自体は出来る筈

だが同時に疑問もある。動作云々はメーカー製のアプリの挙動であって、キャプチャーボード自体は動くんじゃないか。例えばElgato製アプリは動かないので詳細設定はできないけど映像は表示される形。
この時メーカーとしては
弊社キャプチャーボードはM1チップに対応してません
と表明するだろう。またこれ幸いと対応版を(割高で)販売するんじゃないか。もちろん妄想。

前述通りPCシェアはWindows一強だしMac対応してるPCゲームも少ない。これら要素も相まって格安キャプチャーボードを使う人はWindowsユーザーで、M1チップMacで試した話が見当たらないのだろう。
まぁ使えなきゃメルカリで売ればいいか…と思い購入した結果、全く問題なく使えて今に至る。
購入したキャプチャーボード

機能以外を削ぎ落とした無骨なデザイン。付属するUSB3.0ケーブルをPCに、HDMI端子をゲーム機と接続するだけ。
なお初期の私は勘違いしたがキャプチャーボードを繋いでもPCにゲーム画面は出てこない。別途配信ソフト等のアプリが必要になるので注意。

私の場合
OBSというアプリを使ってます
OBS(無料)で設定
最後に軽くだが有名配信ソフトOBS上での設定方法を解説する。まずゲーム・キャプチャーボード・PCを繋いで電源を入れよう。

接続状態でOBSのソースから「映像キャプチャー」を選択

デバイスから「USB Video」を選択する。

この時点ではPCから映像しか表示されない。ゲーム音を出すには再びソースから【音声入力キャプチャ】を追加しよう。

デバイス選択から【USB Digital Audio】を選ぶ。

PCからゲーム映像と音声が出てくる。あとは遊ぶだけ。
HD60fpsで録画可能

フルHD(1080p)60fpsで録画可能と文句なし。むしろ前述したElgatoも同じ性能で驚いた。数年でここまで安くゲーム実況できる様になった。本当に良い時代である。
実際の生配信
90分ほど放送したが支障なし。Amazonレビューにあった処理落ち等も発生しなかった。
記事のまとめ

(少なくとも)今回紹介した格安キャプチャーボードはM1 Macでも動作した。私のようなライトゲーマーの参考になれば嬉しい。