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前置きは省略。メルカリの「いいね！」とは何か解説すると同時に、なぜユーザーが悩まされるのかも推察していく。
いいね！とは何か？
断言しよう。いいね！は単なるブックマーク機能である。「メルカリのいいね！は値下げ待ち」とよく言われるが、それは一つの側面を見ているに過ぎない。
この認識がブレてしまうと、売り切れ・300円商品にいいね！されて「こいつ何考えてるんだ？」とイライラしてしまうのだ。
いいね！＝ブックマーク
これが出発点である。
いいね！で何ができる？
本機能について簡単に解説しよう。商品をいいね！すると、ホーム画面から一括閲覧できる。タップすれば商品詳細を確認できるため、後述する比較検討に役立つ。
また出品者には、いいね！された商品とその人数が通知される。売れない場合には値下げをするなど、判断材料として使われる。
他にも
- いいね！した商品へのコメントが通知
- いいね！した商品が5％〜値下げされたら通知
など細かな仕様もあるが、単なるブックマーク機能。しかし単純だからこそ利用者を悩ませ続けていると言える。その背景を紹介しよう。
いいね！する理由
再三だがいいね！はブックマーク機能である。ではメルカリでブックマークしたい理由を考えてみよう。大きく以下の理由が挙げられる
- 購入検討中
- 比較検討中
- 出品時の参考
購入検討中
商品は気になっているが、様々な理由で購入を躊躇っている状態。
- 単に金欠
- 情報不足で不安
- 本当に買うべきか葛藤中
などの理由が挙げられる。端的に言えば「即ポチするほど魅力はない」
比較検討中
同じ商品が複数ある時、より都合の良い方から買うためにブックマークをする状態。前述通り画像から簡単にアクセスできるため、いいね！が役立つのだ。
ちなみに「いいね！が多いのに売れない」という相談は多いが、大抵ライバルに負けたと思っていい。単に価格が高いか、出品者に不信感を抱かれたか…詳細は後述。
【メルカリ】いいね！が多いと売れにくくなる３つの理由
出品時の参考
出品者視点の話だが、商品を高く売るために他ユーザーの商品を調査する人がいる。その際、いいね！をブックマーク代わりに利用する。
この人、付属品の情報が抜けてて購入されてないんだな
あの人は価格が安すぎ。もっと高く売れるはず
など判断し出品する。まぁ小難しく表現したが、ライバルより良い商品ページを作るため比較してる訳だ。
ちなみに「売れた商品なのに、いいね！されました」と相談をよく受けるが、この理由を踏まえれば理解できるだろう。売れた商品を見れば、売るための情報を得られるのだ。
【メルカリ】売れた商品に、いいね！をつける人の心理とは？
考察は無限、故に悩む
薄々察した思うが、いいね！の解釈には限界がない。最もな理由はあっても断定できず、売れるまで悩んでしまう。だが売れたとて「本当にそうだったのか？」と疑問は決して解消しない。
先ほどいいね！が多いのに売れない理由を幾つか紹介した。これを細分化すると…
- ただ単に高い
- 出品者の評価が悪い
- 出品者に不信感がある
- 出品者のコメント対応が不快
- 商品情報に不備がある
- 商品情報が公式情報と一致しない
- 商品画像で状態が一貫していない
- いいね！が多いのに売れない理由があると疑われている
- いいね！が多いので購入するのが気まずい
など。そして上記理由ですら考察の余地が残っているのだ…
もちろん張本人に確認できればいいが、購入前に聞く手段はない（あっても迷惑行為だ）。そして購入後では確認の必要を感じないし、知ったところで万人に共通する訳じゃない。聞くだけ無意味。
あとメルカリのいいね！は出品者に通知されるのも辛い。運営的には焦らせて取引を活発にする狙いがあり、まんまとユーザーが踊らされている。ホーム画面上の通知は消せるのが救いだが、結局アプリを開いて見てる人は多い（私）
いくらでも複雑に考えられるし、答えは永久に見つからない。だからメルカリユーザーは慣れた人ほど「いいね！」に悩まされ続けるのだ。
記事のまとめ
- いいね！は単なるブックマーク機能である
- いいね！する理由は大きく３つ。①購入検討②比較検討③出品時の参考
- いいね！された理由の考察には終わりがない
最後に：大抵「高すぎる」で終わり
考察は無限と書いたが、メルカリ利用者の殆どは考察しなくてOK。不用品処分の場合、一人だけに購入されればいいので思考を膨らませるのは趣味の領域。
そして大抵の場合、購入されない理由は「価格が高い」である。商品内容と価値が釣り合ってないか、中古ショップの方が保証も付いて同価格だから劣勢か…詳細は不明。でも高いから買わないのだ。
価格を下げるか、商品情報を追加して価値を調整するか。【商品内容≧価格】になれば売れるのだ。シンプルに考えてほしい。悩む時間が無駄になるなら、少し安売りしてでも処分すべき。これが私の持論だ。
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています！
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また！
参考文献
「いいね！」がつくのに売れない……なかなか売れないメルカリ出品の改善策 | メルカリ Column
https://jp-news.mercari.com/contents/1608#index_id1
