〈景品表示法に基づく表記〉当サイトはアフィリエイトプログラムによる広告収益を得ています。
とある方からフリマアプリに関する相談・体験談のお便りを頂きました。普段は動画にて回答するのですが、ブログ記事も併せて更新していきます。動画版はお待ちください。
ちなみにこのような相談・報告は大歓迎ですので、ブログや動画にて採用されても大丈夫でしたら、いつでも下記お便りフォームから投稿してくださいませ。匿名でもOKです。有り難いことに沢山の相談をいただくので回答に時間がかかる事もあります。どうかご承知おきください。
目次
質問
きゃたぬきさんこんにちは。 いつも動画勉強になります! 先日、メルカリでCDを2枚同じ出品者から購入しました。 数日後ゆうパケットポストで同梱されて届きました。
発送前後で「同梱していいですか?」とも、「同梱しました」とも言われていないので驚きました。こちらとしては、2枚分の送料をそれぞれ払った認識でした。 また、CDはくしゃくしゃにした紙の緩衝材に包まれているのみでした。
2点のことから残念だった評価にしたのですが、このような場合、きゃたぬきさんや皆さんはどのような評価にしますか? 梱包については事前に確認していなかったこちらにも落ち度があるので、これからは梱包についての記載が無いものを買う場合は、事前に確認しようと思います。
回答
勝手に同梱されると、出品者だけ得しているようで不満ですよね。「2枚分の送料をそれぞれ払った」のは事実ですから、せめて一言頂きたいですね。
さて、あくまで私の意見ですが、私はこの件だけを理由に、即低評価にはしません。相談者さんの仰る状況(事前に確認していなかったこと)が主な理由ですね。ただし送料問題もさることながら、同梱を避けたくて購入する方も存在しますので、低評価されても仕方ないと思います。詳しくは後述しましょう。
梱包については… ケースに入った状態なら気にしません。仮にCDが剥き出しで包まれていたら嫌ですが、再生に支障がなく、傷も新しく発生していないなら評価に反映させません。ただ、こちらも低評価にする人がいるだろうなと感じます。
本記事における同梱とは「別々の商品ページを購入したら、まとめて梱包・発送されたこと」を指します。公式機能『まとめ買い依頼』のように既にまとめられた商品ページを購入する行為は該当しません。ご承知おきください。
そもそも同梱してもいいの?
話をする上で、そもそも同梱が認められているかを整理します。結論、メルカリ便は禁止されているが、それ以外の発送方法はグレーゾーンになります。
まずメルカリ便について、こちらはガイドライン上で明確に禁止されています。
Q:他の取引の商品と同梱して発送できますか?
A:メルカリ便をご利用の場合は、他の取引の商品を同梱して発送することはご遠慮ください。発送は取引ごとに行っていただくようお願いいたします。
その他の質問(メルカリ便)
この表現を「お願いしてるだけ」と捉える方がいるかもしれませんが、ガイドラインは文章よりも運営裁量が重視されるため、トラブル発生時に「違反行為である」と判断されれば違反になります。まぁ結果的に問題なければスルーされるのが実情でしょうけど、素直に禁止されていると考えてください。
一方、メルカリ便以外の発送手段では同梱を明確に禁止していません。強いて言えば「メルカリが用意した取引の流れに沿わない行為」に該当するかもですが…逆説的に考えると、メルカリ便にだけ記載があるって事は、それ以外について意図的に禁止していないと考えられます。
なぜメルカリ便以外は同梱を禁止していないのか?
あくまで持論ですが、メルカリ便以外で明確に禁止していない理由は、そもそも補償サポートがないからでしょう。メルカリ便以外の発送について、メルカリが責任を持つ必要はありません。よって同梱による紛失・破損があったとしても「当事者間で解決してください」と伝えて終わりです。
また現実的な話をすると、当事者同士が納得した上で同梱するケースも少なくありません。昨今のSDGs的な観点からは、むしろ同梱した方が望ましいでしょう。にもかかわらず「同梱禁止」と明記してしまうと、善意的な取引まで違反扱いになり、メルカリユーザーの利便性を削ぐことにつながります。
メルカリは「トラブルが起きやすい行為」を禁止するのであって、「合理的だが管理できない行為」まで禁止していない
出品者が同梱したい理由・したくない理由
続いて、同梱したい・したくない理由を厳選して紹介します。まずは出品者視点から。
メリット
- 送料・コストを下げたい
- まとめて届くので購入者も楽
- 配送業者・環境に良い
デメリット
- ガイドライン違反・補償対象外になるリスク
- 破損・紛失時のダメージが大きい
- 低評価・クレームに直結する可能性
最もシンプルで現実的な理由は「送料・コストを下げたい」ですね。最低でも1回分以上の送料・梱包資材を節約できます。また購入者もまとめて届いた方が楽だ、と考える人もいます。
一方、同梱できるけど意識的に避けたい人もいます。メルカリ便ならガイドライン違反となりますし、紛失・破損時には全ての商品に影響が及びます。また(今回の相談のように)低評価の原因につながる恐れがあります。
購入者が同梱したい理由・したくない理由
次に購入者の視点で考えてみましょう。
メリット
- 一度に受け取れて楽
- 送料節約により、値下げ交渉の材料になる
- 配送業者・環境に良い
デメリット
- ガイドライン違反・補償対象外のリスク
- 破損・紛失時のダメージが大きい
出品者側の話にも出ましたが、同梱した方がすべての商品が一度に届くため簡単です。また送料が浮くことから、購入前であれば値下げ交渉の材料として使えます。一方、まとめたことにより1度にすべての商品が紛失するリスクが発生します。その点を嫌う方なら個別発送が望ましいでしょう。
ここまでの内容をもとに、相談に回答していきたいと思います。
なぜ購入者がモヤモヤするのか?
本件で購入者が違和感・不満を感じる理由は、大きく分けて2点あります。
① 送料を「余分に支払った」という感覚
購入者はCD2枚を
- それぞれ別商品として
- それぞれ送料込み価格で購入
しています。にもかかわらず、実際にはゆうパケットポスト1通で同梱発送されました。
これは、ゆうパケットポスト1回分(約215円)の送料を出品者だけが得している構図になります。金額の大小ではなく「自分が払った送料は何だったのか?」という心理的な引っかかりが生まれます。
② 購入者の同意なく、勝手に同梱されたこと
もう一つの大きな要因が、
- 発送前の「同梱していいですか?」がない
- 発送後の「同梱しました」という説明もない
という点です。同梱そのものよりも、説明も相談もなく勝手に決められたという点が、購入者の不信感につながっています。
なぜ出品者は相談せず同梱するのか?
私の偏見ですが、いくつかの出品者的思考があると考えています。
「結果は変わらない」論
最初の金額に納得して買っているのだから、同梱しても商品は届くし文句ないはず
という考え方があります。仮に送料込み500円を2枚購入したのであれば、どのように配送されようとも結果(CDが2枚届く)は変わらない。だから同梱するのです。
しかしこれは金額面だけで取引を捉えている視点であり、先述したような選択理由や購入者の感情が抜け落ちています。
送料が浮くことによる再交渉が面倒
同梱の話題を出すことで
送料が浮いたなら値引きしてほしいと言われるかも。説明するとやり取りが増えるから面倒だ
その結果、黙って同梱してしまう、という判断に傾くのだと思われます。それこそ「結果は変わらない」と言い聞かせながら…でしょうか。
出品者側に配慮が足りていない点
しかし今回のケースでは、出品者側に以下の配慮不足が見られます。
① 「同梱を避けたい購入者」を想定していない
「結果は変わらない」論には過程部分への配慮が抜けています。
- リスクを分散したい人
- 値下げ交渉のチャンスを手放し、評価数を増やしたかった人
など、同梱を提案しなかった理由があるかもしれない、という視点が欠けています。メルカリ便以外の同梱がグレーゾーンだとしても、あえて別々に購入した人からすると「迷惑行為である」と判断されます。
② 面倒な相談を省くことで面倒につながる
やり取りを省くために説明を省略した結果、購入者の気分を害してしまい「残念だった」評価につながる、という本末転倒な結果になりかねません。
先に述べた「結果は変わらない」論についても、購入時は知らなかったものの勝手に同梱されて状況を把握し、そこでイラッとくる事は誰しも起こりえます。相談者さんは踏みとどまりましたが、低評価をつけられても仕方ないと思います。
購入者側としても意識しておきたい点
一方で、購入者側としては今後の自衛策を覚えておきましょう。
① あえて別々に購入した意図を伝える
- 「別々に発送してほしい」
- 「同梱は避けたい」
と事前に伝えておけば、多くの出品者は素直に対応してくれる可能性が高いです。…というか、送料を含めた代金を払っているのですから、従ってもらわなければなりません。
② 後から同一出品者と分かった場合の心構え
購入時点では気づかなかったとしても、
- 同じ出品者だった
- 同梱される可能性がある
という点については、起こり得ることとして受け入れる姿勢も必要です。もちろん勝手に同梱していい理由にはなりませんが、必要であれば発送前にメッセージで伝えるようにしましょう。
記事のまとめ

メルカリにおける同梱発送は、発送方法やタイミングによって扱いが大きく異なります。特にメルカリ便では、ガイドライン上「同梱はご遠慮ください」と明記されており、購入者・出品者双方の合意がない同梱は、トラブルや不信感につながりやすい行為です。
出品者側は「結果が変わらない」と考えがちですが、送料を含めた条件に納得して購入している以上、事前説明や確認は最低限の配慮と言えます。一方で購入者側も、同梱による値引き交渉をしたい場合や、あえて別々に購入する意図があるときは、購入前に確認すると良いでしょう。
同梱の件に限らず、相手の立場を想像し、事前に一言やり取りをすることが、メルカリの評価トラブルを防ぐ最も現実的な対策だと言えるでしょう。

今回の記事が、フリマアプリ生活の参考になれば幸いです
YouTubeチャンネルもあります

チャンネルでは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、今回のように皆さんの素朴な疑問に、できるだけ回答する企画もあります。
以上、参考になれば幸いです。
それじゃあ、また!
参考文献
禁止されている行為 – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/258/
その他の質問(メルカリ便) – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
https://help.jp.mercari.com/guide/articles/326/#2
