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メルカリには、通常より早く販売利益を受け取れる「販売利益の早期受取機能」があります。
通常、商品を発送したあとは購入者が受取評価を行い、取引が完了してから販売利益が反映されます。
しかし、販売利益の早期受取機能を利用すれば、条件を満たした取引では購入者の受取評価を待たずに販売利益を受け取ることができます。
「商品は届いているのに、なかなか受取評価されない」という場面では便利な機能ですが、
- 誰でも利用できる?
- いつから販売利益を受け取れる?
- 早期受取すると購入者に分かる?
- 受け取ったあとにキャンセルされたらどうなる?
- 何かデメリットはある?
- そもそも早期受取は使った方がいい?
など、気になる点もあると思います。
そこでこの記事では、販売利益の早期受取機能の条件や使い方、利用する際の注意点を解説します。

この記事を書いている人です。フリマアプリの新機能や売り方、トラブル対策などを発信中。YouTubeでは約2万人の方に登録いただいています。
先に私の考えをお伝えすると、条件を満たしていて販売利益を早く受け取りたいのであれば、基本的には利用してもよい機能だと思います。
ただし、早期受取後に取引がキャンセルされた場合は販売利益を返還する必要があるなど、利用前に知っておきたい注意点もあります。
また、この機能を利用するためだけに、普段使っている発送方法を変更するほどではないと考えています。
詳しい理由も含めて順番に確認していきましょう。
販売利益の早期受取機能とは?

「販売利益の早期受取機能」とは、条件を満たした取引について、通常より早いタイミングで販売利益を受け取れるメルカリの機能です。
通常の取引では、
- 出品者が商品を発送する
- 購入者に商品が届く
- 購入者が受取評価をする
- 出品者が購入者を評価する
- 取引が完了して販売利益が反映される
という流れになります。
一方、販売利益の早期受取機能では、一定の条件を満たすと取引画面に「販売利益を受け取る」ボタンが表示され、取引完了前でも販売利益の全部または一部を受け取ることができます。

例えば、商品がすでに購入者へ届いているにもかかわらず、受取評価されずに待っている場合があります。
このような場面でも、対象となる取引であれば購入者の受取評価を待たずに販売利益を受け取れる可能性があります。
早期受取をしても取引は完了しない
ここは非常に重要です。
販売利益を早期受取しても、その時点で取引が完了するわけではありません。
早期受取後も、通常どおり購入者・出品者双方の評価が必要です。
また、早期受取をしたあとでも、受取評価前であれば双方の合意によって取引がキャンセルされる場合があります。
つまり、この機能は、
「取引を早く終わらせる機能」ではなく、「販売利益を受け取るタイミングだけを早める機能」
と考えると分かりやすいでしょう。
販売利益の早期受取を利用できる条件

販売利益の早期受取機能は、すべての出品者・取引で利用できるわけではありません。
利用するには、配送方法や出品者側の条件などを満たす必要があります。
対象となる配送方法
通常の取引で早期受取の対象となる主な配送方法は、
- らくらくメルカリ便
- エコメルカリ便
です。
また、あんしん鑑定を利用している取引に限り、ゆうゆうメルカリ便も対象となります。
一方、通常のゆうゆうメルカリ便やその他の配送方法などは対象になりません。
そのため、普段から、
- ゆうパケットポスト
- ゆうパケットポストmini
- ゆうパケット
- ゆうパケットプラス
- ゆうパック
など、ゆうゆうメルカリ便を利用している人は注意が必要です。
これらを通常の取引で利用している場合、現時点では販売利益の早期受取を利用できません。
ただし、私は早期受取を利用するためだけに、普段使っているゆうゆうメルカリ便かららくらくメルカリ便などへ変更する必要はないと考えています。
その理由については、後ほど「販売利益の早期受取は使うべき?」の章で詳しく解説します。
出品者側の利用条件
配送方法だけでなく、出品者側にも利用条件があります。
あんしん鑑定を利用していない通常の取引では、
- 出品者レベルが4以上
- 「アプリでかんたん本人確認」が完了している
ことが条件です。
あんしん鑑定を利用している取引については、「アプリでかんたん本人確認」が完了していることが条件となっています。
ただし、これらの条件を満たしていれば必ず利用できるわけではありません。
メルカリ公式では、個別の利用状況によって早期受取機能を利用できない場合があり、詳細な基準については公開していないと案内しています。
また、販売利益の早期受取機能はメルカリアプリ(iOS・Android)から利用する機能で、Web版からは利用できません。
早期受取の対象外となる取引
対象の配送方法を利用していても、以下のような取引では早期受取機能を利用できません。
- メルカリShopsで出品した商品
- 自動車本体(おまかせクルマ取引)の出品
- キャンセル申請中の取引
- 買い取りリクエストを申請した取引
- あんしんデータ消去を利用した取引
- 梱包・発送たのメル便を利用した取引
- 通常のゆうゆうメルカリ便
- その他の配送方法
「らくらくメルカリ便を使っているのにボタンが表示されない」といった場合は、配送方法だけでなく、これらの対象外条件や出品者側の利用条件も確認してみましょう。
販売利益はいつから早期受取できる?

販売利益の早期受取機能は、商品を発送した直後から利用できるわけではありません。
取引の種類によって、「販売利益を受け取る」ボタンが表示されるタイミングが異なります。
通常の取引は「配達済み」から24時間後
あんしん鑑定を利用していない通常の取引では、配送状況が**「配達済み」と表示されてから24時間が経過すると**、対象となる取引の取引画面に「販売利益を受け取る」ボタンが表示されます。
つまり、
- 出品者が商品を発送する
- 商品が購入者へ配達される
- 配送状況が「配達済み」になる
- そこから24時間が経過する
- 条件を満たしていれば「販売利益を受け取る」ボタンが表示される
という流れです。
商品を発送してから24時間ではなく、配送状況が「配達済み」になってから24時間なので注意しましょう。
もちろん、その前に購入者が受取評価を行い、通常どおり取引が完了すれば、早期受取を利用する必要はありません。
あんしん鑑定を利用している場合
あんしん鑑定を利用している取引では、早期受取できるタイミングが異なります。
商品がメルカリ鑑定センターに到着し、鑑定基準以上と判断された時点で、取引画面に「販売利益を受け取る」ボタンが表示されます。
通常取引のように、購入者への配達完了から24時間待つ仕組みではありません。
早期受取できる販売利益には上限がある

販売利益の早期受取機能では、いくらでも販売利益を先に受け取れるわけではありません。
受取上限金額は、
- 通常の対象取引:最大5万円
- あんしん鑑定を利用している取引:最大10万円
となっています。
ここで注意したいのが、1件あたり5万円までという意味ではないことです。
早期受取機能で受け取っている販売利益の合計に対して上限が設定されています。
例えば、通常の対象取引で早期受取の残り枠が1万円しかない状態で、販売利益2万円の商品を早期受取する場合、受け取れるのは1万円です。
残りの1万円については、取引が完了したあとに反映されます。
早期受取の残り枠がなくなった場合は、早期受取機能を利用している取引が完了して上限が復活するまで、ほかの取引で早期受取機能を利用できません。
受け取る金額を自分で指定することはできない
早期受取では、「2万円の販売利益のうち5,000円だけ受け取る」といったように、出品者が好きな金額を指定することはできません。
受け取れる金額は、早期受取の残り枠によって決まります。
例えば、販売利益が2万円の場合、
- 残り枠が2万円以上 → 2万円を早期受取
- 残り枠が1万円 → 1万円を早期受取、残り1万円は取引完了後
- 残り枠が0円 → 早期受取できない
という形です。
「必要な金額だけ先に受け取る」という使い方はできないので注意しましょう。
販売利益を早期受取する方法
対象となる取引では、条件を満たすと取引画面に「販売利益を受け取る」ボタンが表示されます。
申請方法は以下のとおりです。
- 取引画面の「販売利益を受け取る」をタップする
- 確認画面の内容を確認する
- 「販売利益を受け取る」をタップする
- 全額または一部の販売利益が反映される

受取可能な金額は先ほど解説した上限の残り枠によって決まるため、申請前に表示されている金額も確認しておきましょう。
早期受取後も受取評価は必要
販売利益を受け取ったからといって、その取引が終わったわけではありません。
早期受取後も、購入者は商品を確認して受取評価を行い、出品者も通常どおり評価して取引を完了させる必要があります。
そのため、早期受取後に購入者から商品について連絡があった場合も、「もう販売利益を受け取ったから」と放置せず、通常の取引と同じように対応しましょう。
また、購入者が長期間受取評価を行わない場合は、条件を満たすことで事務局によって自動的に取引が完了する場合があります。
早期受取は、あくまでそれより前に販売利益を受け取れる仕組みと考えておきましょう。
「販売利益を受け取る」ボタンが表示されない理由
「条件を満たしているはずなのに、販売利益を受け取るボタンが出てこない」という場合は、いくつかの原因が考えられます。
メルカリ公式では、主に以下の可能性を案内しています。
- 早期受取の対象となる取引ではない
- 出品者側の利用条件を満たしていない
- アカウントの利用が制限されている
- 早期受取の受取上限金額に達している
- 取引キャンセルを申請している
また、通常の取引では配送状況が「配達済み」になってから24時間が経過している必要があります。
そのため、商品が購入者へ届いた直後であれば、まだボタンが表示されていなくても問題ありません。
条件を満たしていても利用できない場合がある
ここも注意が必要です。
対象の配送方法を利用し、本人確認や出品者レベルなどの条件を満たしていても、必ず早期受取機能を利用できるとは限りません。
メルカリ公式では、個別の利用状況によって利用できない場合があり、その詳細な基準は公開していないと案内しています。

そのため、
- 「らくらくメルカリ便を使っている」
- 「出品者レベル4以上」
- 「本人確認も終わっている」
- 「配達済みから24時間以上経過した」
といった条件を確認してもボタンが表示されない場合、公開されていない基準によって対象外となっている可能性もあります。
また、早期受取機能が利用できない場合は、メルカリアプリを最新版へアップデートしたうえで、反映までしばらく待つことも公式から案内されています。
販売利益を早期受取するメリット

販売利益の早期受取機能の最大のメリットは、購入者の受取評価を待たずに販売利益を受け取れることです。
商品がすでに届いているにもかかわらず、購入者がなかなか受取評価をしてくれないことがあります。
通常であれば、購入者が受取評価をするか、一定期間経過後に事務局によって取引が完了するまで待つことになります。
一方、早期受取の対象となる取引であれば、通常の取引では配送状況が「配達済み」になってから24時間経過後に販売利益を受け取れます。
そのため、
- 購入者がなかなか受取評価してくれない
- 販売利益を早く使いたい
- 次の商品購入などに売上金を使いたい
といった場合には便利な機能です。
ただし、早期受取を利用しなくても、条件を満たせば最終的には事務局によって取引が完了する場合があります。
そのため、早期受取は「利用しないと販売利益を受け取れない機能」ではなく、販売利益を受け取れるタイミングを早めたい人向けの機能と考えるとよいでしょう。
販売利益を早期受取するデメリット・注意点

個人的には、条件を満たしていて販売利益を早く受け取りたいのであれば、早期受取を利用してもよいと思います。
ただし、利用前に知っておきたい注意点があります。
キャンセルすると販売利益の返還が必要
最も注意したいのが、早期受取したあとに取引がキャンセルになった場合です。
販売利益を早期受取しても取引自体は完了していないため、その後に商品トラブルなどが発生してキャンセルになる可能性は残っています。
取引がキャンセルされた場合、早期受取した販売利益相当額を返還する必要があります。
キャンセル時に十分な残高があれば、原則としてシステムによって自動的に返還処理が行われます。
一方、すでに販売利益を使ってしまい、返還に必要な残高が不足している場合は注意が必要です。
その場合は、銀行口座やコンビニ/ATMなどからチャージして返還する必要があります。
また、販売利益相当額の返還が完了するまで、メルカリやメルペイの一部またはすべてのサービスが利用制限される場合があります。
そのため、商品について購入者とトラブルになっているなど、キャンセルになる可能性がある取引では早期受取を急がない方がよいでしょう。
早期受取後の一部返金は要注意
個人的にもう一つ気になっているのが、販売利益を早期受取したあとでも、通常どおり一部返金できるのかという点です。
メルカリでは、商品に問題があったものの返品するほどではない場合などに、出品者と購入者が合意したうえで販売利益の一部を購入者へ返金してもらえる場合があります。
例えば、本来3,000円の販売利益を受け取る予定だった取引で1,000円を一部返金する場合、出品者が受け取る販売利益から1,000円を差し引き、購入者へ返金する形になります。
ところが、早期受取によって3,000円をすでに受け取っていた場合、通常と同じ方法で一部返金できるのかは気になるところです。
私が確認した範囲では、販売利益を早期受取したあとの一部返金について、明確な案内を確認できていません。
そのため、「早期受取したら一部返金できなくなる」と断定することはできません。
ただし、
- 商品に不具合が見つかっている
- 購入者から商品について連絡が来ている
- 一部返金や返品について話し合っている
といった状況であれば、問題が解決するまで早期受取を急がない方が無難だと思います。
早期受取後の一部返金について仕様が確認できた場合は、この記事にも追記します。
ゆうゆうメルカリ便は原則対象外
通常の取引では、ゆうゆうメルカリ便は販売利益の早期受取機能の対象外です。
そのため、
- ゆうパケットポスト
- ゆうパケットポストmini
- ゆうパケット
- ゆうパケットプラス
- ゆうパック
などを普段利用している人は、基本的に早期受取を利用できません。
あんしん鑑定を利用している取引についてはゆうゆうメルカリ便も対象となりますが、通常の取引とは条件が異なります。
ゆうパケットポストやゆうパケットポストminiは小さな商品を発送するときに便利なので、普段から利用している人も多いでしょう。
そのため、早期受取を頻繁に利用したい人にとっては、対象となる配送方法が限られていることもデメリットの一つです。
販売利益の早期受取は使うべき?

ここまでの内容を踏まえると、私は条件を満たしていて、販売利益を早く受け取りたいのであれば利用してもよいと考えています。
購入者が受取評価をしなかったとしても、条件を満たせば最終的には事務局によって取引が完了する場合があります。
つまり、早期受取を使わなければ販売利益がもらえないわけではありません。
そのため、
- 普段から対象の配送方法を利用している
- 商品は問題なく購入者へ届いている
- 購入者とのトラブルも発生していない
- 販売利益を早く受け取りたい
のであれば、利用を検討してよいでしょう。
一方で、この機能を利用するためだけに発送方法を変える必要はないと思います。
私自身、これまで多くの取引をしてきましたが、購入者が受取評価をせず完全に放置されたケースはそれほど多くありません。
普段ゆうパケットポストやゆうパケットポストminiを利用している人が、いつ使うか分からない早期受取のためだけに、らくらくメルカリ便などへ発送方法を変更するメリットは大きくないでしょう。
あくまで、
「普段使っている発送方法が対象で、必要になったときに利用する」
くらいの位置付けで十分だと思います。
また、商品に不具合が見つかったなど、返品・キャンセル・一部返金になる可能性がある場合は、問題が解決するまで早期受取を待つことをおすすめします。
販売利益の早期受取についてよくある質問

最後に、販売利益の早期受取機能について気になるポイントをまとめます。
早期受取すると購入者に分かる?
販売利益を早期受取した場合に、購入者へどのように表示・通知されるのかについては、私が確認した範囲では明確な案内を確認できていません。
そのため、「購入者には絶対に分からない」と断定することは避けた方がよいでしょう。
今後、実際の取引画面や公式案内などで確認できた場合は追記します。
早期受取したあとも評価は必要?
必要です。
販売利益を早期受取しても取引が完了するわけではありません。
早期受取後も通常どおり購入者が受取評価を行い、出品者も評価して取引を完了させます。
また、メルカリ公式では、長期間にわたり評価しない場合は迷惑行為として警告する場合があると案内しています。
早期受取したあとでもキャンセルできる?
早期受取後でも、受取評価前であれば、出品者・購入者双方の合意によって取引をキャンセルできます。
ただし、キャンセルした場合は、すでに早期受取した販売利益相当額を返還する必要があります。
「販売利益を受け取った=キャンセルできなくなる」という仕組みではありません。
「販売利益を受け取る」ボタンが表示されないのはなぜ?
主に以下の原因が考えられます。
- 対象となる配送方法を利用していない
- 出品者側の利用条件を満たしていない
- 配達済みから24時間経過していない
- 早期受取の上限に達している
- キャンセル申請中
- アカウントが利用制限されている
- アプリが最新版ではない
また、条件を満たしている場合でも、個別の利用状況によって利用できないことがあります。
メルカリは詳細な基準を公開していないため、公開されている条件をすべて満たしていてもボタンが表示されない可能性があります。
記事のまとめ

販売利益の早期受取機能を利用すると、対象となる取引では通常より早く販売利益を受け取れます。
通常の取引では、配送状況が「配達済み」になってから24時間が経過すると、条件を満たしている場合に「販売利益を受け取る」ボタンが表示されます。
購入者がなかなか受取評価をしてくれない場合などには便利ですが、利用する際は、
- 対象となる配送方法が限られている
- 出品者側にも利用条件がある
- 受取上限が設定されている
- 早期受取しても取引は完了しない
- キャンセル時は販売利益の返還が必要
- トラブル中の取引では利用を急がない
といった点を理解しておきましょう。
個人的には、普段から対象の配送方法を利用していて、販売利益を早く受け取りたいのであれば使ってもよい機能だと思います。
一方、早期受取を利用するためだけに、普段使っている発送方法を変更するほどではありません。
また、返品・キャンセル・一部返金などの可能性がある取引では、問題が解決してから利用する方が安心です。
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「なぜブログを始めようと思ったのか」「メルカリとブログは何が違うのか」については、こちらの記事にまとめました。

