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こんにちは、きゃたぬきです!
この記事は、YouTubeチャンネルに届いた質問をピックアップして回答します!
- 「神経質な方は〜」って表現って何のためにあるの?
- あえてイラッとさせ、購入者を選別する意図があります。
それでは詳しく回答していきます。
解説動画
下記の動画でも解説しています
この記事の目次(クリックでジャンプ)
質問内容
以下の質問を頂きました。
『神経質な方は購入ご遠慮下さい』との記載をよく見受けますが、どうお感じでしょうか? (中略)私感としては“神経質な方”という言い方は見えない取引相手に対しての“侮蔑的表現”にも感じます。
例えば以下のように使用されます。
- 「神経質な方は、購入をご遠慮ください」
- 「神経質な方は、購入はお控えください」
文字通り解釈すれば「細かいこと気にするなら買わないでくれ」の意味であり、不愉快な印象を抱く人もいるでしょう。それではこの表現を使う目的は何でしょうか?
結論:神経質な人をイラつかせる目的
結論ですが、わざと不愉快にさせてます。神経質な人を怒らせて取引前に消えてもらう目的なのです。証拠に以下コメントをいただきました。
そういった方(神経質な人)に嫌われる文言を入れることにより、一種の予防線を張って、事前にトラブルを防いでいます。
※少し改変いたしました。
つまり悪い印象を覚えた人(=神経質なユーザー)を選別する表現、いわば【神経質フィルター】なのです。
フィルターの流れとしては以下
- 「神経質な〜」にイラっとしたユーザーを除外
- 寛容度なユーザーが残る
- トラブルが発生しない
後述しますが(注意書きの中でも)高い効果が期待できます。順を追って説明しましょう。
以下、ユーザーを絞り込む行為を「神経質フィルター」と呼びます。
意図的にイラッとさせる
まず改めて「神経質は〜」という表現の第一印象について考えましょう。
神経質な方は、購入をご遠慮ください。
質問者の感じた通り、印象は悪いと言えます。
嬉しい表現じゃないよね
しかし、そこに意図があります
神経質な人は「神経質」に引っかかる
神経質な人とは、説明文や画像の細かな点もチェックする人。当然ながら「神経質な〜」という表現にも気付きます。
神経質な人は購入するな…? 言われなくても、お前からは購入しないわ!笑
この表現を使うことで、神経質な人が(文字通り)購入しなくなるのです。
他の注意書きより優れる理由
「神経質な〜」に限らず、メルカリ内は様々な文言で溢れています。
- 購入意思のない、いいね!お断り
- 値下げ不可
- プロフ必読
ただ普通の注意書きの欠点として、文章を読まない相手に通用しません。現にAmazonや楽天で画像による注意喚起があるのも、確認される確率が高いからです。
一方「神経質な方は〜」は対象者(神経質な人)の特性に沿った注意書き。過敏な人なら読み飛ばさないため、不愉快に思い去っていきます。つまりフィルターとしての効果が高いのです。
フリマに「お店品質」を求めるな
ところで本表現が使われる背景として一部ユーザーの過剰な期待があります。日本人は諸外国に比べて「サービス期待度が高い」とよく言われていますがフリマも同様。
以下、理不尽だと思われる「残念だった評価」の一部です。
- 商品は綺麗だが、梱包が汚かった
- 取引コメントがなかった
- (傷や汚れありの商品に対して)思ったより傷が多かった
- 配達が遅れた(出品者は関係ない)
など、例を挙げればキリがありません。
取引キャンセルからの返品や、悪い評価を受けたくない。
そんな時、出品者の一部は「神経質フィルター」を使う訳です。
売れにくさより、トラブル防止
確認通り、購入者を絞り込む用途で「神経質フィルター」は使われています。しかし言い換えると購入者を減らす作業とも言えるのです。
もしかして、
売れにくくなってない?
その通り、売れにくいです
しかし出品者の優先事項は「悪い評価・トラブルを避ける」事。それに不用品は1つだけなので、残った中から一人でも買ってくれれば良いのです。そして問題がないからこそ、使われ続けるのです。
検討余地あり
主観ですが「神経質な〜」は検討余地のある表現といえます。確かに悪い印象を抱く人もいますが、一般ユーザーにとって厳しすぎる人は遭遇しない方がいいでしょう。
ほんの小さな傷で返品・返金騒動とか…フリマアプリ向いてないんじゃないの…?
とあるユーザーの声
もちろん「神経質な〜」って書いたから説明テキトーでOK!な訳ありません。要点を履き違えず使うことでトラブル回避に有効と言えるでしょう。
再三ですが、不用品一つにつき一人の購入者が現れればOKです。少し売れにくくなりますが、より快適なフリマライフを目指すために検討する価値があるでしょう。
せどらーなど物販業をする人は、使用をお勧めできません。自分から販売経路を狭める行為となり、リピーターもつきにくくなります。注意喚起は大切ですが、表現をマイルドにする事を心掛けましょう。
例:輸入品ですので、日本製品と比べ初期傷の多い場合がございます。
YouTubeでも、情報配信中!
僕のチャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
ぜひ、覗いてみてください!
以上、参考になれば幸いです!
それじゃあ、また!