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いくらで売ればいいか悩んだ挙句、メルカリ出品をやめた経験は誰しもあるだろう。そこでメルカリは後から金額を決められる『価格なし出品』機能をリリースした。本記事でざっくり解説していこう
解説動画
この記事の目次(クリックでジャンプ)
「価格なし出品」機能の概要
名前の通り価格を決めずに出品できる機能。Yahoo!フリマを使ってる人なら『価格おまかせ出品』と同じと考えてほしい。
まず全体の流れを紹介しよう
- 価格を決めずに出品する
- 購入者が買いたい金額を提案する
- 出品者が承認すると、提示された価格で販売開始
出品者は商品ページ下にある「価格を設定しない」をオンにすることで本機能を使用できる。
購入者は欲しい価格を提案し、承認されるのを待つ
出品者は提案を確認し、承認→価格を変更を行う。画像なら4,800円で販売開始
以上が大まかな使い方である。詳細は公式ガイドラインを参照してほしい。
価格なし出品の目的とは?
以前紹介した「かんたん出品」同様、出品が面倒くさくなって辞めてしまう人を食い止める狙い。以下メルカリ公式のプレスリリースから引用
お客さまの約6割が「メルカリで出品を行う際の値決めが面倒だと感じる」と回答し、さらに、「販売価格を考えることが面倒で出品をやめた」という人は約7割いるなど、販売価格の設定は出品時の大きなハードルとなっていることがわかりました。
メルカリ公式
メルカリという企業は取引してもらわないと儲からない。そして出品されてない商品は取引できないんだ。利用者のハードルを下げるため日夜研究しており新機能をいくつも投入している。
- バーコード出品
- かんたん出品
- 価格なし出品 ← new!
よくありそうなQ&A
本機能はリリースされて間もないため、酷似してる『価格おまかせ出品』の使用経験を踏まえて頻出する疑問に答えていく。
Q:ふざけた提案されませんか?
あります。安すぎるだけじゃなく、高すぎる提案も届きます。
Q:相場より安すぎる提案されない?
主観だけど意外に大丈夫。そもそも承認されないと購入できないので、本気なら【許可が通りそうな金額】を提示してくる。また他ユーザーも希望額を伝える競争状態になれば
2,800円
4,500円
4,600円
誰が冷やかしか?も含めて判断しやすい。
とはいえ都合よく複数人が交渉することは少ないし、購入者は常に安く買いたいと考えるため(相場より)ちょっと安い提案が集まりやすい。万全を期すなら事前に市場確認しよう。
Q:提案を承認したら絶対購入される?
必ず買う必要はありません。許可したのに逃げられることもあります。ただし別ユーザーが購入することもあるので落ち込まずに出品を続けましょう。
Q:他の人の提案が承認された!もう購入できませんか?
そのまま購入してOK。仮に他ユーザーの価格が承認されても購入することができます。
Q:価格なし出品をした後、普通に編集することって可能?
可能です。とりあえず価格なし出品し、あとで3,000円に設定して販売継続…といった使い方もできます。
最後に:良い機能。とりあえず出品が楽になった
以前の「かんたん出品」は慣れたユーザーが使う代物じゃなかったけど『価格なし出品』は誰でも使える有用な機能だと思う。とりあえず出してから提案を確認し、販売するなり取り下げるなりすればいい気軽さが嬉しい。
とはいえ販売してから「もっと高く売れたじゃん…!」とならないよう、承認する前になるべく相場確認することをオススメしておく。
【メルカリ基礎】相場ってどうやって調べるの?YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!
参考文献
メルカリ、商品の価格を決めずに出品できる「価格なし出品」機能を提供開始 | 株式会社メルカリ
https://about.mercari.com/press/news/articles/20240522_nopricelisting
価格なしで出品する方法 – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/1843
価格設定に悩まずスムーズ出品! 【価格おまかせ出品】をリリース – Yahoo!フリマトピックス