こんにちは、きゃたぬきです!
今回は、大掃除するなら「メルカリで売らないもの」を決めましょう!というテーマです。

ぜひ大掃除の時期に、
知ってもらいたい内容です!
- 大掃除しながらメルカリに出品する人
- 満足度の高い大掃除方法を知りたい人
- ある程度、高く売れればOKな人
目次
解説動画:【片付かない】メルカリで大掃除は「売らないもの」を決めましょう
記事の要約
この記事をまとめた内容です。
- 大掃除では、一人当たり4万円の不用品が処分されるので、メルカリを活用すべき。
- しかし、出品している間は処分できず、掃除できていない状態と変わりありません。また、売れても少額にしかならない商品も多いです。
- 大掃除の際は、売らない基準を定めましょう。オススメは「出品して1週間」を目安に考えます。
- 処分するものは、ブックオフ等の宅配買取で売りましょう。二束三文とはいえ、時間拘束もなくて無駄がありません。
それでは、順番に解説していきます。
今回の記事は、家の狭い私の主観が盛り込まれています。「不用品を保管する倉庫くらいあるでしょ?」と言うブルジョアな方は、本記事の限りではありません。
結論:売れるまで、部屋が片付かない

結論ですが、売れるまで部屋が片付かないので、メルカリで全ての不用品を売るのはオススメできません。

え〜っ!?
売れるまで放置で良くない?

そこが問題点。
部屋を掃除したいんでしょ?
大掃除の目的は「不用品を処分して、スッキリした空間で新年を迎える」ですよね?
売れるまで保管が必須なメルカリでは、処分スピードが遅くなってしまうのです。
そのため、出品して数日経過しても売れないなら処分する、といった基準を作りましょう。
大掃除とフリマは、最高の相性
誤解されないように強調しますが、大掃除とフリマの相性は最高です。
大掃除で捨てられるものをメルカリで売却した場合、一人当たり約4.6万円相当の売上金が発生すると言われています。

現在家庭に眠っている不要品のうち、今年の大掃除で捨てる予定の不要品の数量を調査しました。(中略)日本の人口で割り戻すと、国民一人あたり平均4万5,896円となります。
フリマアプリを使わなければ4万円失うと考えると、大きな問題ですよね。

それなら早速、
出品しないとね!
しかし、大掃除前にこそ「フリマで売らないもの」を決めてほしいのです。
理由1:売れるタイミングが読めない

フリマアプリを使う最大の欠点は、売れるタイミングが読めないことです。
もちろん、出品した瞬間に売れる人気商品もありますが、大抵は時間がかかります。
部屋を片付けたいのに、売れるまで保管する状況は本末転倒です。この時間差が、大掃除イベントでは致命的な欠点になります。
「売れるまで放置」の罠
「メルカリは、売れるまで放置でいい」
これは正しい考え方でしょう。出品さえすれば、いつか買ってもらえるかもしれません。
…しかし、それが問題です。いつか売れると言いますが、いつ売れるのでしょうか?
半年後かもしれないし、2年後かもしれない。
売れるまで放置は「不用品を家で保管し続ける」のと同じです。
何より出品してる間は、商品の状態維持に気を使います。雑に扱ってはいけないので、保存専用スペースを作ってる人も多いでしょう。

確かに、玄関のクローゼット
保管ゾーンになってる…笑

結局、家の中に
不用品が残ったままです
売れるまでは「不用品の位置を変えただけ」と同じ状態です。どこかで見切りをつけ、掃除目標を達成しましょう。
フリマ出品に欠かせない梱包資材ですが、その保管場所に困る人は多いです。
「不用品を全て出品。そのための梱包資材を大量に用意」
これでは、一向に部屋が片付きません。
売るものを減らすことで、必要になる梱包資材も減らす。これが大掃除に望ましい展開だと言えます。

理由2:(一部は)売れても大した金額にならない

2つ目の理由としては、一部の売上金が少ないことにあります。売れるまで邪魔なのに、仮に売れても少額しか戻ってこない訳です。
極端な話、売上金が1円しか手に入らない場合、出品したくないですよね。
以下の商品は、売上金が少ない代表例です。
- 食器類(送料が高い為)
- 定価が安い家電(アイリスの扇風機など)
- 人気がない本(300円でも売れない)
基本的に「大きくて安いもの」は送料が高いため、売上金が小さくなる傾向にあります。
年末までに部屋を片付けたいのなら、売上金の小さなものを除外する決断をしましょう。
なお後述しますが「フリマで売上金が少ない」不用品なら、ブックオフの宅配買取を利用するのがオススメです。

捨てるくらいなら、
二束三文でも買い取りが吉
高く売れるものは、当然メルカリ
当然ですが、高額で売れるなら絶対にメルカリで売りましょう。
- ブランド系(グッチ・Supreme等)
- 人気製品(Switch・トレカ等)
- その他、商品価格の高いもの(PC等)
メルカリで商品名を検索し、販売実績があるものは積極的に出品しましょう。
(この時、前述した「売上金の少ない商品」は除外する)
参考までに、 家庭に眠っている不用品で、割合の高いものは以下の通り。

近年は新型コロナの影響で、在宅時間を豊かにする「ゲーム類」が多く保管されています。
これらは「バーコード出品」が可能な商品も多いため、手軽かつ多くの売上金が期待できます。必ずチェックしましょう!
売らない基準を作ろう

大掃除にメルカリを使う際、私がオススメしたいのは「売らない基準をつくる」事です。
不用品が30個あるとして、全てを出品する必要はないでしょう。(と言うより、全て売れる事は稀です)
売れるまで保管し続けるのは、物の位置を変えただけの「なんちゃって大掃除」です。
売れるものは売り、売れないものは処分するなど、メリハリを設けましょう。

とりあえず出品してみて
後で判断でもいい?

勿論です。
明らかに売れない商品を排除しつつ、「出品してから考える」姿勢が望ましいです。
いいね!や閲覧状況を確認し、人気が少なければ出品を取り下げていきましょう。
出品して1週間が大事
参考までに、私の判断基準は以下の通りです。
- 出品1週間以内にいいね!がなければ、大幅値下げ(または処分)
- その後、1週間で売れなければ処分
この考え方は【ラクマ公式】の内容を参考にした方法です。

ラクマでは多くの商品が出品してから1週間以内に売れています。
売れる商品は【1週間以内】に売れるのです。
もし仮に、いいね!すら付かないなら「高すぎるか、需要がないか」の2択なので、大幅に値下げを行います(売上金より、処分優先)
それでも売れなければ、処分対象になる訳です。

メルカリの場合だと、
数字が違ってこない?

多分そうですが、
遅くなることはない。
メルカリは、ラクマの2倍近いユーザーが利用しています。少なくとも、ラクマより早く(1週間以内に)売れる商品が多いでしょう。
公式データは発表されていませんが、十分参考にできます。
もちろん、これは主観です。皆さんの自由にアレンジして、考えてみて下さい。
売れない商品は、宅配買取
売らない不用品の処分ですが、捨てるのに抵抗がある人もいるでしょう。
そんな場合は、リサイクルショップへの売却がオススメです。
私がよく使う買取サービスは、以下の2つ
複数のサービスを使うのがややこしい…!と思うのなら、ブックオフを選んでおけば間違いありません。
そして、この2つに共通する大切なポイントが、宅配買取できる点です。

車で行くのも面倒だし、
買取待ちの時間が嫌…
大掃除は12月に行う人が多く、寒いのに不用品を抱えて店舗へ向かうのは辛いですよね?
そこで、不用品を段ボールに入れるだけの【宅配買取】を利用しましょう。
誤解されやすいのですが、宅配買取と出張買取は違うサービスです。
- 宅配買取…不用品を送り、査定する
- 出張買取…店員が家に訪問し、査定する
ブックオフの場合


ざっくりとした手順ですが、「ブックオフ宅配買取」の流れを紹介します。
たったの3ステップなので、非常に簡単です。

不用品をまとめておく段ボールを用意しましょう。Amazonの使い回しでも構いません。
段ボールがなければ、紙袋でも大丈夫です。
ちなみに、一度の集荷で19個まで回収できます。

公式サイトから、買取を申込みましょう。
情報入力する際【発送する荷物数】と【集荷日時】を指定する必要があります。
事前に荷造りを行っておきましょう。

宅配業者が回収に来ますので、荷物を渡しましょう(無料)
発送してから2週間程度で、指定した銀行口座へ振り込まれます。
(振込手数料も無料。素晴らしい!)
年末に不用品をまとめておいて、正月明けに集荷に来てもらうのがオススメ。

急ぎの様じゃないからね!
大晦日に来てもらうのも悪いし、集荷を早めたところで査定に時間かかります(大晦日は通年3週間程度かかる)
大掃除の間に、荷造りだけしておきましょう。
フリマを使い慣れてる人なら「あとよろメルカリ便で良いのでは?」と疑問を抱くでしょう。個人的な意見ですが、オススメできない理由があります。
- 2ヶ月以上は保管できない
- 売れ残ると、返送料1,000円弱かかる
- 「売れない商品」との相性が悪い
「今すぐ家から無くしたい」と考える人向けのサービスであって、売れるまで放置する用途には向いていません。
ちなみに「あとよろメルカリ便」のレビュー動画もあるので、興味がある人はチェックしてみて下さい。
記事のまとめ
もう一度、記事のまとめです。
- 大掃除では、一人当たり4万円の不用品が処分されるので、メルカリを活用しましょう。
- しかし、出品している間は処分できず、掃除できていない状態と変わりありません。また、売れても少額にしかならない商品も多いです。
- 大掃除を始めるにあたって、売らない基準を定めましょう。オススメは「出品して1週間」を目安に考えます。
- 処分するものは、ブックオフ等の買取サービスで売りましょう。二束三文とはいえ、時間拘束もなくて無駄がありません。
いいとこ取りで、効率UP
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回、私が強調したかったのは「フリマ&リサイクルショップ」の組み合わせです。
メルカリが日常化して、リサイクルショップを選択肢から外してる人も多いと思います。なるべく高い金額で売りたいのなら、当然の話でしょう。
しかし、段ボールを送っただけで売上金が入ってくる買取サービスは、フリマよりも手軽ですし、経済的です。
「絶対に使わない」「メルカリだけ使う」
といったゼロイチ思考ではなく、双方のいい部分を活用していきましょう。
フリマを愛し、情報発信する私ですが、リサイクルショップならではの良さも強調したかったのです…笑
YouTubeでも、情報配信中!

僕のチャンネルは、一般フリマユーザー向けに
- イライラしない考え方
- ちょっと売れやすくなるコツ
- 知っておくと便利な情報
などを定期的に発信しています!
また、皆さんの素朴な疑問に回答する企画もあります。ぜひ、覗いてみてください!
以上、参考になれば幸いです!
それじゃあ、また!
参考文献
「2021年版 日本の家庭に眠る“かくれ資産”調査」 国民一人あたり“かくれ資産”は平均約34.5万円 | 株式会社メルカリ https://about.mercari.com/press/news/articles/20211214_kakureshisan/
出品商品が売れやすくなるコツをご紹介♪ – ラクマお知らせブログ https://news.fril.jp/entry/rakumatrend/20190401