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前置きは省略。メルカリのプロフィール画面に「販売中のみ表示」で絞り込む機能が追加された。この件について解説していく。
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事の発端から解説
本件について簡単に言うと、なぜ実装されないのか不思議であった仕様と言える。その理由を順番に解説しよう。
まずは過去の仕様から振り返る。出品者のプロフィール欄では【販売中】と【売り切れ】が一緒に表示されてしまい不便であった。例えば文庫本を販売する人が
他の本と一緒に購入したら送料分値引きします!
と書いても、どれが販売中なのか探すのに苦労してしまう。
よって同時購入してもらいたい出品者は、削除可能となる2週間後に商品ページを消し、自身のプロフィールを整理していたのだ。
検索結果だけ絞り込める謎
これだけなら「面倒だね〜」で終わる話だが、昔から検索結果では絞り込む機能が存在していた。システムの裏側は分からないが、購入できる・できないで切り替えくらい簡単にできそうな物だ。
検索結果はOKなのに、プロフィール画面で無理な理由が分からない。特定ジャンルの出品が多いユーザーなら誰もが疑問視していたのだ。
オリジナルタグの登場
ある時、出品者はオリジナルタグを作成するようになった。例えば【#きゃたぬき商店】と複数の説明文に書くことで、該当商品だけを表示可能。そして検索結果扱いなため、販売中のみで絞り込みもできるのだ。
もちろん複数ジャンルを分ける目的(例:レディース・メンズ・キッズ)でもオリタグは活躍している。しかし販売中か見分けるために利用されたのも事実である。
ようやく問題は解決した…
と思いつつも最初からプロフィール欄でも絞り込めれば済んだ話である。不満を抱きつつも自分たちで対策し始めた。これが過去の話だ。
待望のアップデート
そして2023/04/15前後、プロフィール画面で販売中のみを表示する機能が追加された。ぶっちゃけ遅すぎるが、それでも実装されたのは嬉しい変化である。
以上が大雑把な歴史である。ゆうパケットポスト等の大型アップデートではないが、昔からのユーザーには時代の変化を感じる大きな一歩と言える。流石に大げさか
ユーザーへの変化
今回の仕様変更に伴い、出品者・購入者にどのような変化があるか推察していく。
消さないのがデフォ
販売中のみで絞り込める以上、売れた商品を定期的に削除する必要は無くなった。むしろ取引実績をアピールできるので、出品者は「消さないのがデフォルト」と言っていい。
だが消すべき場合もある点に注意。具体的には
- 女性が偶然男性モノを売った
- 雰囲気を統一したい
- 身バレする可能性
- 安く売りすぎた
など。詳しくは過去記事を参照してほしい。
【メルカリ】売れた商品ページを削除するべき、3つの理由を解説します【一般ユーザー向け】オリタグの意義は消えない
ちなみにオリタグの存在意義は残っている。複数ジャンルを扱う人(例:洋服・ホビー・本)は分類することに意味がある。一方で販売中のみ表示させるために使ってた人は不要となった。
【メルカリ】オリジナルハッシュタグの使い方・メリットを解説【ラクマ・Yahoo!フリマ(旧:PayPayフリマ)】購入者は特になし
購入者に悪い変化はない。出品者からまとめて買いやすくなっただけじゃなく、同時購入による値引き交渉も相対的に簡単になった。もちろん値引きできる相手かは見極めが重要だが、選択肢は広がったと見ていい。
【メルカリ】値下げ交渉のリスク・3つの心構えを徹底解説します【値引き戦略】結論:良アプデ
出品者・購入者ともに取引開始までの負担を減らせる素晴らしいアップデートであった。メルカリにしてはスピード感に欠けるが、便利になった事実を今は素直に喜びたい。
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- イライラしない考え方
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以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!