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この記事で紹介するストーリーは動画ネタです。実話を基にした作品ではありますが、フィクションであり実在の人物とは一切関係ありません。
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『よし子さんの後悔』
よし子さんは、ある日どうしても欲しかったおもちゃを見つけました。フリマアプリで見つけたそのおもちゃは、よし子さんにとってとても特別なものでした。出品者とやりとりをして、ついにそのおもちゃを買うことができました。
しかし、しばらくすると出品者からメッセージが届きました。「別の方が、お子さんがどうしてもそのおもちゃが欲しいらしく、譲って欲しいとお願いしてきています」という内容でした。よし子さんはそのメッセージを読んで少し考えましたが、よし子さんが一生懸命交渉して手に入れた大切なものです。
そこで、よし子さんは「申し訳ありませんが、このまま取引をお願いします」と丁寧に返事をしました。出品者は「わかりました」と返事をし、そのまま取引が進みました。無事におもちゃがよし子さんの元に届き、よし子さんはとても喜びました。
しかし、その後、よし子さんは思いもよらないことに気づきました。出品者から低評価をされているのです。そして、その評価にはこう書かれていました。「子どもに譲ることを知らない無礼な方でした」
よし子さんはその言葉を見て、とても悲しくなりました。自分がもう少し譲る気持ちを持っていたらよかったのかもしれないと反省しました。大切なものを手に入れるための努力は大事ですが、それ以上に、人に対する思いやりの心を忘れないことが大切だと、よし子さんは気づいたのでした。
みんなで考えよう!
- この出品者は、なぜ悪い評価をしたのでしょうか?
- もし貴方が出品者だったなら、よし子さんにこの提案をしますか?
オンライン上で、子どもが本当にいることを伝えられるかな?
『不公平な取引』
なおき君は、ある日フリマアプリで大好きな商品を探していました。すると、思いがけず激レアな商品が3000円で出品されているのを発見しました。この商品は、通常すぐに売れてしまうため、なおき君は「ラッキー!」と思い、急いで購入しました。
しかし、商品はなかなか発送されません。日が経つにつれて、なおき君は少し心配になりました。そして、ついに取引が強制終了され、なおき君はその商品を手に入れることができなくなってしまいました。
がっかりしたなおき君は、再び同じ商品を探し始めました。すると、先ほどの出品者が専用ページとして、高い金額で何か販売しているのを見つけました。そのページには何も書かれていませんでしたが、なおき君は何かおかしいと感じ、別のページを確認してみました。
すると、「先ほど売れた商品ですが、本当は2万円で売れるはずです。取引キャンセルして専用で売り直していただければ、私が少し上乗せした22000円で購入します。」というコメントの形跡が見つかりました。ちょうど、なおき君が購入してすぐの事です。
なおき君は、このことを知ってとても悔しい思いをしました。自分が正当な手順で購入したのに、出品者がより高い金額で売ろうとして取引をキャンセルしたことが分かったのです。しかし同時に、安すぎるので申し訳ないな、という気持ちもあったことを思い出しました。
この出来事を通じて、なおき君は少しだけ大人の階段を上ったような気がしました。
みんなで考えよう!
- なぜ出品者は、なおき君の取引を優先しなかったのでしょうか?
- 貴方が出品者なら、なおき君との取引を続けますか?
どうしても欲しい商品があったら、高い金額を払うかわりに自分に売り直してとお願いしますか?