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こんにちは、きゃたぬきです!
この記事では、YouTubeチャンネルに届いた質問に回答していきます!
- 300円の商品に値下げ交渉して来る人がいます。彼らの意図と、対応方法を教えてください。
- 下限価格を知らないユーザーの可能性が高いです。以下の対応をしましょう。
①事情を伝えて断る②オマケを提案する③同時購入を促す
この記事の目次(クリックでジャンプ)
質問内容
以下の質問を頂きました。
メルカリで、300円で出品しているのに、「値下げ可能ですか」と値下げ交渉してくる人、いったいなんなんでしょうか。「300円が底値なので、値下げできません」と答えるのですが。
フリマアプリでは、値引き交渉して買い物する人も多いです。その際、300円が最低価格です。
フリマで出品できる商品は、300〜9,999,999円の間に設定する必要があります。その為、300円以下で販売することはできないのです。
一方で300円の商品にも交渉してくる人がいます。当然ながら、値引き不可能です。
彼らは何故、値下げ交渉するのでしょうか?
また、どんな対応が望ましいでしょうか?
結論は2通り
結論ですが、2通りの理由が挙げられます。
- 最低価格を知らない
- 価格以外の提案を求める
そして、対応方法は以下の3パターンが望ましいでしょう。
- 事情を説明して断る
- おまけを付ける
- 同時購入を促す
それでは、順番に解説しましょう。
最低価格を知らない
最初の理由ですが、最低価格が300円と知らない可能性があります。
上記仕様を知らなければ、100円でも販売できると勘違いして、値引き交渉を行なうでしょう。
そんな人いるの?
割とあり得るよ
- 購入専門
- 出品回数が少ない
- 高額商品しか販売してない
上記ユーザーの場合、最低価格を知らない可能性が高いです。その結果、一部ユーザーは300円の商品に対して値引き交渉してくるのです。
リサイクルショップのような感覚
そもそも300円の商品に値引きしてくるなよ!もう安いだろ!
このように感じる人も、いるでしょう。
商品にもよりますが、300円は既に安い事が多いです。しかし、まだまだ安くできると考える人がいるのも事実です。
その背景の一つとして、BOOK・OFF(以下、ブックオフと表記)の存在があります。
ブックオフ?
何が関係あるの?
ブックオフの最低価格:110円
これと混合するんだよ
ブックオフも中古商品を安く購入することができます。特に最低価格が110円と、フリマアプリより半額以上安いです。
- 中古品を購入できる
- 最低価格:110円
これらの要素を踏まえた結果「ブックオフの方が安いし、値引きできるでしょ?」と考えて交渉してくる可能性があるのです。
「ブックオフで安売りされる本」の相場は300円を下回っているので、フリマでは全く売れません。まとめ売りをするか、ゴミとして処分するのがお薦めです。
価格以外の提案を求める
少数派ですが、最低価格を知りつつも交渉する人がいます。彼らの心理として、以下のものが挙げられます。
- 冷やかし目的(論外なので無視)
- 価格以外での提案を求める
言い換えるならオマケをつけてほしいと提案しているのです。
いわゆる「実質値引き」ですね
テレビショッピングでよくある手法。おまけ商品をつけて価格を据え置くことで、値引きした状態に等しいと提案する。
文庫本であれば、栞やブックカバーをつけたりするなど、対応方法は様々です。
相手に言わせるのが、交渉のコツ?
遠回りなことをせず「おまけつけてよ!」って言えば良くない?
こう感じる人もいるでしょう。あくまで推測ですが、出品者から提案させる事を重視してる可能性があります。
出品者から提案?
どういうこと?
会社とかで
こんな話ないかな?
A「Bさん、最近コピー機使った?」
B「使いましたけど…?」
A「インクが切れそうなの気がついた?」
B「あぁ、そうですね」
A「まだ使えるみたいだけど、無くなったら印刷が荒くなるし、その時、沢山印刷をしてたら大変だよね…詰め替えたらいいか、迷うよね〜」
B「じゃあ、今度インク変えときますよ」
A「あ、そう?ありがとう!」
断言しますが、Aさんはインク交換が面倒なので、Bさんに押し付けています。
この時、自ら交換すると言い出したのがポイント。結果的にAさんは罪悪感を覚える事なく、作業を依頼できたのです。
…話を戻しましょう。最低価格に対して値引きするのも同様です。
E「値引きできませんか?」
T「仕様上、値引きできないんですよ」
E「あ、そうなんですね…知りませんでした。欲しかったんですけど、検討します…」
T「値引きはできませんが、〇〇をオマケします。どうですか?」
E「そうですか?それなら、是非お願いします!」
このように、自分の身を守った上で、実質値引きを獲得できます。
繰り返しですが、
このパターンは少数派です
コピー機の例とは異なり、非対面コミュニケーションで実践するのは相当難しいでしょう。
しかし、稀に交渉されるケースはありますので、覚えておきましょう。
以上、2つの理由を紹介しました。現実には、最低価格と知らずに交渉する人が大半でしょう。
ここからは、実際に交渉された時の対応について解説します。
出品者としての対応策
300円に値引き交渉をされた場合、対応方法としては、以下がお勧めです。
- 事情を伝えて断る
- オマケを提案する
- 同時購入を促す
基本的に、事情を伝えて断るだけでも、購入検討してくれる筈です(返報性の原理が働く為)
「無視して削除」はNG
この時、やってはいけないのが「無視してコメント削除」です。
最低価格を知らないユーザーの場合、わざと提案していない事が多いです。事情を説明すれば、納得して購入してくれる事も多いでしょう。
冷やかし目的の人もいるかもしれませんが、彼らを排除すると同時に、購入者候補が減ってしまいます。
面倒とは思いますが、丁寧にコメント対応してあげましょう。
でも事情を説明するの
面倒じゃない…?
そんな人のために
以下の文章をコピペして
自由に使ってください
以下の文章は、適宜コピペして使ってください。
コメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、商品の最低価格は300円となっておりますので、これ以上の値引きができません。
この価格で検討して頂けると幸いですm(_ _)m
同時購入を促す
対応策の一つとして、同時購入を提案する事もできます。場合によっては、利益が増えることもある方法です。
同じ出品者から複数の商品を購入する行為。発送回数が減らせる為、送料分程度の値引きが期待できる。
1つ300円でも、まとめて購入すれば合計金額から割引可能です。その際、割引金額は【浮いた送料分】を目安に決めると良いでしょう。
浮いた送料って
具体的には?
例えば、こんな場合
300円の商品が2つあり、ネコポスで発送予定
同時購入されれば、1回分の発送で済む。
→この場合、175円(浮いたネコポス送料分)値引きを行う
らくらくメルカリ便を使う
もちろん、値引き金額は出品者の自由。場合によっては利益を増やす事も可能なのです。
300円の値引きが来たら
同時購入を提案しましょう!
なお、梱包がギリギリの場合は同時割引が難しくなりますので、注意して下さい。
記事のまとめ
ここまでの内容をまとめます。
- 300円の商品に値引き交渉する心理は、①最低価格だと知らない②おまけを要求する、のいずれか
- 購入専門・出品初心者・高額商品のみ販売する人は、最低価格を知らない可能性が高い
- 商品におまけをつけさせる為、あえて交渉する人もいる
- 対応方法は3つ、①断る②おまけを提案する③同時購入を促す
- 無視してコメント削除はNG。相手に悪気がなければ、そのまま購入してくれる
特にメルカリの場合、値引き交渉は定型文が用意されています。最低価格を知らない初心者がコメントしてる事もあり得るのです。
【購入を考えているのですが】メルカリで嫌われる文章の正体【こちらの商品はお値下げ可能でしょうか?】商品を売るためにも、出品者として寛容な対応を心がけましょう!
YouTubeでも、情報配信中!
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!