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生産性の高い仕事は朝しよう
誰も何かしらで聞いたことある話だと思う。頭脳は起床後からパフォーマンスが次第に落ちていくため、メールチェックのような単純作業はなるべく午後に回す方がいい、的な話だ。
ただ、私はこの話に足りない視点があると常に思っている。作業とは脳のパフォーマンスだけじゃなく、個々人が抱くモチベーションとの乗算になるはずだ。言うなれば脳の生産性ではなく、人間としての総合生産性である。
例えば午前中のほうが創造的な仕事ができるとしても、当の本人の精神は「定時2時間前のダラダラした時」にこそ筆が捗るかもしれない。これを式で表現するなら
- 100pf × 30mtv=300
- 40pf × 90mtv=360
- (pf=パフォーマンス、mtv=モチベーション。今テキトーに考えたので無視してOK)
みたいな状況。これなら午前中よりむしろ午後の方が効率よく仕事を終えられる。
実体験で言うと、私は午前中の1時間よりも、17時以降の1時間、もっと言うなら食後〜入浴までの30分の方が、明らかに台本執筆への没入感が強くなり文量も多くなるんだ。
無論ここに「パーキンソンの法則」が影響してる可能性が高い。この法則は簡単に言うと、与えられた時間いっぱいになるまで仕事が完成しなくなる、みたいな話。想像しやすいのは夏休みの宿題、大学生のレポートだろう。
仮に提出の締切が
- 1週間後
- 8月31日(2か月半後)
どちらであっても「あと1日足りない!」と嘆くことになる。課題の量が同じにも関わらず、だ。これがパーキンソンの法則。
つまり、起床後にいくら脳率が良くても、その日の時間はいくらでもある余裕から締切を見失い、モチベーションが低くなる。だが夕食後から入浴までの間は30分という一種の締切があるため、脳率こそ低いがモチベーションが高くなる。結果として午前中よりも作業が捗ることもあるだろう。
とはいえパーキンソンの法則が成り立つのは締切がある場合に限る。私のYouTubeチャンネル運営については、投稿間隔こそ決まっているが動画作成の締切が存在しないし、究極更新しなくてもいい。てことは前述した「まだ午前だから〜」って余裕からサボる傾向はなさそう。常に堕落してるだけだ。
ってことを考えると先ほどの話に戻る。脳みそのパフォーマンスは起床後から徐々に下がっていくけど、本人のやる気はマチマチ。私の場合だと、夕食後こそ作業にやる気が出てくるのだ。
…あれ、待てよ。これパーキンソンの法則に沿ってないか?この記事は思考の流れをそのまま文章化してるんだけど、奇しくも先ほど
夕食後から入浴までの間は30分という一種の締切がある
って書いたじゃないか。私は無意識に締切を設定したからこそ、効率が良くみえていた、かもしれない。
てことは午前中に台本を(入浴前よりも効率的に)執筆するには、同様の締切を設ければいいってことになるな。なぁんだ、てかこの話もそこいらのビジネス書や動画で聞いたことあるな。結局おなじ話になるなぁ。
いやいやいやいや、そんな単純な結果にはならないことを私は知っている。例えば午前8時〜11時30分の間に台本を1本書かないといけないのならパーキンソンの法則が成り立つ…と思いきや私はそんなに真面目じゃないんだ。この締切がニセモノであり守る必要がないことを知っている以上
うーん、今日は気分が乗らない。よ〜し作業を午後に回すゾゥ
なんて言い始める。結果この日は呪術廻戦の2期を見るだけで終わっちまうんだ。
自宅の時計を5分早めると次第に「5分遅れてるから40分か。余裕だな」などと、それを考慮した上で勘定してしまうのに近い。私のサボり癖を舐めるなよ。
だからこそ日常の些細なスキマ時間が大切になる。移動中の30分、夕食後から風呂までの30分、こういった時間は行動を切り上げざるを得ない天然成分100%の締切だ。その結果、意図せず超効率的に作業を行えているのかもしれないな。うん、そうに違いない。
そろそろ言いたいことをまとめると
- 脳率が高いのは午前中
- やる気が高い時間は人による
- スキマ時間という天然の締切は作業効率が上がる
ってことで皆さん。スキマ時間を活用しましょ〜〜!!!!ってこれもビジネス書でよく言われてることじゃん!思考整理した結果、俺は車輪を再発明しちまったのかい!
…まぁ腑に落ちて理解できたから良しとします。もしこの記事を読んでる人の中で
「午前中は創造的な仕事をすべき」って聞くけど、なんか向いてないんだよなぁ
って人。試しに総合生産性を意識して、別の時間にやってみることをオススメします。以上。それじゃあまた。
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!