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【断る力】失敗から学ぶ、値下げ交渉の「上手な断り方」の基本とは?

値下げ交渉の理想的な断り方

こんにちは、きゃたぬきです!

  • 値引き交渉の対応、面倒くさい!
  • 客じゃないと思って、雑に対応してる
  • テンプレばっか、もううんざり!

といった気持ち、ありませんか?

もちろん、値引きする・しないは自由ですが、

上記の様な態度では、

普通のお客さんさえも逃げてしまいます。

今回の記事は、

「値引き交渉の失敗例」から

上手な断り方を紹介していきます。

きゃたぬき

失敗例から、学んでいきましょう!
注意

「ありがちな、失敗例の紹介」のみとなります。

解説動画:【メルカリ】値下げ交渉の、上手な断り方【購入者の心理】

このブログは、下記の動画でも詳しく解説してます!

理想の断り方とは?

まず初めに、

出品者にとって「理想の断り方」とは何か?

  • 相手を傷つけない
  • 商品を値下げしない
  • 最終的に、商品が売れる

様々な意見が、あると思います。

今回の記事は、

理想的な断り方として

「見た人を不快にさせず、値下げを断り、商品を購入してもらう」

上記のように、させていただきます。

「見た人って、交渉した人のこと?」

「値引きを要求する相手なんて、気にする必要ある?」

値下げを断って、購入されることもあるの?」

など、感じる方もいるでしょう。

順を追って解説していきますが、

ここで大切なのは、

交渉相手だけではなく、

全員に不快感を与えないことです。

見えない相手に、気を配る

私たち出品者が値引き交渉を受けた時、

コメントした相手だけを、意識しがちです。

商品ページで交渉があった時、

  • 出品者
  • 交渉者(コメントをした人)
  • その他のユーザー(購入を検討する人)
  • 事務局

この4者が、やりとりを見ています。

今回、強調したいのが「その他のユーザー」の存在です。

あなたに交渉こそしないけれど、

商品を買おうか、悩んでいる人達です。

乱雑な対応は、 デメリットしかない

値引き交渉してきた相手に

雑な対応をした場合、

「その他のユーザー」は逃げてしまいます。

「この出品者は、対応がとても悪い。」「他の人から購入しよう。」

例えるなら、

レストランで食事中、

厨房から聞こえてくる怒鳴り声のようなもの。

新人が、怒られることをしたかもしれない。

でも、大半のお客さんは

「次は、この店に来ないな…」と考えるでしょう。

誰だって、「不快な思いをする可能性」を避けたいですからね。

…と、前置きが長くなってしまいました。

しかし、このことを理解していれば、

下の解説を読まなくとも、上手に断る事ができます。

それでは、値引き交渉の対応で

「してはいけない例」を確認していきましょう。

コメントを無視する

やってしまいがちですが、

(当然)よくない反応の1つです。

交渉者は「無視された」と感じ、非常に不愉快になります。

まぁ、こんな事は言われずとも…って感じですね。

それでは、コメントを無視すると、何が起こるのか?

順番に見ていきましょう。

無視すると、「購入の可能性」が低くなる

質問の返答がされていないので、

交渉相手は「あなたの回答」を待ち続けています。

素直に考えると、

  • 交渉に応じる返答
  • 断る返答

どちらかのメッセージが、届くと思いますよね。

きゃたぬき

返答が待ち遠しい…!

ここで返答せず、無視してしまうのは

とても悪い選択肢といえます。

理由は単純です。

相手ユーザーは、

値引き交渉に関係なく、商品を購入する事ができます。

無視は、その可能性を消し去る行為だからです。

購入者の心情
値引き交渉は、ローリスクハイリターン。割引できなくても、そのまま購入すれば良い。

「欲しい商品がある。一応、値下げできないか、確認してみよう!」

このユーザーが、返答もなくスルーされた時、

どう感じるでしょうか?

彼らにとっては

「 マックでポテトを買うとき、クーポンを確認する」

程度の感覚でしょう。

そこで出品者から無視された場合、

「なんで返事もないんだ?無礼な人だな…」

そう判断され、購入機会を逃してしまいます。

他ユーザーの購買意欲を、駆り立てる?

一部の出品者は、

戦略的に、コメントに返信しないことがあります。

目当ての商品が取られる前に、早く購入したほうがいい…!

交渉中の横取りは認められているので、

「返答しないことで、購入を焦らせる戦略」は可能ですね。

方法は違えど、購入を急かす作戦は、日常に溢れています。

  • 予約サイトに表示される「現在、〇〇人が探しています」の文字
  • TVショッピングの「只今、電話が混み合っております」
  • 期間限定、地域限定の商品

これらは全て、早く購入させようとする作戦です。

事実として、販売戦略上は効果的な手法です。

しかし個人的見解として、

「フリマでは」使いにくいと考えています。

その理由は、フリマアプリの特性に関係しています。

簡単に言うと、

  • モラルが重要視される世界
  • 「割り込み購入がOK」の認知度が低い
  • 他ユーザーもまた、返答を待っている

この3つによる影響が、強いと思います。

特に強調したいのが、

他の人も、返答を待っている可能性がある点です。

きゃたぬき

交渉が終わったら、何も気にせず購入できますからね!

「交渉中に購入しても問題ない」

そう考える人が多ければ、

「返答せず、焦らす」戦略は、かなり効果的です。

しかし、国民性を考慮すると、

「交渉に割り込む=マナー違反」と言う認識が(現状)強いでしょう。

あえて返答しないよりも、

「値引きできません」とはっきり示す方が、

購入される速度は速くなると思います。

きゃたぬき

もちろん主観なので、参考程度にしてください!

「返答しない」も、返答である

「コメントを無視する出品者」の心情は様々ですが、

「対応をすることで、相手の気が変わるかもしれない」

と考える人がいます。

値引きできない、と言うと反感を買うし、かといって値引きしたくない。だから、返答を保留する。

下手な対応をするよりも、穏やかな行動のようにも思えます。

しかしこの考え方は、重要な事を忘れています。

「返答しない」と言う行為も、返答の1つである

ということです。

例えば、LINEで考えてみるとわかりやすいでしょう。

仮に、友人からイベントに誘われたとします。

あなたは「正直、いきたくない…」と考えてるとしましょう。

この時の対応パターンは、

  • 我慢して、参加する
  • 断る
  • 既読(未読)スルー

上記のうち、どれかでしょう。

ここで質問ですが、

既読スルーをした場合、相手はどう思いますか?

おそらく多くの人が「無礼な奴」だと考えるでしょう。

まぁ、実際にどう感じるかはともかく、

重要なのは、

既読スルーという「返答しない」選択肢が

1つの回答になってしまう、という事実です。

きゃたぬき

回答しないって選択肢が、一番の悪手かも…

話を戻しまして…

価格交渉に来た相手を、無視する行為。

これは、立派な1つの回答といえます。

そして、良い意味ではありません。

「対応しないと言う選択肢は、控えるべき」

これがまず1つ目の、NG行為です。

返答せず、コメントを削除

続いてのNG行為は、

「返答せずにコメントを削除する」

と言うものです。

前項の「無視する」よりも

反感を買う行為なのは明らかですね。

きゃたぬき

一応、紐解いていきましょう

「コメント削除」は、言い訳できない

交渉を無視する行為は、

人によっては「まぁ忙しいかもしれないし…」

と考えてくれるかもしれません。

しかし、削除する行為は、明らかに意図的なものです。

「気が付かず、返答できない」はあり得ますが、

「気が付かず、コメント削除」は不可能。

交渉した相手は、非常に不快な思いをする筈です。

返答なしの場合、まだ購入に至る人もいる可能性はあります。

「いやいや、相手だって悪い点はあったんだ!」

「無礼な相手に、返答する時間は無い」

そう考える出品者もいるでしょう。

相手が、どれほど無礼だったかは分かりませんが、

「コメントを削除する行為」が問題なのは、

他のユーザーに影響があるからです。

1人のユーザが購入してくれないならまだしも、

影響は複数に及びます。

「返答せずに削除」を客観視する

仮にですが、欲しい商品を見ていたとします。

値引き交渉が発生しましたが、

コメントは、返答されることなく、即削除されました。

…この場面を想像してください。

あなたは、この出品者から、商品を購入したいですか?

私なら、正直避けてしまいます。

理由は以下の通りです。

  • 単純に、対応が悪い
  • 断ればいいのに、削除する理由が不明
  • 自分が質問しても、削除するのでは?

端的に言えば「面倒くさそうな出品者」だと思うので、

購入したくなくなります。

きゃたぬき

よほどレアな商品じゃなければ、その人から買う必要は無いですからね。

メルカリやラクマには、

いいね!した商品にコメントがついた場合、

通知する機能があります。

仮に、10人がいいね!した商品であれば、

コメント→返答せずに削除

と言う流れを、10人が見ていることになります。

いいね!するのは、購入意欲が高い人なので、なるべく避けたくないですね

購入してくれそうなユーザーに、不安を与えるのは、

得策ではありません。

無視するのも、返答せずに削除するのもやめましょう。

「値引きできません」 だけ回答

ここまで、値引き交渉に返答しないパターンを解説してきました。

「なるほど、値引きできないって言えばいいんでしょ?」

そう考えそうですが、

最後のNG行為は「雑な返答」です。

  • 値引きできません。
  • 無理です。
  • お断りします。

値引き交渉相手に、こんな回答をしていませんか?

前項2つよりマシですが、極力控えてください。

冷たい扱いには、冷たい対応

欲しい商品が見つかり、購入しようと考えている人がいます。

一応、値下げできるか確認しようと思い、

「コメント失礼いたします。購入を考えているのですが、こちらの商品はお値下げ可能でしょうか?」

と、メッセージを送りました。

しばらくして、帰ってきた返信を見ると

「無理です。」

…さて、この方は、商品を購入するでしょうか?

恐らく、少し割高としても、別の人から購入するでしょう。

きゃたぬき

なんで、こんな冷たい対応をされるの…?

現実のお店で考えれば、理解がしやすいでしょう。

質問に対して、

小馬鹿にされた様な返答だったり、

なぜか威圧的な対応をされたお店で、買い物はしないでしょう。

フリマだって、同じ話です。

冷たい対応の出品者から、わざわざ購入する人はいません。

購入者の心理
「あなたから」商品を購入する必要は、一切ない。

極端に差別化のできている商品(レア物)ならともかく、

同じものを他の人が出品しているなら、

冷たく対応した人から、購入する理由がありません。

たった一言ですが、相手には大きく響くものです。

慎重な対応を心がけましょう。

記事のまとめ

今回の記事のまとめです。

  • 返答しない
  • 返答せずに、コメント削除
  • 「値引きできません」だけ返答

以上の3つが、してはいけないNG行動です。

意識しないと、ついやってしまいがちな行動です。

きゃたぬき

一緒に気をつけて行きましょう!

以上、参考になれば幸いです!

それじゃあ、また!