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「〇〇日までに売れなければ処分します」
フリマアプリでよく使われる表現の1つだ。見覚えある人もいると思うが、同時にこう考えないだろうか?
「処分するくらいなら、タダ同然で売ってくれないかな…?」
実際に大幅な値引きを持ちかける人もいるだろう。だが大抵の場合は断られる。これは何故だろうか…?
今回の記事では、処分予定の商品に対して値引交渉が失敗する理由を解説していく。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
解説動画
下記の動画でも詳しく解説しています
結論:しない方がいい
処分予定商品への大幅な値引き交渉は失敗する。その理由は次の通り
- 戦略として使う人がいる
- 労力に見合わない
交渉が通らないばかりか、ブロックされる可能性もあるのだ。順を追って解説しよう。
戦略として使う人がいる
お察しの人もいると思うが、処分を全く検討していない出品者も存在する。例えるなら「在庫処分セール」と同じだ。今買わないと…と客を急かし、購入を加速する狙いだ。そして売れ残った場合、別の場所にて販売を継続している。
この相手に対する大幅な値引きは無意味だ。あくまで販売戦略なので、タダ同然で譲る事は決してない。見分けがつかないので厄介だが、確実に存在するので留意しておこう。
労力に見合わない
2つ目の理由は、値引きに応じても割に合わない事にある。不用品のバッグを送料・手数料ギリギリで売れるとして、出品者はこう思うだろう。
お金にならないなら、捨てたほうがよくない?
利益10円で発送するなら捨てた方がいい。実は私も同じ発想を持っている。大幅な値引きに応じても梱包・発送の手間に見合ってないのだ。
なお例外もある。最たる例が粗大ゴミだ。処分に手間とお金がかかる場合、タダ同然でも売った方がお得なのだ。この手の商品なら交渉価値があるだろう。
一旦まとめる。「売れなきゃ処分」商品への大幅な値引き交渉は、2つの理由で失敗する
- 戦略的に処分予定を掲げる
- 労力に見合わない
ここまでの話を聞いて
「もったいないから、捨てるより譲った方がいい」と考える人もいるでしょ?
と感じる人もいる筈だ。これは事実だが、それなら交渉の必要性が薄いと言える。
「捨てるよりマシ」と思うなら交渉不要
もし自分が「捨てるよりマシ精神の出品者」だとしたら、次の行動を思い浮かべてほしい。
誰も買い手がつかない。処分期日を記載しており、今日がその日だ。
この時、あなたは自ら限界まで価格を下げるのではないか?
捨てるよりマシと考えるなら、期日を過ぎた時点で価格を勝手に下げるだろう。ならば交渉の必要性は薄いと言える。
もちろん宅配買取やらの処分方法を検討する人もいる。そんな相手と交渉すれば、金銭面で繋ぎ止められるだろう。よって無駄とは言い切れないが…効果は薄いと思う。
ブロックされる恐れ
ここまでの内容を踏まえて、私の結論は「交渉しない方がいい」となった。この意見に対して一部の人は
ダメ元で聞けば良くない?
と考えるだろう。だがブロックされる可能性がある為、お勧めできない。
便宜上、処分予定を使う出品者を下記3種に分類する。彼らに対して大幅な値引き交渉を行う時、それぞれの反応は以下の通り
- 戦略派:異常な価格交渉
- 割に合わない派:なら捨てた方がマシ
- 捨てるよりマシ派:聞かれずとも値下げ
そして今回は「大幅な値下げ交渉」だと忘れてはいけない。一定の理屈はあるが、損する金額が大きいので受け手の印象は悪いだろう。特に前2者にとっては不愉快に写る筈だ(戦略派に関しては少し理不尽だと思うけどね)
最悪の場合、購入前にブロックされるだろう。そうなれば購入する権利を失ってしまう。その上で聞くなら止めないが…商品ゲットを目論むなら避けた方が無難だろう。
【即ブロック】メルカリの異常な値引き交渉とその対応について【平行線】記事のまとめ
売れなければ処分予定の商品。これに対する大幅な値下げ交渉は推奨できない。
- 戦略的に処分予定を掲げる人もいる
- 労力に見合わない
- 不愉快だと判断されれば、ブロックされる
処分予定日を掲げてるとはいえ、高値で売れるなら売りたいのが人情だろう。大幅な値引きは不可能としても、少しなら対応できる…かもしれない。
相手視点を考えた交渉を、今後も心がけていきたいものだ。
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それじゃあ、また!