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【メルカリ】サンキューカードの効果について解説

フリマアプリで商品を買うとメッセージが添付される事がある。これは通称サンキューカードと呼ばれるものであり、様々な効果が期待されている。

本記事を読めば、サンキューカードがもたらす効果について理解でき、自分も使うべきか判断できるだろう。

きゃたぬき
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きゃたぬきです。TwitterYouTubeもやっています。

サンキューカードとは

非公式だが概ね小さい紙に「購入いただきありがとうございます。またの機会がありましたらよろしくお願いします」など一筆書かれているものを指す。メモ帳やA4用紙の切れ端など形は自由。

なお最近はシールにメッセージを書く『サンキューシール』も存在する。カードの亜種と考えてOK。

期待される効果

ただ喜んでもらいたい一心で同封する人もいるが、物販経験者からすると他に明確な目的がある。本記事はそちらを中心に紹介しよう。

クレーム・低評価の防止

最も大きな目的として、購入者からのクレームを防ぐ狙いがある。画像にも写らない極小さな傷で返品要求されたり、残念だった評価をされると出品者としては困る。

特に低評価は全力で避けたい。悪い評価があると売れにくくなるばかりか、さらに低評価を受けやすくなってしまうのだ。学校の問題は問題児が疑われやすいのと一緒。

だがここでサンキューカードが入っていれば、購入者も気分が良くなる。

普段なら文句を言うが、まぁ悪気もないだろうし見逃したるか…

それこそ最大の狙いだ。 もちろん説明と全く異なる場合は無意味だが、いわゆる神経質なレベルの指摘は激減するのだ。

ゲーセン商品にお菓子が入る訳

なお余談だが、ゲーセンのプライズ品をフリマアプリで買うと箱の隙間に小さなお菓子が入っている場合がある。プライズ品は初期傷を避けられないため、サンキューカードのような感覚でお菓子を入れているのだ。しかもお菓子もプライズ品に入っている個包装である。賢い。

評価コメントを期待

もう一つの効果として、評価コメントを書いてもらいやすくなることがある。購入者の生の声はそれだけで出品者の信頼性を底上げしてくれるため、物販ユーザは喉から手が出ている。

しかし評価コメントをもらうのは難しい。これは自分が購入した時を思い返せば想像できるだろう。良くも悪くもない取引なら特にコメントを書かない、もしくは定型文で済ます人が殆どだ。

だが他と違う良い取引だった場合、感謝を述べたくなるのが人情。そのきっかけの一つがサンキューカードである。「返報性の法則」が働き、購入者は評価コメントで感謝してくれやすくなるのだ。


  • クレームの防止
  • 評価コメントを期待

他にもリピーターになりやすいなど様々あるが、低評価防止の観点が最も重要視されているし、他は正直おまけである。

主観:効果あり

主観だがサンキューカードの効果は大いにある。これは出品者としても購入者としても同意見だ。 しかし数字で効果を表すのは難しく、今自分で言ってて嘘くさいと思う。

私の場合、同封していた取引で低評価を受けた事は1度もない。ただ残念ながら商品に問題なければクレームは入らないため、本当にカードに効果があったのかは検証できない。そして良い評価をした人が真に満足していたかも不明。

だが一方で評価コメントが充実したのは事実。定型文ではなく、購入者本人の言葉で丁寧にコメントをもらい、逆に申し訳なくなる程だった。

高級白物家電と同じで「何か良くなった気がする」と曖昧な返答しかできないが、カードが入ってるから不愉快になるケースはごく稀。可能なら導入を検討していいと思う。

重要なのは手書き

しかしこれも主観だが、サンキューカードは手書きでなければ効果はない。 Wordで印字されたカードが同封されてもチラシにしか思えないのだ。印刷だけなら同封しない方がマシ。手書き印刷は…個人的には微妙。

ハンドメイドで販売されてる

ちなみに手書きのメッセージカードは、メルカリでハンドメイド品として購入可能。副業として稼げるかは微妙だが、出品者的に費用対効果も高いので購入していい…かもしれない。

サンキューシールは微妙

これは私の感想だがサンキューシールは手書きでも効果が薄いと思っている。どうしても脇役的な存在になるため、手書きで何か書いてあっても気に留めにくい。使うならカードが良い。

結論:おすすめ。私はやらない

メッセージカードの導入はお勧めできる。仮に神経質な相手からクレームを受けたり低評価を受けた場合、カード作成より多くの時間と労力を費やすことになる。それを短時間の投資で防げるなら安い。

ただ推奨しておいて何だが私はやらない。前述通りカードのおかげで低評価を防げたか証明できない。何より評価コメントが充実しても、自分が購入するとき参考にしないので、充実させる必要がないと判断した。

取引数の少ない人におすすめ

メッセージカードは特に取引数の少ない人こそ導入すべき代物と言える。物販ユーザーは取引数が多いため、悪質ユーザーに低評価されても物量でカバーできる為だ。有名レストランがGoogleマップで星1をもらっても問題ないが、総評価数4つの店では打撃が大きいのと一緒。

検品しない言い訳にするな

あえて最後に強調するが、メッセージカードを入れたから検品を雑に行うのは論外。あくまで保険として導入するものであって、検品が甘くて良いわけがない。

同じ事は注意書きにも言える。例えば「神経質な方はお断りします」と書いたとしても、画像や説明文を適当に済ませたり、他の人からコピペで済ませるのは筋が通ってない。

出品者の責務を全うしろ

と煉獄さんはメルカリで言ってないかもしれないが、サンキューカードを万能トラブル防止策と過信しないように。丁寧な出品があって始めて効果があるのだ。

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