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普段フリマアプリの相談回答を行っているのだが、失敗談には興味深いほど共通項が存在する。そこで今回はメルカリ初心者が梱包で特にやりがちな失敗を9つ紹介していく。
目次
緩衝材で傷を作る

気泡緩衝材(いわゆるプチプチ)の跡がついてしまうミス。拭いて取れることもあるが、ゲーム機外箱のような段ボール製だと凹みを作ることになりかねない。
『プチプチ』開発元の川上産業によると緩衝材は表裏どちらでも効果を発揮するとのこと。商品によって裏返して使う、凹凸のないシートを使う等の工夫をしよう。
ちなみに私が愛用する『ノンカッターパック』は手でちぎれる緩衝材。よければ試してみてください。

雨濡れ対策をしていない

書籍や電子機器などを発送するなら、雨に濡れないよう商品をビニール等で包むようにしよう。もちろん日本の配達事情はとても優秀なため濡れて届くことは殆どないが、対策していないことを理由にクレーム・低評価されることは少なくない。
OPP袋やチャック袋を自宅にストックしておくと出品時に便利。百均にも売っているので検討を。
きつく梱包しすぎ

ぬいぐるみや洋服(ジャケット等)など型崩れ・シワが気になる商品はゆとりある梱包を行おう。特に「掃除機で圧縮するやつ」を使うのは、送料こそ浮くものの到着後トラブルになりかねない。
商品や価格にもよるが、数千円を超える物については圧縮せず大型便60サイズ以上をオススメする。また商品説明欄に圧縮することを記載したり、実際の梱包画像まで添付するとより効果的。
想定より送料が高くなった
500円で売れたけど送料750円になった、みたいな話。特に売上金から送料を差し引く『メルカリ便』は赤字計上すると利用制限になる可能性が高い。絶対に避けよう。

対策としては平凡すぎるが、予め送料を把握しておこう。メルカリ公式が用意した送料早見表をダウンロードしたり、サイズ測定ができる梱包メジャーを使うのもオススメ。
なお注意点として、緩衝材をケチると破損する確率が上がる。たかが数百円のためにトラブル対応の精神的苦痛を負うリスクを上げるのは得策じゃない。無理して梱包サイズを小さくしないように。
メルカリ公式の送料早見表:https://pj.mercari.com/mercari-spot/mercari_school_list.pdf
再利用した梱包資材が汚れている・臭い

SDGsが騒がれている昨今、梱包資材は代用品を使うことも多い。しかしスーパーの使用済みレジ袋、クタクタになった段ボールなどを使えば残念だった評価をされかねない。「まだ使える」ことと「使うべきか」は別件である。
厳密なラインを設けるのは不可能だが、最低でも液体・ニオイが付着していないか確認しよう。ちなみに筆者はブロッコリーの破片がついたままのビニールを使われたことがある。ネタに昇華してるけど低評価されても文句ないと思うゾ!
ちなみに以前、リサイクル梱包資材についてアンケートと体験談募集を行ったことがある。場合によって使い分ける、絶対に使わない…等のリアルな話を紹介している。合わせて参照してほしい。

過剰梱包

テープでガチガチに固定・緩衝材の使いすぎによる処分の手間増加など、梱包しすぎによるクレームも注意。…とはいえ壊れるよりマシなこと、使いませてラッキーと考える購入者もいるので絶対NGではない。
その意味で失敗とするべきか迷ったものの、購入者の開封の手間まで意識できる余裕を持ちたい。そう願いつつ紹介しておく。
商品の入れ忘れ・入れ違い

慣れてきた頃にありがちなミス。特に同じサイズ・資材の商品(ゆうパケットポスト等)が貯まった時にやりがち。
有事の際は互いの商品を着払いで回収し、それぞれ送り直す。着払いを含めた合計4回の送料が追加で必要になる。時間もかかるしとっても高い(経験済み)ので絶対に避けよう。
梱包時に記号で識別する、 発送を溜めないといったシンプルな工夫が効果的。また少しでも入れ違いの不安が残るなら一度開封した方がいい。資材は無駄になるけどトラブル対応の疲弊に比べれば塵芥に等しい。
売れてから傷・汚れに気がつく
梱包時に新しい傷・汚れを見つけたり、書き忘れた特記事項を思い出すことがある。ただちに取引相手へ謝罪を行い、取引続行するか確認すべき。決して黙って発送してはいけない。
なお最近のアップデートにより取引メッセージから画像送信できるようになった。確認・続行の可否を話し合うのに役立つだろう。
この時、もしも取引キャンセルとなる場合は正直に理由を選択しよう。間違っても購入者が悪い、といった内容を選択しないように。

売れる前に梱包を行い、質問が届く
取引に慣れてくるとありがちな事。売れた瞬間に発送できるように…と梱包した商品に限って、画像の追加依頼など開封必須の依頼が届く。ミスと呼ぶべきか迷ったが、付属品の封入忘れなどを再確認できないため載せておく。
この対策は簡単で、テープを使わない仮梱包状態にしておくだけでいい。マスキングテープを使うと仮止めしつつ適宜カンタンに開封できる。オススメ。
再三だが、ミスは慣れてきた時に起こる。「〜しなくても大丈夫でしょ」と思ったら面倒でも確認しよう。それ以上の面倒事を呼ばないためにも。

以上、初心者から寄せられる梱包のミスを独断と偏見でピックアップしてきた。他にもあれば都度追記していく。

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それじゃあ、また!