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フリマ相談を900件近く回答してきたが、
コンビニ支払いの購入者に逃げられました!
といった悩みは月3件ほど届いてるし、私も2件の支払いが大好評頓挫中。もう彼らはこの世界にいないのだろう。
今回の記事では、忌み嫌われるメルカリの「コンビニ支払い」を極力避ける方法を、私の独断と偏見に基づいて解説していく。
正確には「コンビニ・ATM支払い」だが、記事の都合上「コンビニ払い」に統一してある。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
前提:コンビニ払いの抱える問題
話をする前に、今回避けたい対象は「コンビニ払いで逃げる人」であって「コンビニ払いする人」じゃない、と念を押しておきたい。
コンビニ払い自体は、購入者の幅を広げ、結果的に売れやすくなる優れたサービスだ。しかし一部利用者がルール違反するため、評判が悪くなっている。撮り鉄と同じく、風評被害が酷い。
勝手にキャンセルできる手段
そんな優れたサービス利用者だが、何が原因で嫌われているのか。これは
コンビニ払いは
勝手にキャンセルできる
事が理由にある。もちろん禁止行為なので、できてしまう環境って意味で捉えてほしい。
唯一の「料金あと払い」
基本的に、メルカリ取引は料金先払いだ。クレカ・メルペイスマート払いも「借金」として企業が先払いしてるし、仮に取引後に自己破産されようが、出品者は売上金が入ってくるので問題視されない。
しかしコンビニ払いは違う。記事を読んでる貴方が体験した通り、購入後に逃げられてしまうのだ。この現状こそ、コンビニ支払いが嫌われる原因となっている。
1回だけなら大丈夫…
もちろん支払いせず逃げる行為は迷惑行為と判断される。だが一度キャンセルしても、即効でメルカリ利用禁止になる訳じゃない(と思われる)し、ネット上には身勝手なユーザーの体験談で溢れている。
自分も大丈夫だろう。まぁ次から普通に取引すればいいや
そう考えて安易な行動に出るのだろう。せめて自分以外の取引で逃げてくれってのが本音。
とりあえず現時点では
- コンビニ払いは、サービス自体は良い
- コンビニ払いは、ほぼ*唯一「購入者が勝手に逃げられる方法」なので嫌われている
と覚えておいてほしい。*もう一つの方法は後述する
ガイド違反は推奨しない
断っておくが、これから紹介する方法はガイドラインに違反しない物に絞っている。例えば多くのユーザーが利用している
コンビニ支払いの場合、24時間以内に支払える人のみ購入してください。期限を過ぎたらキャンセルします
といった文言は非推奨。逃げる奴も悪いが、独自ルールを展開する行為それ自体もルール違反だ。まぁ使いたければ自己責任で。俺は止めた。
コンビニ払いを避ける方法
それでは順を追って解説していく。
- ゆうゆうメルカリ便を使わない
- 値引き交渉を受けない
- 他フリマを使う
作戦1:ゆうゆうメルカリ便を使わない
最も効果的と思うのが「ゆうゆうメルカリ便」を使わない方法だ。結論を先に言うと、逃げがちなユーザーが同時利用してる「コンビニ受取」を避ける為である。
支払い方法も含めて家族からバレない為、コンビニ払いユーザーは「コンビニ受取」も設定することがある。しかしコンビニ受取は、ゆうゆうメルカリ便に設定された商品しか対応していない。
よって出品時点から「ゆうゆうメルカリ便」以外にしておけば、多少コンビニ支払いを避けることができる。
コンビニ支払×受取は、学生に多い
この話の背景には、コンビニ支払×受取をするユーザーの多くが学生であり、かつ逃げやすい…と言う私の偏見がある。それを順番に解説していく
私が中高生の頃、Amazon商品のコンビニ支払い・受取を頻繁に行なっていた。親にバレず商品を入手するテクニックだ。そして塾講師の頃、生徒から話を聞いた限り、同様の現象がメルカリで発生している。
加えて過去解説したコンビニ支払い・受取の動画コメントを見ると、年齢制限や身分証の有無を気にする人が多い。まぁ完全推測だが、現在も学生がこの組み合わせを活用してるのだろう。
コンビニ受取バックレ問題
しかし問題が発生する。詳細は省くが、コンビニ受取をせずに1週間放置すると、商品が返品され取引キャンセルにできてしまうのだ。詳しくはこちらを参照
【徹底解説】メルカリでコンビニ受け取りする方法【初心者向け】そして自身の過去を振り返った上で、学生の金銭価値は社会人とは大きく異なるし、やっぱいらない〜と思った商品なら(それが違反行為でも)逃げてしまう気がする。過去の私ならそうする。やってないけど。
これら背景から、コンビニ支払×受取を併用するユーザーは(私の偏見だが)学生であり、消える可能性が高い。よって「ゆうゆうメルカリ便」を避けるだけでも、支払いを逃げられる可能性は減らせるだろう。
作戦2:値引き交渉を受けない
2つ目の方法は「値引き交渉を受けない」だ。その理由はコンビニ払いの手数料にある。
コンビニ払いには別途100円の手数料が必要となり、仮に3,000円の商品なら、利用者は3,100円払わなければいけない。この背景を踏まえ、コンビニ払いユーザーは100円だけ値引きを求める傾向がある…と私は思ってる。
もちろん100円以上の値引きを求める人もいるので、避けたいなら交渉自体を断れば良いのだ。
【即ブロック】メルカリの異常な値引き交渉とその対応について【平行線】値引き額が高いと逃げやすい?
参考までに言っておくと、私の経験では
- 100円値引き要求:あまり逃げない
- それ以上の値引き要求:逃げやすい
と言った感じ。もしかすると後者は学生で、手数料以上に節約したい心理があった…かもしれない。そして他出品者が自分より安かったので、そちらに逃げたのだろう。くっそぉ…
作戦3:他フリマを使う
解決策ってわけじゃないが、コンビニ支払いが嫌なら他フリマアプリを使うのも検討してほしい。何故ならラクマ・Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)なら高確率で避けられる為だ。
ラクマ:購入申請
ラクマは仕様上、代金を支払わなかったユーザーを評価可能であり、以前コンビニ支払いから逃げたユーザーには普通・悪い評価がつけられてる事が多い。そのため、購入申請で怪しい相手を見極めることが可能だ。
とはいえ100%ではない。サブフリマとして初めての取引相手が貴方になる可能性はあるし、逃げる事もある(私は何度も逃げられた)むしろサブフリマ故に逃げやすい心理もあるだろう。
だが初犯じゃなければ低評価がつけられやすいので、購入申請時に見分けるのは難しくない。申請されたら放置するか、ブロックしてしまえばOKだ。
Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ):コンビニ支払い不可
そもそもYahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)は代金先払いしかできない為、購入後に逃げることが不可能。よって無敵。徹底的に避けたい人の最適解だ。
これは完全に邪推だが、3番手のフリマアプリとしてユーザートラブルの多い要素を徹底排除したのだろう(出品者からの評価ができない・コンビニ払いできない・値引き交渉不可等)メルカリと比べても割と売れやすいので、検討する価値はある。
【動画あり】Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)の初め方〜知っておくべき内容まで、徹底解説します!記事のまとめ
- コンビニ払いは優れたサービスだが、一部ユーザーが風評を悪くしている
- ゆうゆうメルカリ便を使用しなければ、逃げるユーザーを防ぎやすい
- 値引き交渉を断れば、手数料(もしくはそれ以上)を節約したいユーザーを避けやすい
- 他フリマを使用すれば、逃げるユーザーを高確率で防げる
最後に:悪行は目立ちやすい
普段フリマ相談をよく受けているが、コンビニ支払いされない件は頻出しているし、今後も消えないだろう。しかし冷静に考えると、代金を支払った人の方が多くないだろうか?
現実世界でも同じ話だが、イレギュラーだからこそ「悪い行為」は目立つし印象に残るのだ。それに本気で全員逃げるなら、メルカリ事務局だって対策を講じる筈。じゃなきゃ手数料返せって話だよね。代弁しておく。
今まで紹介しておいて何だが、私自身はコンビニ支払いを大歓迎してるし、これら対策を講じていない。むしろ迫害を受けたユーザー達が、私から購入してくれるんじゃないか?と期待している。
今回の話を受けて、やっぱり避けるのも良し、別フリマを使うのも良し。ただ何度も言うが、コンビニ払いをするユーザーのごく一部が逃げている、と理解した上で行動してみてほしい。あとは貴方の自由だ。
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!
参考文献
購入者が支払いを完了しない – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/108/
ゆうゆうメルカリ便 – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://static.jp.mercari.com/yuyu-mercari
出品・購入メルカリ初心者ガイド – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://static.jp.mercari.com/guide/beginner