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2021年から愛用しているスマートウォッチ(Xiaomi Smart band 5)が限界を迎えたのでXiaomi Smart band10に乗り換えた。はたして4年の歳月でどれほど変化したのだろうか。その感想を簡単に述べていく。機種変更の参考になれば幸いである。
目次
私がスマートウォッチに求めること
ところで私がスマートウォッチに求める条件は以下
- 視認性の良さ
- タイマー機能
- 音楽の再生停止スキップ機能
- バッテリー持ちの良さ
- 軽さ
- 安価
例えばApple WatchやPixel Watch。視認性や機能、デザインは十分だがバッテリー持ちが悪いので毎日充電が必須。そして重量もあるし価格も高い。高すぎる。腕に3万円はつけられん。

壁に画面擦ったら泣く自信ある

これら条件を満たすのが所謂スマートバンドであり、代表的メーカーであるXiaomiはAppleを超え世界ウェアラブルデバイス市場のトップに君臨している(2025年現在)
ただSmart band 5でさえ期待通りの性能だったわけで、仮に壊れていない状態ならXiaomi smart band 10 に乗り換える価値はあるのか。中古で5を買い直しても良いのではないか。これを判断するため次章でスペックを比較していく。
Smart band 10とSmart band 5の違い

それでは Xiaomi smart band 5と10のスペックを比較していく。
Xiaomi Smart Band 5 | Xiaomi Smart Band 10 | |
ディスプレイ | 1.1インチ AMOLED(126 × 294) | 1.72インチ AMOLED(212 × 520) |
輝度 | 最大450nits | 最大1,500nits、AOD対応 |
リフレッシュ | 非公開 | 60Hz |
サイズ | 46.95 × 18.15 × 12.45mm | 46.57 × 22.54 × 10.95mm |
重量(本体のみ) | 11.9g | 15.95g |
バッテリー容量 | 125mAh | 233mAh |
バッテリー持続 | 最大14日(節電20日) | 最大21日(標準)、AODモード9日 |
充電方法 | 磁気充電/約2時間 | 磁気充電/約1時間 |
防水性能 | 5ATM(50m耐水) | 5ATM(50m耐水) |
Bluetooth | 5 | 5.4 |
搭載センサー | 6軸センサー(加速度計+ジャイロ) PPG心拍数 | 加速度計、ジャイロ、電子コンパス 光学式心拍計とパルスオキシメーター、環境光センサー |
対応スポーツ | 11種類 | 150種類以上(Mi Fitness連携) |
OS/アプリ | 専用RTOS/Zepp Life | Hyper OS 2/Mi Fitness |
価格 | 4,490円(当時) | 6,280円 |

まず画面が大きくなり最大輝度も明るくなったことで視認性が格段に向上。またバッテリー持ちも通常使用で21日と7日伸びたのも嬉しいポイント。約4g重くなったがそれを上回る変更である。

加えて本体がアルミ素材になったことで高級感が増し、スーツに合わせても浮きにくい印象。スマートバンドに高級感は求めてないけど安っぽいよりマシ。

またXiaomi smart band 10 には常時オンディスプレイ(Always On Display)が搭載された。これにより時刻確認のたびスマートウォッチをタップしなくていい。band 5は毎回指を添える必要があったのでとても良い変更点。
なおAODをオンにすると電池持ちは9日間ほどに短縮される。だがそれでも1週間使い続けられるし日常の利便性が格段に上がるので設定をオススメしたい。

長期旅行などの時にはOFFにしよう!
他にも血中酸素濃度を測定できるようになり、多様なスポーツ測定モードが追加された。ネックレスとして使うこともできるらしい。…だが私は使わないので割愛する。
しばらく使った上での感想

購入して1週間ほど使ったが smart band 5 と比べると全てにおいて快適。まず画面が大きくなったことで1度に確認できる情報量が多くなった。一般的なスマホ同等(60Hz)の滑らかな操作感もあり、誤タップのストレスからも解放。細かい不便が改善されている印象。

さらに本体性能が向上したことでスマートバンド側での各種操作が可能になった。例えばband 5のアラームはアプリを介する必要があり面倒だが、Xiaomi smart band 10 なら本体だけで設定ができる。
タイマーがより便利に

個人的に良かったこと。デフォルトでは1・3・5分をすぐ測定でき、画面上部からさらに細かい時間を調整できるようになった。band 5 では前に使用したタイマーが保持されるものの毎回設定していたので嬉しい変化。

他の時間測定は画面上部
「タイマー」をタップすると
設定できます!
呼吸ウィジェットがおすすめ

個人的に良かったこと②。Smart band 5にもあった機能が進化して搭載。北京大学の研究をもとにリラックス・集中・仮眠・深い睡眠に合わせた呼吸を導いてくれる。
実際にやってみると効果があって、特に集中モードは3分だけでも脳がすっきり冴えわたるので是非試してほしい。

実は毎日使ってる機能です
睡眠測定の精度UP

両バンドをつけて睡眠測定した結果がこちら。Xiaomi smart band 10 の方が明らかに詳細な睡眠データを測定できてるし見やすくなった。
また睡眠データを元にアドバイスしてくれるのだが、以前に比べてより的確になった印象。私は就寝時につけると蒸れるから本機能をあまり使えないけど、睡眠の質を上げたい人には嬉しいだろう。
ちなみに先程の【呼吸】ウィジェットには「4-7-8呼吸」という睡眠を促す呼吸法もあるので使ってみてほしい。個人差はあると思うが私は昼寝で重宝している。
本当は各種スポーツ機能も試すべきだけど私はスクワットと懸垂しかしないので省略。
惜しいポイント
続いて使用中に「ここは惜しいなぁ」と思ったことを紹介していく
AODをもう少し明るくしてほしい

AODは便利だが画面輝度が制限されるため環境次第では即視認できないことがある。例えば日差しの中ではすぐ判別できない(上図参照)。これじゃ指で画面タップする方が早い。
おそらく世界中で指摘されているだろうからファームウェア更新で改善されるのを期待したい。それでも室内程度なら恩恵を受けられるし、毎回タップしていた band 5 に比べて便利。なんだけど惜しい。

ちなみAODの設定方法はスマートバンド本体のホーム画面を左スワイプし【設定>ディスプレイ>常時オンディスプレイ】の順番で可能。覚えておこう。
正直このくらいしかデメリットを挙げられない。それほど外見を含めた完成度が高くなった。
総評:とても満足。乗り換える価値あり

Smart Band 5に比べてできる事は大きく変わっていないが全ての動作が改善された。まぁ4年の歳月を経たのだから進化してて当然だけど、故障してなくても買い換える価値があった。それほど体験に雲泥の差を感じた。もはやSmart band 5 には戻れない。
Xiaomi smart band 9 activeはどうなのか?

ちなみに廉価モデルとしてXiaomi smart band 9 activeが存在する。Xiaomi smart band 10 の半額以下(2,980円)で購入できるが以下の違いがある
- 素材がプラスチックで安っぽい印象
- AOD非対応
- 画面サイズはやや小さい(smart band 5よりは大きい)
逆にこれ位しか違いがないため気にならない人はXiaomi smart band 9 activeがオススメ。個人的には5年近く使うので+3,300円を払って高級感・AOD搭載の上位モデルにすることをオススメする。
紹介した商品リンク(Amazon)
Xiaomi smart band 10:https://amzn.to/4kSUQ5a
Xiaomi smart band 9 active:https://amzn.to/453k7Uq