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ブログのメインテーマとも違うし、購入して良かったとも言えないので記事を書く気はなかった。だが私のような人が不幸に苛まれるのは辛いので、急遽記事にしている。
今回の記事は、GoPro公式で商品を買った結果、不具合が発生して交換対応をしたい、と考えている人の参考になるだろう。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
GoPro HERO 11を購入
実家帰省などのVlogを保存するためにGoProを購入したが、本題はこっちじゃないので割愛する。
メディアモジュラーが使えない
GoProの拡張パーツ「メディアモジュラー」を1万円弱で購入。内蔵マイクは音質が悪いので、モジュラーを使って外部マイクを接続しようと思った。
純正だけあって品質がいい…と思ったら今回の悲劇。なんと全く反応しない。後述するサポートから案内された手段を全て試したけど反応なし。完全に不良品だった。
返品送料は自己負担←は?
GoPro自身は返品サポートを用意しており、理由を問わず購入から30日以内なら返品可能だ。Appleと同様のサービスだと思っていい。
しかし製品がろくに使えないのは聞いてない。例えばAppleは価格高すぎだけど品質は最高。その上で「試して微妙なら返品してね」ってスタンス。
だがGoProは、最初から使えない製品を送り、しかも送料はこちら負担なのか…?試してなし、試せない物を返すのに送料を負担させる阿呆はいない、と思いたい。
返品ではなく交換を希望
一応GoProは製品の1年保証があり、交換対応も受付けているらしい。だがその為の専用フォームが見つからない。自分から問い合わせを行い、手続きをしてもらう必要がある。
公式HPの問い合わせが面倒
保証もあるし、問い合わせ場所もわかったらOK…と思いきや、いくつか面倒ごとに遭遇したので本音を書いていく。
メール問い合わせ不可
最近の風潮だが、外資系企業はメール問い合わせ不可能なことが多く、GoProも例外ではない。チャット・電話対応のどちらかになるが、これは別にいい。毎回メールを確認するより、素早く対応してもらったほうが嬉しい。
ただ電話対応は時間も必要だし、日本市場は軽視されている(と思ってる)ので英語応対になるだろう。個人的に言った言わない問題を発生させたくない為、今回はチャットを優先した。
チャットが始まらない
だが肝心のチャットが始まらない。常に「待ち時間は4分です」と表示されているが、25分以上経過している。ブラウザを変更しても変わらずの対応。平日の午前9時に接続できないってマジ?不具合多すぎってこと?
繋がったと思ったら英語
30分経過したあたりで、チャットが繋がった。しかし相手から
Thank you for contacting GoPro! My name is @@@@, how can I help you today?
と、英語が届いた。いや事前のHPは日本語だったじゃん…何で…?
多少は英語が使える(と思ってる) ので私は構わないが、日本語を期待してて英語が来たら誰だって怒りで震え上がる。この現象が偶然である事を祈りたい。
(後日談)むしろ英語でよかったかも…?
後日談だが、日本語応対できるスタッフ(というかその日本語力)は当たり外れが大きく、話が通じないケースもあった…らしい。怪我の功名と考えておこう。
DeepLのコピペでOK
もし英語に不安を覚えていても心配不要。Google翻訳やDeepL(AI翻訳サイト)を使って対応すればOK。
英語とは言えチャット自体はスムーズに進み、色んな方法を試しても改善しなかった結果、交換対応してくれるとの事。ここまでは良かったが、少し文句を書いておく。
返品する住所入力画面がクソ
サポーターから教えてもらった【交換する商品のお届け先住所】の入力画面で、よくある『郵便番号から予測変換して住所を出すシステム』を使う必要がある。
これが控えめに言ってウンチで、予測変換が色々間違っている。しかも手動入力ができない。何で…?
結局、チャットで個人情報を伝えて対処してもらった。だが私のように「これはブログネタになるな…」と怒りを抑えられる人は少ないだろう。記事を読んでる人はともかく、返品先住所登録画面がウンチでは怒り心頭だ。
返品費用は負担なし(当然)
ちなみにチャット内で「私は一銭も支払いたくない。もちろん送料はそちら負担ですよね?」と確認した。当然だが送料負担等は一切なかった。英文だが言質も取ってある。
紆余曲折あったが、一応は交換をしてくれる事になり、後は指示通り荷物を梱包するだけ。最後にその手順を紹介しよう。
UPSを使った、返品までの流れ
返品する際、海外に送ることとなり、国際配送企業のUPS(Fedex・DHLみたいなやつ)を使用する。よってヤマト運輸など馴染みのサービスが使えない点に注意。
UPS経由で返送する際、複数の書類が必要となる。これはチャット終了後に【GoPro Support – Return Merchandise Authorization for Case ***】という件名のメールが届くので、そこに添付された3種類の書類を用意しよう。
RMA form(1枚)
GoPro本社で使う書類。製品と一緒に梱包する。
Commercial Invoice (3枚)
海外へ荷物を送るときに何が入ってるかを申告する書類。
Return Label(2枚)
荷物の伝票。UPSの場合は貼り付けずに集荷人に渡せばOK。
全て記載済みなので、印刷しておけばOK。なお必要な印刷枚数はケースによって異なる為、上記枚数は参考程度に留めてほしい。
プリンターがない場合
自宅にプリンターがない場合、応急処置としてコンビニのネットプリントが使える。今回私はファミマ経由でプリントアウトした。
なおネットプリントする際、ラベルのみgifファイルなので一度画像ファイルに変換する必要がある。よく分からなければ下記サービスを使って変換すればOK。なお自己責任で。
https://www.iloveimg.com/ja/convert-to-jpg/gif-to-jpg
UPSは電話で集荷依頼
書類・返品の準備が完了したら、UPSに集荷依頼をお願いする。電話はフリーダイヤル、日本語で応対可能。住所等を伝えて集荷に来てもらおう。
ちなみに営業所に持ち込んでもいいが、全国に数店舗しかないので都市圏以外はまず不可能。大阪ですら1店舗。
返送期限は2週間
なお返送期限は約2週間となっている。これは「UPSに渡す期限」であり、2週間以内にシンガポールのGoProに届けるって意味ではない。
とはいえUPSの集荷タイミングは読み辛いため、問い合わせをしたら即行動に出るのをお勧めする。
発送主控えは貰わなかった
既に回収してもらったが、発送主控えは貰わなかった。配達員の話では「そもそも発行しない」らしいが…本当なのか…?
最後に
良くも悪くもGoProが記載してる通り、ワールドクラスの体験をすることができた。一人旅で海外へ行った時に遭遇した、様々な理不尽を思い出した。
- チップ額が少ないから冷蔵庫を封鎖したメキシコのホテル
- 「セリエAが負けた」という理由で具を減らしたイタリアンシェフ
- ハーフサイズを注文したのに2倍の量を運び、不貞腐れながらミスを認めたタイのしゃぶしゃぶ屋店員
私はネタに昇華する場所を持っているが、そんな人も少ないだろう。1万円の商品を信頼できる公式サイトから購入したのに、こんな対応が待っていては一向に気が休まらない。
- 永遠に4分待ちのチャット
- なぜが英語で始まる(偶然か?)
- 交換先を登録するサイトの不具合
GoProが他の追随を許さない程にクオリティの高いカメラを作っているから、対応全般が蔑ろにされている可能性を否定できない。いわゆる殿様商売だ。一刻も早く他メーカーがその牙城を崩してほしい。
なお一応言っておくと、GoPro Hero 11自体は非常に満足している。これとiPhoneがあれば大抵のVlogは作成できる筈だ。実家帰省が今から楽しみである。
追記:2022/11/29 無事解決
端的にその後の流れを書いておく
- 交換してもらったメディアモジュラーも反応しないので、本体を交換
- 再びチャットが繋がらない。英語にしたら即接続したので日本語は無理と思った方がいい
- 本体が交換され、無事接続ができた
今回の件を踏まえて、GoProという企業は品質ではなく交換対応を行うことで誤魔化してる気がしてならない。とはいえスタッフの対応は良かったので、彼らに免じて筆を置こうと思う。
全力でおすすめはしないが、安い時は今回の対応を考慮して公式HPから購入していい…かもしれない。
参考文献
保証情報 GoPro
https://community.gopro.com/s/article/Warranty-Information?language=ja
DeepL Proを選ぶ理由
https://www.deepl.com/ja/why-deepl-pro/
当社について | UPS について
https://about.ups.com/jp/ja/our-company.html