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数年前、私はメルカリで普通郵便しか使わなかった。しかし今はメルカリ便など公式サービスのみ利用するという180度の方向転換をしている。
もちろん各種オプションが魅力的なのは事実だが、例えば匿名取引できるから使ってる訳じゃない。その奥にあるメリットを含めて愛用しているんだ。
とはいえ具体的に何が良いのか説明しないと伝わらないので、改めてフリマアプリ公式便のメリットを紹介しつつ深掘りした長所を解説していく。
匿名配送
住所開示せず取引できるため、自分または相手に安心してもらいやすい。私のように匿名取引に絞って購入する人もいる。
ちなみに私はトラブル時にこそ匿名配送の価値があると思っている。例えば購入者から理不尽なクレームを言われた時、
お前の家に向かって直接話してもいいんだぞ?
と脅されるかもしれない。そこまでされなくても異常者に住所がバレてることに恐怖し、泣き寝入りする出品者もいただろう。だが匿名取引なら巨大な壁に囲まれてたような安心感を得られるため、冷静に対処できるのだ。
他にも取引完了後、二度と関わりたくなければブロックを検討するだろう。しかし住所が伝わっていれば変に解釈され、嫌がらせを受ける…かもしれないんだ。遠慮なくブロックするために匿名配送を使う、と言い換えてもいい。
この話をすると「どんな確率だよ。ってか事件が起きたら警察に言えばいいじゃん」と反応する人がいるし思考はわかる。だが可能性が低いってことは0%じゃないし、受けないに越したことないよねって話をしている。それに一度ダメージを受けた心は治らないんだ。トラブル経験者なら感覚が薄れるだけで消えやしないと理解しているだろう。
まぁ匿名配送だけのサービスならともかく、公式便には使うべき理由が他にもある。続けて紹介していこう。
全国一律料金
フリマアプリ公式便は全国一律料金。そしてフリマアプリ側が送料を負担しているため通常より安く発送できる。
例えば東京〜大阪の「ゆうパック」60サイズ料金は以下の通り
- メルカリ便:750
- 通常:990(+240)
そして副次効果として計算しやすいと売れやすくなる点が嬉しい。順を追って説明しよう。
例えば東京の出品者が通常の「ゆうパック」60サイズを使う時、購入者の住所次第で880円〜1450円と金額に大きく差が開く。
この問題を解消するため一部ユーザーは事前にコメントで交渉をお願いしている。しかし購入者が「面倒くさ」と感じたら他所へ流れてしまうのだ。
つまり全国一律料金にすることで、出品者は変動に恐れず価格設定でき、購入者は事前交渉しなくて済むのだ。意識されにくいけど、この一手間がないことで確実に売れやすくなっている。
追跡サービス
荷物がどのように運搬され、いつ購入者に届いたか確認できるサービス。もし配送途中で紛失された場合、追跡情報により原因追及しやすいため補償がスピーディになる。
またトラブル時だけじゃなく盗難予防策としても効果がある。最たる例は受け取ってない詐欺だろう。
例えばオークション黎明期には、商品を受け取ったにも関わらず「届いてない」と主張し、タダで奪い取る購入者がいたらしい。
この対策として書留(対面受取のみ)が使われたが、同様の効果を追跡サービスでも期待できる。システムで監視されているのに堂々と嘘をつくのは至難だろう。
商品補償
公式便で発送した商品が壊れて届いたり紛失されたとき、フリマアプリ事務局より適切な補償を受けられるサービス。
ちなみに「ゆうパケット」など一部手段には補償がないと誤解されやすい。だが正確にはフリマアプリ独自の補償がついているので安心して欲しい。詳しくは別記事参照
【保存版】フリマ公式の発送手段と補償内容まとめ【メルカリ・ラクマ・Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)】その他、細かいポイント
宛名書き不要
地味に嬉しいサービス。荷物を送る時の宛名を書かずに発送できる。
発送場所が豊富
営業所やコンビニ、無人ステーションから郵便ポストまで数多くの発送場所がある。特に「ゆうパケットポスト」は専用シールを使いポスト投函するだけと非常に便利。このために公式便を選ぶ人も多いだろう。
記事のまとめ
- 匿名配送:トラブル時に住所バレしてない安心感
- 全国一律料金:計算の手間なく売れやすい
- 追跡サービス:迅速な補償かつ受け取ってない詐欺対策
- 商品補償:破損・紛失時に出品者を守る
- 宛名書き不要
- 発送場所が豊富
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などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!