こんにちは、きゃたぬきです!
- 「売上金って、どうしたら正解だと思いますか?」
- 「現金化するか、メルペイかで悩んでいます」
今回は、売上金のオススメな使い道について、解説していきます。
主な使い方
大半の方は、この3つのどれかで使用していると思います。
- 売上金のまま保存する
- 銀行に入金する
- メルペイとして使う
最近では、売上金の出金にかかる手数料が200円に統一されたことで、
メルペイで使用する人が増えていることでしょう。
使用目的は様々なので、絶対的な正解はありません。
ですが、私の意見として
「現金化するべき」と主張いたします。
その根拠を、他の選択肢に潜むデメリットを踏まえて紹介していきます。
きゃたぬき
目次
解説動画:【メルカリ】悩む人必見!売上金の、おすすめな使い方を解説!基本、〇〇一択です!【メルペイ・銀行振込】
このブログは、下記の動画でも詳しく解説してます!
売上金と、現金の違い
話を進める上で、
「売上金と現金」の使い道を考えていきましょう。
売上金の場合、
メルカリでの買い物に使えたり、
メルペイとして街での買い物をすることもできます。
一方の現金は、売上金と同じことができます。
「メルカリ以外の場所」での買い物から、公共料金の支払いもできます。
つまり、売上金と現金では、
汎用性が異なるのです。
そして、現金は、圧倒的に汎用性が高くなります。
何か買い物をするとなった場合、
現金を所有している方が、利便性が高いのは
言うまでもないですね。
売上金は「利子」が発生しない
「何も買わないなら、売上金でも良いのでは?」
そんな意見を持つ方も、多いでしょう。
しかし使わない場合でも、
現金を所有している方がメリットは多いです。
その理由は、利子・利回りの存在にあります。
その数字は様々ですが、
肝心なのは「放置すれば、現金は増える」と言うことです。
きゃたぬき
勝手にお金が増えるのも、お金の特徴です。
…しかし、売上金に「利子・利回り」は存在しません。
10万円の売上金であれば、
10年後も50年後も、変わらず10万円のままです。
このことから、
投資等でお金を増やしたいと考える人は、
「売上金のまま」と言う選択肢が、最もしてはいけない事だと
分かると思います。
「現金化しても、メリットない」の罠
前項で話した「利子」について、こう思う人もいるでしょう。
銀行の預金金利は低すぎる。数万円程度では、現金化してもメリットは無い。使わないのであれば、売上金のままにしておくのが、一番お得だ。
確かに、もっともな意見です。
仮に1万円のお金で、
普通預金の利子は0.001%とすれば、
およそ2000年経過すれば、出金手数料分の200円を回収することができます。
手数料を払うか?日本の歴史を繰り返すか?
みたいなレベルで長いです。確かに、メリットはないですね。
「出金手数料200円を回収できない!」
「売上金で放置していた方が、お得だ!」
…と言いたい所ですが、そうなりません。
この話、前提部分を言及する必要があります。
「使わずに放置する」という前提です。
使わなくても、現金の方がよくないですか?
仮に10,000円の売上金があったとします。
出金して、9800円になったとしましょう。
確かに、数字の上で200円少なくなっています。
…でも、どうせ使わずに置いておくのなら、
どこに何円あろうが、関係ありませんよね?
単に、数字が大きいか、小さいか。それだけの話です。
きゃたぬき
使わないとしても、
万が一必要な時、現金にしておけばすぐ使えます。
もしあなたが、
売上金が溜まっている満足感を得たいのなら、止めません。
(気持ちはわかります。5万円とか超えるとめっちゃ嬉しいですよね笑)
でも、売上金なのか、銀行残高なのか。
それだけの違いです。
汎用性の高い現金として保存する方が、
便利な事実は揺るぎません。
売上金をメルペイで使用する
「別に売上金として放置している訳じゃないんだ!」
「メルペイの残高として使ってるんですよ!」
「メルペイを使って買い物した方が、200円分得じゃないか!」
こう言った意見の方も、いるでしょう。
現金なら正しいのですが、
現実は損をしている可能性が高いです。
その理由は、 他社のキャッシュレス決済サービスと比較すれば分かります。
メルペイは、還元率0%で、お得じゃない
まずは、メルペイについて
簡単におさらいしておきましょう。
メルペイとは、メルカリが提供するQR決済サービス。
(メルカリ版、PayPayと考えて間違い無いです)
売上金を引き出さず、
そのままメルペイとして使用できるのが、非常に便利。
その他にも、
- メルペイスマート払いで、支払いを遅らせる
- iD決済に対応
- オンラインショップ限定で、クレカとして使える
などなど、独自のサービスを展開しています。
PayPayとの比較
一方、最も有名なQR決済サービス、PayPayについて紹介します。
日本シェア1位で、利用者数4000万人を突破しているPayPay。
「国内キャッシュレス化の先駆け」
と言っても過言ではないPayPayですが、
利用される背景に「ポイント還元率が高い」と言うものがあります。
このポイント還元率は非常に重要で、
例えばPayPayの場合、
残高から支払うと0.5%キャッシュバックされます。
仮にスーパーで10万円分を購入すると、500円余計に買い物できる計算です。
普段の買い物をPayPayで支払えば、
それだけで毎年数千円もお得になりますね。
しかし、メルペイには還元がありません。
いくら使っても、ポイントが戻ってくることはありません。
きゃたぬき
もし仮に、メルペイとPayPayの両方が使えるなら、
還元率の高い方を選ぶのが、当然の判断です。
手数料200円を払っても、お得なのか?
還元率がないから、メルペイは選択肢になり得ない。
そう聞くと、以下のような感想をもらいます。
「いや、手数料かかるんでしょ?」
「還元されなくても、200円引かれるなら、意味ないよね?」
確かに、出金手数料は間違いなくかかります。
しかし、これらの感想を抱く方は
「手数料200円以上のリターン」があれば問題ないと思われます。
その話をする為に、少し計算しましょう。
結論:40200円以上なら「出金してPayPay」
まずは、ざっくりとイメージを捉えましょう。
売上金10万円がある。
メルペイ・PayPayの両方で使うとき、総額いくら購入できるか?
(キャンペーンは考慮せず、出金手数料200円、PayPay還元は0.5%とする)
興味があれば解いてみてください。
計算結果のみ表示します。
- メルペイ:10万円
- PayPay:10万299円(99800円+還元分499円)
つまり、同じ売上金10万円がある場合、
PayPayの方が約300円得する、ということです。
このように、ある一定の金額を超えると、
(還元率を含めて)PayPayの方が得する訳です。
その金額は「40,200円」になります。
この金額を超えたあたりで、
売上金を現金化→ PayPayで使用した方が、
メルペイよりもお得になります。
もちろん、通常時の話ですので、
「キャンペーン期間中、特定のショップで還元率20%!」
といった場合は、また別の話です。
(…とはいえ、欲しくないものを無理やり買っても意味ないです。)
番外編:dポイント連携
実は、売上金でメルカリの商品を買い物をした時、
dポイントが還元されます。
この話を、当時の私が動画で言及しなかった為に、
「dポイント連携で、売上金に0.5%還元がある」
「メルカリで買い物するなら、現金より得じゃん!」
などの質問が多く寄せられました。
ここでは、その見解を述べようと思います。
メルカリの買い物「のみ」還元
かなり多くの人が誤解しているので
強調しておきますが、
dポイントが還元されるのは、メルカリ内の買い物のみです。
メルペイを使っても、還元されません
連携しても、PayPayと同等の還元率は実現できません。
この時点で、街での買い物において
メルペイを使うメリットはありません。
(優先的に選ばれない、という意味です。悪しからず。)
本当に欲しくて、買ってますか?
売上金で商品を購入すれば、dポイントが貯まる。
「それなら、現金にする意味ないじゃん!」
という意見もありますが、
確かに、一理あります。おっしゃる通りです。
欲しい商品があるのなら、売上金から購入しても良いと思います。
今回の話は
「ある程度、まとまった売上金」には該当しますが、
例えば、1000円などの少額の場合、
商品を購入した方が、得になるケースは多いです。
…ただし、欲しい商品があるのなら、です。
必要なものはないけど、出金すると勿体無い。それなら、適当に何か買っちゃおう!
こう言った買い物をするのは、
たとえ出金手数料がなくても、お得と言えますか?
個人的に、メルカリ内で「必要なもの」を購入する機会がありません。
生活必需品は、街のお店が遥かにお得だからです。
欲しいものを買ってるのであれば、問題ありません。
ただ、無理やり売上金を使っている方は、
「dポイントが帰ってくるから、お得!」と言う前に、
買い物をする姿勢を改めることを、お勧めします。
記事のまとめ
最後になりますが、簡潔に記事をまとめます。
- 売上金は、汎用性が低い
- メルペイは、還元率が悪い(0%)
以上の理由から、現金として引き出すのをオススメします。
その金額の目安は「40200円」です。
(もちろん、自分なりの目安を定めてもOKです!)
以上、参考になれば幸いです!
それじゃあ、また!