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とある方からメルカリの値下げ交渉に関する相談を頂きました。普段は動画にて回答するのですが、試験的にブログ記事も併せて更新していきます。動画版はお待ちください。
ちなみにこのような相談は大歓迎ですので、ブログや動画にて採用されても大丈夫でしたら、いつでも下記お便りフォームから投稿してくださいませ。匿名でもOKです。有り難いことに沢山の相談をいただくので回答に時間がかかる事もあります。どうかご承知おきください。
質問
いつも動画楽しみにしています。価格交渉の話をすると「値下げ交渉なんて普通やらない」「交渉する人は即ブロックしてる」などのコメントが多いですけど弱気すぎませんか?私は必ず値下げ交渉しますし、結構安く買う事ができてます。ブロックされた事なんてありません。どんどん交渉した方がいいと思っています。きゃたぬきさんはどう思いますか?
確かに同様のコメントは多い気がします。恐らくメルカリ情報の視聴者・発信者は出品者としての立場から意見する人が多いため、値下げ交渉について悲観的な意見が多くなるのでしょう。
ちなみに抜粋・要約しますが、購入専門などの値下げ交渉を頻繁に行う人の意見として
- 安くなるなら安いほうが嬉しい
- 希望額を伝えなきゃ伝わらないし、断られたら時価で判断するだけ
- どうせ安くなきゃ買わないんだから交渉した方がいい
これら反応をたまに頂きます。その度「一理あるなぁ」と出品者側からしても納得しています。
回答
結論、値引き交渉は積極的にしていいと考えています。私も機会さえあれば交渉しますし、安く買えると「メルカリやってて良かったぁ〜!」と歓喜します。ただし以下2点を押さえた前提です
- 値引きしてもらえる勝算
- 購入できなくなる覚悟
順を追って解説しましょう
「値引きしてもらえる勝算」を作ろう
値引き交渉は文字通り「交渉」ですから、互いに納得した上で成立するのが基本。つまり出品者が値引きに応じる理由が必要です。
例えば最新ゲームソフトやスマホに無茶な依頼(例:1500円でほしい)がたまに付いていますが、見ず知らずの他人に安く売る道理などありませんよね。闇雲にコメントしても時間のムダですし、後述しますがブロックされて購入自体できなくなる恐れもあります。
値引き交渉するのなら相手が承諾する理由を想定しましょう。これは自分が出品者として応じやすい状況を考えると理解がスムーズになります。自分がしたくないことを相手に期待するな、というやつです。
具体的には
- 相場帯よりも高めに出品している
- 交渉額が相場帯から外れていない(安すぎない)
- ずっと売れ残っているから好機を逃したくない
- 外箱をはずす等、送料を抑えてくれる
- 他の商品もまとめて購入してくれる
- 過去の出品でも値引きに応じている
特に交渉額を相場帯にするのは前提と言っていいでしょう。商品によっては相場が見当たらない事もありますが、そこは「自分が出品者なら納得できる金額」に少し色をつけることから始めましょう。もちろん相手の心境なんて正確にわからないため断られる事もありますが、それこそ聞いてみて初めてわかることですし、無策で挑むより成功率はグンと上がります。
価格を言わない交渉について
ちなみに値引き交渉の一つとして価格を提示しないものがあります。「値下げできる場合はいくらになりますか?」のように尋ねるのです。出品者に判断を委ねるため応じてもらいやすい方法だ、と考える人もいますが、私はお勧めしません。理由は二度手間になりやすいからです。この話は下記事を参照してください。

「購入できなくなる覚悟」を持とう
フリマアプリでブロックされると特定ユーザーからの購入・コメントが制限されます。慣れた出品者ほどブロック機能を使いこなし、トラブルを未然に防いでいますが、値引き交渉もブロックされる要因になります。
なぜ値引き交渉でブロックに繋がるのか。提示額が(相手にとって)安すぎたので無礼にみえた、言葉使いが気になる、独自ルールを大量に使っている、プロフ経由で過去取引を精査したらトラブルになりそうと判断された…等々。私はその日のコンディションによっても左右されると思っています。
フリマアプリはコメントしなければ基本的にブロックされません。することも極めて困難です。しかし交渉した時点で出品者は貴方をブロックできるようになるのです。くだらない理由でも、やつ当たりだとしても、ブロックされたら購入できなくなります。
私が実際に伺った印象的なブロック理由には
- 天気が悪くなり、洗濯した布団が濡れてしまった
- 上司に怒られてる最中に交渉された
- ユーザー名が気に食わない
- アイコンが気持ち悪い
などがあります。第三者からすると理不尽かもしれませんね。しかしどんなに酷い理由でも、出品者にブロックされる可能性を秘めている以上、価格交渉するなら買えなくなる事を考慮しておくべきなのです。レア商品なら尚更。次また出品されるか分からないなら割高でも黙って購入した方がいい…かもしれません。
プロフや説明文に「値引き交渉お断り」など書いてる人が交渉してくると即ブロックする人が一定数存在します。理由を聞いてみると、行動が一貫していない事を許せないようです。
値引きしなくても買うのか、値引きしないと買わないのか
ところで値引き交渉する人は大きく2種類に分けられます。
- 値引きしなくても買う人
- 値引きしないと買わない人
このうち「値引きしないと買わない人」はブロックリスクを考慮していません。安くならない限り購入しないからです。一方であなたが値引きしなくても買う予定なら、より慎重に行動することをお勧めします。
以上が、値引き交渉する際に私が意識しているポイントです。「価格交渉はご遠慮ください」など記載されておらず、自分なりに戦略があるのでしたら、私は大いに値引き交渉を行うべきだと思っています。
YouTubeチャンネルもあります

チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!