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メルカリを使っていると時々「〇〇円になりませんか?」といった価格交渉が届きます。このとき
いやです
すでに適正価格です
などと冷たく断っているなら、あなたは売るチャンスを自ら潰しています。なぜそう言えるのか、どう回答すれば良いのか、本記事で具体的に解説していきます。
値引き交渉する人は2種類
話をする前に、まず値引き交渉を2パターンに分けましょう。
- 高いから買わない
- 買うけど一応交渉してる
前者は資金が決まってるため、VIP対応しようが値引きしなければ逃げます。一方の後者は値引きできなくても購入するつもりです。しかし無礼に扱われれば傷付き怒るでしょう。
本記事で大切なのは後者です。 順調に進めば購入してもらえますが、もしも
いやです
すでに適正価格です
など雑に対応されれば不愉快に思い、買わなくなります。合理的ではありませんが、人には感情があることを忘れないでください。
ここで想定される反論がこちら
出品者の都合を考えない無礼者に無礼を返しただけ。むしろ当然の反応である
確かに、限界まで値下げしてるのに交渉する人もいます。毅然として向かい合うことも時には必要でしょう。 しかし、どんな人だろうと雑に扱われれば嬉しくないのです。
何より交渉段階でどちらか判別できないため、態度をコロコロ変える手法は取れません。月並みですが、誰にでも真摯に対応するしかありません。
雑対応は別ユーザーの心象を悪くする
加えて私が危惧しているのは交渉者以外の印象です。商品にいいね!を残せばコメントする度に通知が届きます。そこから雑対応を見たユーザーは不愉快になり購入を躊躇うでしょう。商品に不備があっても流されるのでは、と不安になるからです。
もちろん「これは相手が悪い。出品者の態度も仕方ない」と見逃してくれるかもしれません。しかし初めから穏便に済ませれば心配すら不要です。
逆恨みの低評価を避けるべき
そして万が一、冷たくあしらった相手が購入してくれば残念だった評価を受けてしまいます。
少しだけ値引きできるか確認しただけなのに、雑な対応をされて不愉快でした
などと評価コメントに書かれる未来が見えます。
身勝手かつ迷惑なレビューと思いますが、真相を知っているのは僅か数名です。その他大勢には【出品者=雑な対応をする人】と映るのです。
ここまで読んだ方なら、購入者の逆ギレを防ぐために何をすれば良いのか知っている筈です。次の章から説明していきましょう。
断り方は「徐々に値引きしますのでお待ちください」
どんな相手にも丁寧な対応を…なんて小学校道徳の復習はしません。ここでは実際に役立つ返答を1つ紹介します。
徐々に値引きしますので、ご希望の価格になりましたら再度ご検討をお願いします。
相手の意図を尊重しつつ利益を最大化できる魔法の呪文。ほとんどの値引き交渉に使えるため、ユーザ辞書登録をお勧めします。
なお本当に値引きするかは自由。全く値引きしなくとも、10円ずつ値引きをしても構いません。ただ私の経験上、とりあえず値引き交渉するタイプなら即購入してくれます。
丁寧な断り方との違い
おそらく前述した内容をみて
丁寧な言葉遣いにするだけで良いのでは?
と感じるでしょう。例えば「申し訳ありませんが、これ以上の値引きは難しいです」といった丁寧な断り方。これらの違いは購入者を長く引き止められることにあります。
値引きしないとキッパリ宣言すれば、予算が決まっている候補者が減ります。しかし値引きするかもと匂わせることで彼らを引き止められるのです。結果、しびれを切らして妥協する人が現れるかもしれません。
もちろん値引きの可能性を断つことで半強制的に決断を迫れるメリットもあります。 短期決戦を望むなら一考の余地があります。
個人的には可能性を匂わせつつ、売れないなら本当に値引きすれば良いと考えていますが…まぁ大きな違いはありません。 好きな方を選択してください。
交渉コメントは1日で削除(別記事)
ちなみに交渉後のコメントについて、私は1日経過したら削除するようにしています。詳しくは別記事を参照してください。
商品ページのコメントを消すべき、3つの理由を解説します【メルカリ】以上、メルカリの値引き交渉で相手を怒らせずに断ろう、という話でした。どんな時も丁寧に…なんて誰しも知っていることですが、つい忘れると実害が出てしまいます。これからも一緒に、紳士的に、心がけていきましょう。
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!