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先日このような相談を頂いきました
別の商品ページから質問をしてくる人は、どういう意図があるのでしょうか?Aの出品ページで、Bの商品について質問してくるのです。売り切れていないのだから、Bの商品ページでコメントすれば良いですよね?
本記事では、このような行動をされる理由から、対応方法について私の経験をもとに解説していきます
解説動画
下記の動画でも詳しく解説しています
この記事の目次(クリックでジャンプ)
なぜ別商品ページから交渉するのか?
横取りされない場所で安全に交渉するためです。まずメルカリには、商品にコメントすると『いいね!』した全員に通知される仕様があります。例えば
こちらの商品ですが、お気持ち程度をお値下げすることはできますか?
とコメントされれば、いいね!した人に通知が届きます。それを見た他ユーザーは「今買わなきゃ売れてしまう…」と焦り始め、誰かが横取りするでしょう。
欲しい商品が目の前にあり、質問したり値引き交渉を行いたい。しかしコメントすれば見当しているライバルを起こしてしまうかも。そう考えて、別ページから交渉を行うのです。
メルカリは早い者勝ちなので『横取り』という表現は適切ではありません。しかし内容の理解しやすさを優先し、本記事ではそのまま使用させていただきます。
対応すべきか、拒否すべきか?
続いて別ページからの交渉に対応しても良いかどうか。まぁ内容次第なので各々判断すべきですが、私なら一律で対応しません。その理由を説明しましょう。
交渉された時点で、売れる手前にある
あくまで主観ですが、別ページ交渉された商品は近日中に売れる確率が高いです。そもそも横取りを心配している時点で、他のユーザーがいつ購入してもおかしくない状況なのです。
もし値引き交渉された場合、応じなくても誰かが定価のまま購入するでしょう。誰にもバレず安く買おうと企む裏では、そのまま買いたい人もいる筈です
一方、商品に関する質問(例:付属品は揃ってますか?など)であれば元ページに情報追記しましょう。ピンポイントでその情報がないから誰も手を出せなかった可能性があります。それさえ解消すれば売れるでしょう。
交渉内容が割に合わない
過去何度も別ページから交渉されましたが、その多くが値引き交渉であり、金額的にも難しい内容でした。
相手は横取りを恐れます。値引き交渉をすれば熾烈な横取り合戦になるでしょう。だからこそ別ページで交渉するわけですが、その価格なら誰だって購入するのです。
特別その人に値引きする義理もありませんから、出品者として応じる事ができません。いや、応じたくないのです。
専用ページを作成したくない
値引きの有無にかかわらず、別ページから交渉する人は専用ページ作成を依頼しがちです。例えば「きゃたぬき様専用ページ」であれば、他ユーザーの横取りを牽制することができます。
最初のコメントで依頼するもの、2〜3回往復したら頼んでくるなど様々。横取りされないため無関係なページから交渉する図太い人ですから、専用ページの依頼なんて屁でもありません。
そんな専用ページですが、出品者として作成をお勧めできません。詳細は別記事に書きましたが、まるで取り置きのように扱われ、1ヵ月経っても購入してくれないこともあります。ルール上問題なくとも本人以外が購入しづらいため、出品者自ら売れにくくするのと同義です。
繰り返しになりますが、交渉されている商品は売れる条件を満たしています。わざわざ別ページから頼んでくるような人に売る義理があるのでしょうか。私は誰が購入しても構わないので専用ページは作りたくないです。
【絶対作るな】メルカリで専用ページを作るべきか解説【出品者に利点なし】対応した上で横取りされたら粘着される
何言ってるかわからないと思うので説明します。 仮に相手の交渉に応じ、専用ページを作るなり価格を調整したことで売れたものの、横取りされたとします。
すると交渉者は、以下のように文句を言ってくるでしょう。
私が買うと決まった商品を別の人に譲らないでください。取引キャンセルしてください。
メルカリは早い者たちの世界。先を越されたら一般的には諦めるべき…ですが今回の相手は違います。別ページから交渉を行うような人ですし、不幸にも貴方が対応したことで「売る約束をした」と解釈されるでしょう。秘密裏に交わされた契約ですから、身勝手な相手が身勝手な判断をするのも仕方ありません。
まぁ現実的に考えると示し合わせたのに横取りされる可能性は低いでしょう。しかし0%ではないのです。そもそも対応する義理などないのに文句を言わるのは不愉快ですから、私は別ページ交渉に応じないと決めています。
何なら即ブロックする
この対応は厳しく映るかもしれません。私は別ページ交渉を受けた時点で相手をブロックします。これは逆恨みの低評価を避けるためです。
今回の件に限らず、値引きに応じなかったことへ腹を立て、低評価をつけるために定価で購入する輩がごくまれに現れます。 クラクション鳴らすために運転している人のようなものです。
相手がそういう輩かは分かりません。ただし、別ページから交渉する抜け駆け行為を躊躇なくしてしまう人、出品者に迷惑をかけている自覚がないのは事実です。この時点で私は信用できません。故にブロックします。
メルカリの低評価は出品者にとって重たい足枷となります。1つでも付いていれば買ってくれない人もいますし、低評価は低評価を誘発するため、避けるに越した事は無いのです。
【100回取引】メルカリの「残念だった評価」は消えるのか?【結論:非表示になる】ただし、記事を読むあなたに同じ対応を求めるわけではありません。やんわり断るだけでもいいし、対応せずコメント削除しても問題ないでしょう。 あなたさえ許せば対応したって構わないのです。
内容まとめ
- 別ページから交渉する理由は、横取りを避けるため
- 対応するべきでない4つの理由
- その商品は近いうちに売れる可能性が高い
- 交渉の内容にやや厳しいものが多い
- 専用ページ作成をしたくない
- 対応したのに横取りされた場合、粘着される恐れ
今回の記事が、貴方のフリマアプリ生活に役立てば幸いです。
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- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
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また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!