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いらなくなったモノを簡単に売れるのがメルカリの利点。しかし「もう少し早く購入されたい!」と贅沢な悩みを抱く人もいるだろう。
そこで本記事では、フリマアプリ情報発信者(私)による売れやすい商品撮影のコツを紹介していく。今から使えるテクニックに絞っているので、次の出品から活用してみてほしい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
撮影前
商品を清掃する
収録後に化粧する芸能人がいないように、まず商品を綺麗にしてから撮影しよう。 衣類のシワをアイロンで伸ばし、家電製品の汚れはきれいに拭き取る。これだけで売れやすさは段違いだ。
この点について
今から他人のモノになる商品を綺麗にするのは無駄じゃないか?
と感じる気持ちはわかる。だがその傷や汚れが修復できるかは画面越しから判別できないのだ。結果、相場でも売れずに買い叩かれるかもしれない。
何もクリーニングを依頼する必要はない。自分で直せるところを直すだけで良いのだ。初歩的な話だが、基礎がなってない出品はあまりにも多い。
撮影場所をキレイにする
これも初歩だが撮影場所を清潔にしておこう。「商品さえよければ売れる」には一理あるけど、掃き溜めの鶴だって湖の方がより魅力的に映るはずだ。画像が汚ければ別の出品者に逃げられてしまう。
個人的には自宅内にメルカリ出品専用スペースの確保をお勧めしたい。詳しくは別記事を参考に検討してほしい。
撮影
明るくする
暗い部屋で撮る人はいないが、今よりもさらに明るい環境で撮影してほしい。これだけで出品者の上位10%に入れる。マジで。
話は変わるがドラマの撮影シーンなどを見たことがあるだろうか? 野球スタジアムくらい巨大なライトで俳優が照らされ、最早これだけで日焼けしそう(実際、少し熱いらしい)
つまりテレビ番組・ECサイトなど我々が魅力的に感じる画像は超明るい環境で撮影されているのだ。同じことをメルカリで行おうって話。
とはいえ事業主でもない限り撮影用ライトを買うのはもったいない。 日当たりの良い場所を使ったり、 限界まで照明を明るくする、 読書用ライトを当てるなど、今より光を増やすだけで効果あり。
またスマホの画像編集で明るさを調整するのも良い。ただしやりすぎると色味が変わり到着後トラブルになるため、環境調整を優先して進めてほしい。
少し離れて撮影する
プロが撮った料理と自分の写真を比べて愕然とした経験があるだろう。この違いは撮影テクニックだけじゃなく、被写体との距離にカラクリがある。簡単にいうと、やや離れて撮ったほうが美しくなるのだ。
何気なく撮影すると目でみた姿より歪に写ってしまいやすい(上図左)これを直すには被写体から少し離れて撮影しよう。プロはこの原理を把握し、常にちょうど良い場所から撮影している。
なおこの理屈については焦点距離について理解する必要があるけど、本ブログでは割愛させて頂く。
出品
画像は全体→詳細→全体の順番
出品ページの構成論はいくつかあるが、私は全体を見せてから詳細を紹介し、最後に全体に戻る方法を使う。 最も基本的な戦略だろう。
まず付属品などを含めた全体像を把握してもらい、次に細かな箇所を提示する。詳細を把握したら再び全体に戻ることで商品到着時のイメージを明確に掻き立てる。これが狙いだ。
より詳細に流れを表すと
- 商品全体
- メイン商品
- 傷・汚れの強調
- 付属品
- 商品全体
商品によっては枚数を減らしたり、 付属品に価値がある場合その詳細を載せたりするものの、基本この流れで出品する。状態にもよるが9〜12枚に収まることが多い。
なお現在メルカリ・ヤフマは最大20枚まで掲載できるけど、無理に埋める必要はない。残りはコメント対応のため残しておくと良い。
メインは6面撮影が基本
サイコロの全面を映すように、メイン商品は前後左右上下の撮影を基本とする。 傷や汚れがある場所でも一旦そのまま撮影しよう。無論トレーディングカードなど薄いモノは表裏で構わない。
傷・ヨゴレを強調する
汚れや傷の画像を載せるのは言わずもがな、強調して伝えることも大切。具体的には
- 画像加工して目立たせる
- ペンツール等で示す
- (ヤフマのみ)動画投稿を使う
おすすめはペンツールで加工すること。各スマホに標準搭載されているので、撮影したら編集してみてほしい。
なお傷の強調について、細かい注意点については次章で説明していく。
付属品は全て広げる
外箱や説明書・充電ケーブルなど付属する場合、1枚に収まるよう撮影するのをお勧めしたい。 複数枚に分けると購入者は具体的に何が入っているか否か考えてしまう。この一瞬が購買意欲を削いでしまうのだ。
矛盾するようだが付属品は商品の一部とはいえ重要ではない。「確かについてくるな」と伝わるだけで充分なのだ。ただし、それ自体にも価値がある付属品(初回限定特典など)はメイン同様に撮影すること。
細かいテクニック
傷なし詳細はまとめる
四隅・側面に傷やヨゴレがないなら1枚にまとめてみよう。個別だと枚数が多くなり「今どこを確認してるんだ?」と購入者が困惑してしまうからだ。
後述するPic Collage(無料)で可能。iOS/AndroidどちらもOK
強調ビフォーアフターを載せる
傷や汚れを示すのは大切だがビフォーアフター画像を続けて載せると比較検討しやすく喜ばれる。
加工は外部アプリ推奨
フリマアプリ内で加工した画像は、スマホ本体に保存されない。そのため再出品など使い回しができず苦労してしまう。純正の写真アプリでも十分使えるので、外で編集しよう。
出品おすすめアプリ
コラージュ:4枚を1枚に
複数の画像を1枚の正方形にまとめてくれるアプリ。私が使ってるのはPic Collage(無料)だが多数存在する。好きなものを使うと良い。
PicCollage 写真・動画の編集加工アプリ
Cardinal Blue無料posted withアプリーチ
切り抜き:背景を変える
撮影スタジオがなくても魅力的な画像に仕上げられるアプリ。こちらも様々あるが、切り抜き精度の高さと操作性からPhotoRoomを推奨。使い方については別記事
PhotoRoom 背景の透明化や画像の合成など写真の加工に
ARTIZANS OF PHOTO VIDEO BACKGROUND EDITOR APP無料posted withアプリーチ
モザイク:反射を隠す
鏡面に写った顔・部屋などを隠すために使おう。とはいえ撮影段階で物理的に避ける方が早いので使用頻度は高くない。
私がiPhoneで使っているのは「モザイク ぼかし & モザイク加工アプリ」
モザイク ぼかし & モザイク加工アプリ
Yu Abe無料posted withアプリーチ
Androidで使っているのは「Point Blur」
Point Blur ポイントぼかし・モザイク加工
addquick無料posted withアプリーチ
文字挿入:文字フォントに拘る人向け
スマホ純正・フリマアプリ内の加工ツールは文字フォントの種類が少ない(ダサい)ので、拘るならPhonto等を使おう。
Phonto 写真文字入れ
youthhr無料posted withアプリーチ
最後に:まず出品しよう、話はそこから
色んな方法を紹介しておいて何だけど、拘りすぎると出品が億劫になる。特に慣れた人ほど
- 相場より安く売ってはいけない
- トラブルにならないかな
- いいね!がついた、早く買って…!
など焦ってしまい、メルカリに疲れてしまうんだ。
コツを掴めば売れやすくなる
しかし出品しなきゃ絶対に売れない
いきなり本記事の内容を全て取り入れるのではなく、やってみようと感じたものから始めてほしい。
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!