〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる広告収益を得ています。
とある方からフリマアプリに関する相談・体験談のお便りを頂きました。普段は動画にて回答するのですが、試験的にブログ記事も併せて更新していきます。動画版はお待ちください。
ちなみにこのような相談・報告は大歓迎ですので、ブログや動画にて採用されても大丈夫でしたら、いつでも下記お便りフォームから投稿してくださいませ。匿名でもOKです。有り難いことに沢山の相談をいただくので回答に時間がかかる事もあります。どうかご承知おきください。
相談
こんにちは。メルカリであった「腹が立つ」というか、悶々としたことを聞いてくださいませ。
商品をいくつか出品しておりますが、「もうこれは売れそうにないな」と思ったものが5品ほどありました。見切りをつけてスッキリしたいと思い、この5品に「7月までの販売で終了とさせていただきます」と記載しました。
そして今日は最終日の7月31日です。ここで不思議なことが起こりました。商品を購入するのなら分かるのですが、なぜか「いいね」だけをつけてきた人が5人ほどいました。
最終日だから購入するのなら分かりますが、なぜ「いいね」だけをつけて去っていくのでしょうか?こういう人たちの心理が分かりません。最終日で買わないのなら「いいね」は必要ないはずです。
私なら購入しないのなら、最終日に「いいね」なんかせず素通りします。冷やかしなのかと腹が立ちました。
キャタヌキ様は、こういう人たちの心理についてどう思われますでしょうか?お聞きしたく、コメントさせていただきました。
回答
結論、期日を宣言したのにズルズル出品を続ける人が多いこと。そして出品者は焦っているので更に安くする可能性があること。以上2点が原因だと思われます。順を追って解説しましょう。
「どうせ削除しないでしょ?」
まず相談者さんに限らず【〇〇日まで値引き】【今週中に売れなかったら削除します】など、具体的な終了期日を書く人がチラホラいらっしゃいますが、私はあまり効果がないと思っています。なぜなら購入者からすると必ずその日に消える根拠が乏しいため
常に閉店セールをやってる謎の店
くらいの感覚で判断されてしまいます。もしこれが催事展なら時間・場所の制約があるので本当に終了するのだと信じられますが、素人が取引するオンライン市場ですから、嘘じゃないかと疑われるのです。
また現実として、期間限定をアピールしたのに出品をそのまま続ける人がとても多いです。私が見たごく一部ですが、以下の出品ページを見かけましたし多分これからも放置され続けるでしょう。
- 【夏休み限定価格!】と書いたまま10月を迎えた商品
- 半年以上も断捨離・引越しセールと書いてある商品
- 「8月16日まで発送できません!」と書かれたままのユーザー名
慣れた購入者にとって、売れなくて焦った出品者が試行錯誤している風景なんて日常茶飯事です。相談者さんも同様に判断されたのだと思います。
もちろん商品に興味はあるので「いいね!」するのですが、それこそ本当に消滅するとは考えていなかったり、仮に期日通りページが削除されても一向に構いません。ある意味、その程度の興味しか持ち合わせていない人が、今回は5人いたのだと考えられます。
つまり最終日にも関わらず、購入せず「いいね!」が増えたのは、どうせ最終日じゃないと判断された可能性が高いのです。
値下げ待ちのいいね!ばかり増える
加えて、いいね!した彼らは大きく値引きされるまで待機しているだけかもしれません。商品を捨てれば売上金はゼロ円ですが、格安でも売れればお金が入ってくるため、値引き(それも大幅な)が実施される確率は高いです。同様の論理から大きな価格交渉を仕掛ける人も現れるでしょう。
相談者さんは見切りをつけるために宣言しているので、本当に7月で終了したと思われます。しかし戦略的に架空の期日を設ける人が殆どでしょう。私がここで言いたいのは、期日を載せたことで購入者に足元を見られてしまう危険性です。『売ろうとするな、買わせよ』とは営業の世界でよく知られる格言でして、購入者に「欲しい!」と思わせる大切さを説いています。
真偽はともかく、出品期日を載せるのは
全然売れません!誰か買ってください!!!
と必死だと思われますし大抵必死です。そんな光景をみた購入者はさらに安くなるだろうと考え、待機したり大幅交渉をふっかけるでしょう。私も同じ立場ならそうします。今すぐ購入したいほど興味ないですからね。
一方、この状況は大きく値引きすることで簡単に売れる兆しでもあります。戦略ではなく真実として期日を設けたのであれば、それこそ捨てるよりマシですので、売上金と労力を天秤にかけて判断してみてください。
ちなみに、本当に処分を急いでる場合は最初から安い価格にするから売れ残らない、という意見を頂いた事があります。なるほど一理あるなと思いました。裏を返すと、処分期日を決めながら対して安くしないのなら売上金を最大化したいという思惑がある訳です。それを感じ取った購入者たちは平常通りの行動(いいね!)に出る…かもしれませんね。

以上、出品ページに期日を設けることについて私なりの見解を述べてきました。本当に引越し中の人、処分予定の人にとっては不可解な現象ですが、諦める”フリ”をしてる出品者が原因なのです。
YouTubeチャンネルもあります

チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!