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メルカリで実物の画像がないまま出品されてて驚く。売れないでしょ〜と思いきや売れてて余計驚いた経験はないだろうか?
そこで今回は「なぜ彼らが実物画像を載せないのか」その心理を解説しつつ取引する際の注意点を紹介する。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
実物の写真がない状態とは?
【実物の画像がない】とは文字通り商品の実物画像が1枚もなく、公式HP等の写真を無断転載している状態を指す。
なおメルカリは商品の状態がわからない出品を禁止しており、たとえ新品未使用でも実物画像は必須。
どのようなものが違反になりますか?
- 実物の画像がない
- 転載画像のみの掲載
この時点で戦略もクソもないけど、彼らはなぜ1枚も実物画像を載せないのだろうか?その心理を解説する。
実物の写真を載せない理由
理由としては大きく3種類ある。
- 新品だから問題ない
- 面倒なので質問待ち
- カモを待つ
予め言うと前2つは手抜き、最後は意図的に騙そうとしている。
新品だから問題ない
新品・未使用の商品を販売するケース。
ほぼ新品なので公式画像と状態は同じ。だから載せなくてOKでしょ?
との後ろ盾で出品を行う。主に無在庫販売(手元に現物がない状態で販売)ユーザーが使う傾向だが、未使用に近い不用品でも見られる。
余談だが無在庫販売はメルカリで禁止であって違法ではない。これがダメなら予約販売する店が全てアウトになる。誤解しないように。
面倒なので質問待ち
撮影とか説明文書くの面倒だから公式画像貼ってとりあえず出品パターン。画像追加を希望されたら追加する形。以前紹介した画像1枚・説明文なしの派生系
【メルカリ】画像1枚・説明文なし…?その心理を2つ解説します【手抜き出品】最初から実物載せた方が良くない?
と思うけど目を惹くために綺麗な公式画像が優先される。そして画像追加した場合も1枚目は宣材写真のままだ。
加えて、購入確度が低いユーザーの相手をしたくない心理もある。実物が見たい相手なら比較的買う確率は高い。購入意思のない人に「いいね!」されたくない感覚に近い。
…まぁ質問対応する方が面倒と思うが、買いそうなら疲れないのだろう。肩を持つ意図はない。
カモを待つ
実物確認できないけど多分大丈夫っしょ
と購入されるのを待つ狩人。実物に傷や汚れがあるのを意図的に隠すヤバい奴。
彼らの思考は「購入ボタンを押した=全てに納得した」である。明らかな画像不足なのに購入した以上、確認しなかった購入者に責任がある。という屁理屈。もちろん返品時の送料は負担しない。
比較的マシに見える罠
これら商品は新品なのに安く見える点がタチ悪い。例えば図の場合
- 新品未使用、55,800円
- 実物画像なし、49,800円(←本当は傷や汚れあり)
- 傷や汚れあり、48,500円
実物画像がないので新品に見えてしまい、本来の価値より高くても(勘違いされて)売れてしまうのだ。
もちろん商品ステータスは「傷や汚れあり」だったり使用期間を書いたりと、慎重なら見分けられる状態になっている。その上で購入者の確認不足を責めてくるから悪質なのだ。
実物画像を載せない理由をまとめる
- 新品だから問題ない:不用品が未使用(または未使用に近い)ので実物を載せる必要がない
- 面倒なので質問待ち:撮影が面倒なので質問がくれば追加する。そのまま購入されれば儲け物って感覚
- カモを待つ:画像がないけど多分大丈夫と思った購入者をはめる。届いた商品は傷や汚れが多い、でも確認しなかった方が悪いよね
繰り返すが実物画像のない出品は禁止行為。よって取引するのは避けてほしい。…しかし稀にその相手しか出品してないケースもあるだろう。
取引する際の注意点
もし実物画像のない相手と取引するなら以下を参考に行動してもらいたい。
- 画像追加を求める(なければ買わない)
- 新品なら即購入OKだけど自己責任
画像追加を求める
これだけ覚えればOK。実物画像がないなら請求すればいい。面倒だから準備してない場合、快く画像を追加する。あなたは相手にとって購入確度の高いお客様なのだから。
追加なければ避ける
この時、返答せずコメント削除された場合。騙すために出品してるので購入しない様に。想像より状態が悪かったり偽物が届く事もある。
新品はアリ、でも自己責任
状態が「新品・未使用」なら理由①の可能性が高く、購入者的に無害っちゃ無害。よってそのまま買ってもOK。もちろん自己責任だが、問題なく商品は届く事が多い。
ちなみに無在庫販売の場合、画像追加をテキトーな理由で断ってくる(例:帰宅後に載せます…と言って永遠に載せない)なお無在庫も禁止行為なので関わらない方が良い…けど商品が届かない訳じゃない。判断は任せる。
記事のまとめ
- 実物の写真を載せない理由は大きく3つ
- 新品だから問題ない
- 面倒なので質問待ち
- カモを待つ
- 実物の写真がない相手から購入する場合、画像追加を求めること。断ったりコメント削除されたらロクな相手じゃない。
実物の写真がなくても売れる?
最後に実物画像がない商品は売れるのかを触れて終わる。そもそも禁止だから売れねぇぞって終わってもいいけど実際普通に売れる。ただし売れにくい。
まず売れにくい理由はシンプルに情報量が少ないから。ただでさえ現物を直に見れないオンライン取引で実物画像がないのは致命的。当然ないよりあった方が売れやすい。
一人に売ればいい
だがメルカリで重要なのは一人の購入者を見つけること。潜在顧客が500人でも結局一人しか買えない。売れにくくても売れればいいのだ。
また第三者が文句を言おうとも当事者が満足してれば問題にならない。現に該当ユーザーの評価欄は「良い評価」100%だったりするし、今日もどこかで実物画像なし商品が売れている。
あえてやる意味はない
とはいえ最初から実物画像を載せた方が良い。素人写真の中にある公式画像が目立つのは序盤だけで、比較検討では役に立たない。
実物ある方が信用されるから売れやすい。無在庫販売は規約違反。騙す予定なら論外。総じて、メルカリでやる意味がない。これが私の結論。
YouTubeチャンネルもあります
チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!
参考文献
手元にない商品の出品やECサイト等から直送すること(禁止されている行為・出品物) – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/866/
商品の状態がわかる画像を掲載しないこと(禁止されている行為) – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/920/