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こんにちは、きゃたぬきです!
この記事は、YouTubeチャンネルに届いた質問をピックアップして回答します!
- 画像1枚だけ、説明文なしなど、売る気のない出品をする理由とは?
- 大きく2つあります。
①とりあえず出品して、後で情報追加する
②質問されたら追加する
それでは、詳しく回答していきます。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
質問内容
以下の質問を頂きました。
写真が1枚だけ~良くて2・3枚程度しかない、ピンぼけ写真、商品説明無しやあっても一言二言のコメントレベル程度…(中略)そのような出品の傾向(実感)や心理について、如何思われますでしょうか?
例えば以下のように、明らかに手抜きと思われる商品があります。
- 画像は1枚
- 説明文なし
- 価格も普通
この状態では、まず売れないでしょう。
それでは一体、出品者はどんな意図で出品しているのでしょうか?
手抜き出品、2つの理由
手抜き出品する背景には、2つのパターンが存在すると考えられます。
- とりあえず出品
- 一問一答
順番に解説します。
パターン1:「とりあえず出品」
手抜き出品の1つとして、後で情報追加するスタイルが挙げられます。
とりあえず出品ページだけ用意して、少しずつ完成させていくスタイルです。先に挙げたiPadの例で言えば、出品後に情報を追加していく形です(下図参照)
- 画像1枚で出品
- 説明文・画像を追加
- 細かな注意点を記載
といった手順が多いでしょう。
以下、後から情報追加する出品スタイルを【とりあえず出品】と表記します。
出品するのは、面倒臭い
とりあえず出品する背景には、出品作業の面倒臭さが原因にあります。
以下が、出品時の通常手順です。慣れてない人にとって大変な作業となります。
- 商品画像を撮影する
- 説明文を用意する
- 注意点を挙げる
- 相場価格を調べる
- 発送方法を決める
バーコード出品を可能にしたり、売れやすい価格を自動的に入力するなど、手間を減らす仕様が多くなっている事からも、面倒なのは明らかです。
出品が面倒だから
捨てた経験、あると思います
そこで一部ユーザーは、とりあえず出品してから情報追加するスタイルを取り始めたのです。
売れなくない?←それが良い
この時、以下の疑問が生じます。
「情報が少ないなら、売れなくない?」
確かに情報が少ないままでは、購入されないでしょう。
しかし、だからこそ都合がいいのです。あえて売れにくい状態にすることで、余裕を持って情報追加できるのです。
情報が少ないままで売れてしまった場合。購入者は騙された気分になり、返品・返金騒動になりかねません。
未完成の商品ページで売れるケースは稀です。ましてや、画像1枚だけの商品状態では、たとえ割安でも売れないでしょう。
本当は、下書きがベスト
鋭い人なら「下書きでも良いのでは?」と察しがつくでしょう。
想像通り、ここまで書いた内容は下書き状態でも可能です。むしろ絶対に売れない分、下書きの方がいいと言えます。
下書きでいいなら
「とりあえず出品」
しない方が良いって事?
正直、そうなるね
もちろん、下書きにない「とりあえず出品」のメリットもあります。
- 最低限の情報で売れる可能性
- 下書きを開くのが面倒(商品編集の方が簡単)
しかし、下書きの方がリスク防止できるのは間違いありません。
情報不足のまま売れる事は限りなく低い可能性ですが、万全を期すなら下書きで商品ページを完成させるべきでしょう。
最低限の説明だけで売りたい…!
売れなかったら、更に説明を補充すればいい
そんな意図で、とりあえず出品されているのだと推測できます。
「とりあえず出品」は以前まで、価格を9,999,999円(上限)に設定するのが定石でした。しかし最近では、メルカリ事務局に自動削除される恐れがあります。
パターン2:「一問一答」
2つ目の理由として、質問されたら情報を追加するスタイルが挙げられます。
「とりあえず出品」とは違い、情報不足でも「既に完成した出品ページ」なのです。
え、手直ししないの?
そういうこと
説明をする前に、具体例を紹介しておきましょう。もう一度、iPadの画像をご覧ください。
この時、出品者に対して「商品の実物画像を見せてほしい」とコメントすると、以下のような反応が返ってきます。
「画像を追加しました、確認お願いします!」
上のように、回答内容が追加されます。
これが「一問一答」スタイルの出品方法です。手間を減らしつつ出品できるので、一部ユーザーが実際に取り入れています。
売れなくない?←売れない
一問一答は、売れにくい出品スタイルです。理由は単純で、情報が足りなすぎる商品に、質問する人が少ない為です。
「とりあえず出品」のように、ページ修正しなければ質問されずに売れ残ります。
- 商品A:質問しないと、詳細が分からない
- 商品B:既に情報が記載されてる
この2つを比べたら明らかです。誰だって情報の多い商品Bを検討したいでしょう。質問するとしても、商品Bに対して細かな点を確認したくなる程度です。
出品者と同じくらい、購入者だって手間を減らしたいのです。初歩的な質問をしようとは、まず考えません。
聞くまでもなく
候補から除外するか…
独占してるとか、
出品者が一人なら別だけどね
手抜き出品は、お薦めできる?
少しずつ完成を目指しながら出品する「とりあえず出品」なら、検討の余地があります。
商品ページを作り込んで公開するのは手間も多い為、面倒だから諦めるよりは、出品→編集の流れが望ましい。
「走りながら考える」
って感じだね
仕事や宿題と同じ。
一歩ずつ、完成させましょう
ただこれは「あえて言うなら…」程度の意味です。下書き状態で完成させる方が無難である点に注意しましょう。
前述の通り、説明が足りない状態で販売してしまうと、トラブルに繋がる恐れがあります。
- 高額にする(1桁あげる)
- 「全体的に状態が悪い」に設定
- タイトルを崩す(Pad→あいぱっと)
などなど、絶対に売れなくなる工夫をした上で行なってください。
その上で「傷や汚れの有無」「故障してる箇所」などを明記した上で、販売できる状態にしていきましょう。
商品説明に必要は情報は
下記動画をチェック!
「一問一答」は、お勧めできない
後半で伝えた「一問一答」は避けた方がいいでしょう。繰り返しですが、あえて情報の少ない商品に質問する人は少ない為です。
結果的に、ただ売れない商品ページとして終わってしまいます。
出品者と同じくらい、
購入者も手間を減らしたいのです
記事のまとめ
今回の内容をまとめました。
- 手抜き出品する理由は、①「とりあえず出品」②「一問一答」の2つが挙げられる
- とりあえず出品:出品してから必要情報を追加するスタイル。最短で売れる可能性もあるが、トラブルを防ぐ為、あえて売れない状況を維持する必要がある。
- 一問一答:質問されたら情報を出していくスタイル。質問すらされずに売れ残ることが多く、おすすめできない。
- 情報をしっかり作ってから出品するのが面倒であれば、「とりあえず出品」のみ検討の余地がある。
動画版では、さらに質問回答中!
今回の質問は、【メルカリ】画像1枚だけ、説明なしの心理とは?他、質問に回答します【フリマ相談室】で回答した一部です。他にも沢山の質問に回答しているので、ぜひご覧ください!
音声だけでも、
理解できるようにしています!
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!